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カテゴリー: 超私的な考察

2020年02月07日超私的な考察 ショートアイアンが難しい本当の理由とは!?

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今週に入ってようやく寒い冬がやってきました。一昨日あたりから神田エリアは
冷え込みが続いてますし、スキー、スノボでお世話になっているガーラ湯沢はこの数日で積雪量が2倍になっています。今までが暖かかったので一段と寒さを感じてますが、この寒さでようやく例年通りの感じになっているのだと思います。

 

ここまで寒くなるとゴルフよりもスキーやスノボに行きたくなりますが、ゴルフの練習は欠かしてません。神田の地下スタジオは寒さ知らずの場所なので、冬場でもエアコンレスでボールが打てるからです。ゴルフの練習は週に3~4回ぐらいのペースで、フレループの素振りを約10分、ボールを打つのが約20分、そしてパターマットを使ってのパット練習を約15分ほどこなしています。

 

フレループの素振りで意識していることは、、

 

・フォローまでグリップが先行して動き続ける
・フォローまで右手は左手の下を意識する
・リリースを可能な限り我慢する
・可能な限りシャットフェースを作る
・インパクトでは可能な限り骨盤を開き、それにともない胸も開く

 

 

同じフレループの素振りでも1年前と比べると、やっていることはほぼ正反対です。
もちろん正反対になったのには理由があり、振り方を根本的に変えているからです。1年ぐらい前まではインパクトゾーンでグリップを意図的に減速することでヘッドを走らせていましたが、現在はグリップの動きをできるだけ止めないようにしてクラブを動かすようにしているからです。

 

 

グリップの動きを止めないようにした方が、クラブの軌道が安定し、かつ軌道に対してのフェース向き(フェースtoパス)が安定します。加えて、骨盤を開いてハンドファーストの状態で球を捕らえやすくなります。これらの動きをするには、フェースをシャットに使えていることが必要条件ですが、元々がフェースをシャットに使っていたので
スイングのOSをガラッと入れ替えることに対して違和感なく取り組めています。

 

ボールを打つ時もフレループと同じ動きを意識してます

 

 

ゴルフスイング物理学の小澤さんから教わった、「インパクトゾーンでグリップの動きを止めないスイング」「グリップエンドを止めてヘッドを振らない」を心がけていますが、実際にやるのは簡単ではありません。ボールがあると、どうしてもボールに対してヘッドを振り出してしまいたくなりますし、ショートアイアンだとどうしてもヘッドを上から入れたくなるのです。

 

 

加えて、ショートアイアンはクラブが短い。クラブが短いほど手先で操作しやすくなるのでダウンスイングで右腕が回内動作(時計回りにねじれる動作)が入り、ヘッドが外から入ってきてしまいます。

 

 

そしてそして、困ったことに自分ではやりたくない動きをしてもショートアイアンはクラブが短いのでなんとかつじつまが合って、好ましくない動きでもナイスショットが出てしまうのです。

 

 

 動きとしては不満足でもナイスショットが打ててしまうのがショートアイアン。ショートアイアンは結果で自分のスイングをフィードバックしづらいクラブだと超私的に思ってますし、ナイスショットが打ててしまうと「いい動きになった」と勘違いしやすいクラブなんです。

 

 

ゴルフの怖いところは、一球でもナイスショットが打ててしまうと気分が良くなるだけでなく、自分がイメージしている正しい動きをしていると勘違いしやすいのです。実は、このナイスショットが打ててしまうことが、ゴルフ上達を阻む最大要因になっているのです。

 

 

ショートアイアンはドライバーよりもクラブが短いですし、飛ばさなくていいクラブです。だからでしょう。アマチュアの多くは、ショートアイアンはやさしいクラブと位置づけがちです。しかしながら、スイング作り(スイング矯正)という観点から見れば、手先で余計なことをしでかしやすいクラブであり、好ましくない動きでもナイスショットが出てしまう厄介なクラブ。厄介なクラブだからこそ、ボールを打つ練習の時はショートアイアンを徹底的に使っています。

 

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2020年02月03日超私的な考察 ゴルフがすぐに上手くならない本当の理由~序章

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不覚にも金曜日から体調を崩していまい、この週末はどこにも出かけずに仕事部屋に籠もってました。幸いにも薬が効いたので熱はすぐに下がってくれたので、パソコンのOS、Windowsを更新。数年前に購入した手持ちのThinkPadはダウングレードしてWindows7だったので、元々インストールされていた8.1にしたのです。

 

 

購入したThinkPadにはリカバリーメディアが付属してません。まずはWindows8.1のリカバリーディスクを作るための作業。リカバリーディスクのデータをUSBメモリにダウンロードし、それからWindowsの更新作業。新しいOSが立ち上がったら、原稿を書くのに使うテキストエディタ「WZエディタ」と日本語入力システムATOKをインストール。
ブラウザを立ち上げて、グーグルクロームをインストールし、グーグルにログインからのブックマークを引き継ぎ、、、、ようやく元の状態に戻りました。

 

OSバージョンアップに費やした時間は約5時間です!!!!!

 

スマホのアプリのバージョンアップは数分ですが、パソコンのOSバージョンアップは5時間。OSのバージョンアップというのはシステムを入れ替えるのに近いのではないかと超私的に思っていますが、実は、ゴルフスイングを変えることはOSのバージョンアップと同じぐらいか、それ以上時間がかかると思います。

 

 

自分のスイングにどんなに不満を持っていても、アマチュアのゴルファーの多くはすでに自分なりのOS(スイング)をもっているからです。そして、この自分なりのスイングというのが非常に頑固なんです。

 

 

たとえば、無意識の内に目標よりも右を向いている人がいるとしましょう。こういう人が目標に対してまっすぐ向くことをやってもらうと、「目標よりも左を向いている」という感覚になるのです。そして困ったことに、目標よりも右を向いて目標にボールを飛ばせているので、目標に対してまっすぐ向いて構えて打つと、目標よりもボールが左に飛ぶのです。右を向いて左に引っ張るスイングをしているわけですから、、、、

 

 

 まっすぐ構えることを指示されて打って左に飛んでしまうと、多くのゴルファーは「左を向いたから左に飛んでしまった」という風に誤認識してしまうのです。

 

こうなると目標に対してまっすぐ向くことに違和感が強くなり、知らず知らずの内に、自分の居心地がよい右向きアドレスに戻るのです。たかが、体の向きと思うかもしれませんが、実は、アドレス時の体の向きというのは非常に修正(矯正)しづらいのです。

 

 

体の向きだけではありません。テークバックの方向、トップの位置、手首の角度、体重配分、、、、、すべての要素でゴルファーには自分なりのOS(スタンダード)があり、それから外れたことをやろうとすると強い違和感を覚えます。そして、普段やらないことをやって上手くいかないと、すぐに元のOSに戻りたくなる習性も持ち合わせています。

 

 

ゴルフはすぐに上手くならない理由はいくつもありますが、ゴルフ歴が長い人ほど自分のスイング(OS)が強固でゆるぎないです。その一方で今のままでは上手くなれないのもわかっているので、スイングを変えたい(矯正)したい欲もあります。上達したい気持ちがあるからゴルフ雑誌やレッスン書を買ったり、YouTubeを見たりしています。しかしながら、ノウハウをインプットするだけでは、自分のスイング(OS)を変えることは困難を極めます。なぜなら、自分のスイング(OS)にどんなバグがあるのかを知ることが難しいし、自分のゆるぎない感覚を変える方法までは教えてくれないからです。

 

 

ゴルフは物理です。

 

 

自分のスイング(OS)をバージョンアップするには、まずは自分のスイングを客観視することが必要不可欠です。そして、これまでの自分の感覚にとらわれないで新しい感覚をインストールする勇気が必要不可欠なんですが、この勇気は並大抵では持てません。並大抵ではないから、100の壁や90の壁、シングルの壁というのが大きく立ちはだかるのだと思います。

 

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2020年01月31日超私的な考察 PRGR銀座でゴルフスイングをモーションキャプチャーすることのメリットとは!?

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昨日はあまりにもポカポカ陽気だったので、急遽スケジュールを変更して赤羽ゴルフ倶楽部で薄暮プレーをしてきました。午後1時過ぎからPRGR銀座EXでのミーティングを2時前に終えるや、有楽町駅ナカのC&Cカレーをサクッといただいて京浜東北線に乗り込み、午後3時ちょうどにクラブハウスに到着。

 

 

ロッカーで着替えを済ませ、3時15分にインコースをティオフ。次の予定があったので16番でプレー終了。7ホールを55分ほどでプレーして、再び埼京線と京浜東北線を乗り継いで5時30分に神田に戻りました。

 

 

赤羽GCは電車で行けるのが何よりもの魅力です。

 

 

昨日のラウンドは完全なる練習のためのラウンドで、スタジオで出来ていることが、どれだけでコースに出た時に出来ているのか(出来ていないのか)のチェックです。コースに出たら同じ場所から何発も打てませんし、なによりも景色が目に入ります。OBもあれば池ポチャもあれば、赤羽においてはワンペナが必ずあります。ミスが許されない場面で、自分がどんなスイングをしているのかを知るには、コースでの練習が必要不可欠なのです。

 

昨日のラウンドでの練習テーマは、、、、

 

 

インパクトゾーンでの胸(肩)の開き!!!!

 

PRGR銀座EXのモーションキャプチャーで半年前よりもダウンスイング以降、骨盤を開けるようになっています。ただし、自分がイメージするよりは開けてません。骨盤が開けない要因はどこにあるのかを探ったところ、インパクトで胸(肩)が開けていないため、骨盤が開きにブレーキが掛かっていたのが分かりました。実際、モーションキャプチャーしていただいた翌日の練習で胸を開くことを意識したら、いつもよりさらに骨盤の開きが大きくなり、それに伴ってクラブが抜ける方向がそれまでよりもインサイドに抜け、かつ右サイドの屈曲の度合いも良くなったのです。

 

 

昨日の赤羽のラウンドでは、とにかくボールがどこに飛んでもいいからインパクトゾーンで胸を開くことだけ意識して打ったところ、、、、、

 

 

左に引っかかりそうなのに左から左に曲がるミスは皆無。胸を開くタイミングが早くてヘッドが上から入った時はやや強めのフェードになりましたが、タイミング良く胸を開けるとイメージ通りの軽いフェード弾道です。インパクトで骨盤と胸を開くと、左に飛び出しそうな感じがするのですが、実際は、ヘッドがインサイド・インに抜けてくれるので、ボールには強いフック回転がかかることは一度もなかったのです。

 

 

そして、インパクトで胸を開くことを意識すると振り遅れた感じになってボールがスッポ抜けそうな感じになるのですが、右にスッポ抜けるミスも出ませんでした。実は、これには理由があり、マーク金井の場合、元々がフェースをシャットに使うスイング。PRGRのモーションキャプチャーでも、インパクト時のシャットフェースの度合いが大きいことが数値で示されてました。それも半年前よりも、一昨日の時の方がさらにシャットフェース(左手首の掌屈)が度合いが増しているのです。

 

 

モーションキャプチャーでは、これでもかってぐらい個々の部位の数値が出ますが、それぞれの数値というのは他の数値の動きと連動しています。例えば、今はインパクトゾーンで骨盤を大きく開くスイングをするツアープロが活躍していますが、彼らに共通しているのはフェースをシャットに使う度合いも非常に大きいのです。ダスティン・ジョンソンしかり、ブルック・ケプカしかり、渋野日向子選手しかり。

 

 

PRGR銀座EXではモーションキャプチャーした時、まずチェックしているのが捕まり指数で、この指数は手首のコック(縦方向)、手首のヒンジ(横方向)、そして腕のローテーションの3つの数値を元に算出されています。

 

 

宮川プロによると、アマチュアの多くはこの捕まり指数がマイナスになっていることが多く、この指数がマイナスだと、手打ちになるのを避けられないし、ボールを上手く捕まえることが非常に難しくなるそうです。加えて、つかまり指数がマイナスだと骨盤を開いたインパクトをすると、ますますボールが捕まりづらくなるそうです。

 

 

PRGR銀座EXのモーションキャプチャーでは体の各部の動きを計測してくれるだけでなく、この「つかまり指数」を算出してくれます。ゴルフスイングを構築する上での優先順位を考えると、この「つかまり指数」がどうなっているのかを知ることが欠かせないような気がしています。スイングは十人十色と言われてますが、プロを含めてスイングがしっかりしている人ほどこのつかまり指数が大きく、目安としては26以上です。反対に、ボールを上手く捕まえられない人、手打ちになる人、ミスショットが減らない人ほど、この捕まり指数はマイナスになっているそうです。

 

 

ゴルフは物理です。

 

 

どんなに性能がすぐれたクラブでも、スイングが不安定なままではその性能を引き出すことはできません。本気でゴルフが上手くなりたい、本気で飛距離アップを目指すのであれば、まずは自分のスイングの「つかまり指数」を知ることではないかと超私的に思っています~。

 

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2020年01月29日超私的な考察 ゴルフスイングをモーションキャプチャーすることの功罪とは!?

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月曜日の夜から雪予報が出ていた関東エリア。アナライズが位置する神田では雪ではなく冷たい雨が降り、その雨は火曜日の日中も降り続いてました。

そんな雨の最中、マーク金井は午前中は神田のスタジオでピンの新製品、G710アイアンの試打&撮影。お昼にとんかつ定食をいただいた後、午後からはPRGR銀座EXにて、モーションキャプチャーを用いてスイング診断をじっくりとしてもらってきました。担当は、いつもお世話になっている宮川まもるプロ。ここでのモーションキャプチャーは今回で3回目ですが、計測器、データ分析は順次アップデートされており、今回も最新のテクノロジー、最新のティーチングについて話をじっくりと聞いてきました。

 

モーションキャプチャーとは、体のいろんな部分にセンサーを取り付け。センサーを取り付けた状態でスイング。スイング中、センサーがどのように動いたのか(移動量)を3次元でキャプチャーし、それをもとにスイングを数値化します。キャプチャーと動画分析の決定的な違いは、キャプチャーの方が体の各部の動き、位置、角度を具体的な数値として知ることができます。

 

さて、このモーションキャプチャー

 

例えば、骨盤の回旋については、アドレス、ハーフバック、トップ、ダウンスイング前半、ハーフダウン、インパクトと6つの位置での角度を知ることができます。この半年、マーク金井は骨盤の回旋を大きくすることに取り組んできてましたが、昨日まで一度もモーションキャプチャーをしてません。あくまで、自分の感覚と自撮りでチェックしてたのですが、、、、数値もほぼ予想通りでした。

 

 

 2019年6月の骨盤の角度
トップ44度 ダウン前半24度 ハーフダウン22度オープン インパクト31度オープン

 2020年1月の骨盤の角度
トップ25度 ダウン前半18度 ハーフダウン26度オープン インパクト38度オープン

 

この半年間、ダウンスイングで骨盤を早く開くこと、インパクトではおへそを飛球線に向けるくらい開くことを意識したおかげで、ハーフダウンでは以前よりも4度オープン、インパクトでは7度もオープンの度合いが強くなっています。自分の中ではインパクトでは45度ぐらいオープンにしているつもりですが、、、実際は38度オープン。まだ最終目標には達してませんが、以前よりも明らかに骨盤が開く度合いが大きくなっています。

 

 

そして、それに伴って数値が劇的に変わったのがインパクト時の手のポジション。本人はまったく意識していないにも関わらず、インパクトで手の位置がかなり低くなりました。骨盤を開くことが手の位置に影響しているのは知ってましたが、数値にそれが表れたので、「自分がやっていることが的外れではない」ということが確認できました。

 

 

そして、そして、もうひとつ大事なことがつかまり指数が劇的に良くなったこと。このつかまり指数というのはPRGRならではのパラメーターですが、この数値が

 

26

 

つかまり指数は数字が大きいほどつかまりが良くなり、目安としてはプラスになっていること。プロレベルになるとこの数字が26以上になっているそうです。ちなみに、アマチュアの多くは、このつかまり指数がプラスではなくマイナスになっているそうです。

 

今回プロギアの宮川プロからアドバイスを受けたのですが、このモーションキャプチャーはスイングを丸裸にしてくれる反面、使い方を間違えると、スイングがあらぬ方向にいってしまうリスクもあります。例えば、ある体の部位の数値が悪いことが分った時、その数値を改善しようとすることは、、、、、かなり危険なのです。悪い数値を良い数値に変えると言うと「ロジカル」な感じがしますが、実際は「ロジカル」ではありません。数値はあくまで数値で、部分的な数値を整えた所で、スイングの本質が変わるとは限らないからです。数値合わせをしたレッスンというのでは、スイングは良くなるどころか悪くなる可能性が高くなるのです。

 

今回、マーク金井が骨盤を開けるようになった理由、、、、

 

 

 それはつかまり指数が良くなったからです。

 

 

ボールを捕まえられる状態、いわゆるフェースをシャットにしている度合いが大きくなったことで、その結果として骨盤を以前よりも開けるようになっていると宮川プロは分析して下さいました。ちなみに、シャットの度合いを強めるようになったのは、昨年から何度かコラボさせてもらっているゴルフスイング物理学の小澤康祐さんのアドバイスのおかげです。

 

ゴルフは物理です。

 

 

物理ですが、モーションキャプチャーしてスイングを数値化すれば物理的に理に叶ったスイングができるわけではありません。どんなに精巧で精密な計測機器であっても数値だけに囚われてしまうと、数値ありきでスイングづくりをすることになり、本当にやらなくてはならないスイングからかけ離れてしまう可能性が高くなるのです、、、、。

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2020年01月27日超私的な似て異なるモノ クラシックカーとクラシッククラブの決定的な違いとは!?

マーク金井チャンネル生配信 マーク金井ここだけの話 1月2回めは

本日(1月27日)21時から配信

お見逃し無く


先週金曜日は長野県白馬、エイブル白馬五竜IIMORIにてスキーの初滑り。昨年同様、今回もスキー界のレジェンド、渡辺一樹さんに教わりながらノンストップで2時間ちょっと滑ってきました。渡辺さんのレッスンのおかげで、初滑りにも関わらず転倒することは一度もありませんでしたし、何よりも、リフトの2本目からはスイスイ気持ち良く滑ることができました。

 

今回スキーで教わったことは、、、

 

 スキーは逃げ腰がGOOD!!

 

逃げ腰とはブーツの位置よりもお尻(腰)を少し後ろに位置させることです。これにより、正しい前傾姿勢が取れ、かつ足の操作(スキー操作)がしやすくなるとのこと。逃げ腰状態というのは空気椅子状態なので、決して楽な姿勢ではありません。しかしながら、この姿勢にすると不思議なくらいスキー操作が上手くいき、かつ安定した姿勢で滑ることができます。自分では「これって後傾じゃないの」と思うのですが、滑っている所のビデオを見ると、、、、あら不思議、、、かなりいい感じなのです。

 

 

そして一昨日の土曜日は千葉市民で9ホールプレー。

 

 

いつものごとく担ぎセルフの7本プレーです。今年から取り組んでいるのがパットの練習で、練習の成果がどれぐらい出るのかを楽しみながらプレーしてきました。スタッツはこんな感じです、、、

 

 

ー△ーー△○ー△○  37
232231231  19

 

 

ボギーはすべて3パットでしたが、パットの内容は昨年までよりも劇的に良くなっています。3パットしたホールはいずれもファーストパットを2mオーバーでした。1パットはひとつが3mで、もうひとつが7m。数字だけだと昨年と変わっていませんでしが、内容が全然違います。ロング、ミドルパットはいずれもイメージ通りに狙った所に転がります。1.5m以内の入ったパットは、すべてカップのど真ん中からカップイン。昨年までだと危なっかしい入り方をするパットが何度もあったのですが、今年はそれが劇的に減ったのです。

 

 

前置きが長くなりましたが、今回はクラシックカーとクラシッククラブについて超私的に書いてみたいと思います。

 

 

昨日(日曜日)、神田のスタジオにすごく程度の良いパーシモンドライバーが届きました。MM9とかでお世話になっているゴルフ業界の方が、わざわざ神田まで持って来て下さり、ゴルフクラブについて、ゴルフコースについて超私的な意見交換をさせていただきました。

 

お持ちいただいたパーシモンのドライバーはいずれも名品で、パーシモン全盛の頃ならば、おいそれと手に入れることができないクラブです。ところが、悲しいことに、、、、

 

 

ゴルフ中古ショップでのパーシモンの買取り価格は、、、、、かつての名器であっても、、、ほとんど値段が付きません。値段が付かないのは、買いたいと思う人が悲しくなるくらい少ないからです。ドライバーのヘッドがチタンで460CCが当たり前になった現在、パーシモンでプレーする人もほとんどいませんし、パーシモンドライバーをコレクションしたい人も非常に少ないからです。

 

 

対して、クルマはどうでしょう。パーシモンドライバー全盛の頃というのは1970年代。昭和40~50年代ですが、この当時のクルマは今なお人気があります。すべての車種が人気があるというわけではありませんが、走行距離が少なくてコンディションの良いクルマは今どきの新車が買える値段よりも高いクルマがたくさんあります。例えば、日本車だと、ホンダのシビックSirとか、いすゞの117クーペ、フェアレディZやスカイラインGTRは新車価格上回る場合もあります。欧州車だとポルシェ、BMW、ベンツ、アルファロメオとかは古くなれば古くなるほどビンテージカーとなって高価格で取引されています。

 

 

ゴルフクラブのビンテージ品(パーシモンドライバー)は価格が暴落し、ビンテージカーは高価格で取引されるのでしょうか?

 

 

ひとことで言ってしまえば、クルマの場合は供給よりも需要が上回り、ゴルフクラブの場合は供給よりも需要が極端に下回っているからです。

 

 

では、なぜクルマには需要がそこそこあり、ゴルフクラブは需要が劇的に減ったのでしょうか?

 

 

どちらも飾るだけでのコレクターアイテムとしては極端な差がないと思いますが、ゴルフクラブはクルマに比べると限定的です。クルマは誰もが認知しているアイテムですが、ゴルフクラブはゴルフをしならない人には認知されませんし、興味も持たれないです。

 

そして、決定的に違うのは、、、、

 

古いクルマは実際に街中で乗り回せ、乗り回して楽しいです。今どきのクルマに比べると走行性能は劣りますが、走行性能が劣っての乗り回すのが楽しいところがクルマにはあるのです。レースならば1秒でも速いクルマでないと通用しませんが、制限速度が決まっている市街地で走行する分には、昔のクルマでも十二分に運転を楽しめるのです。

 

対して、古いクラブ(パーシモンドライバー)は今どきのチタンドライバーに比べると、圧倒的に飛距離性能が劣ります。そして、普通のゴルフ場ではドライバーは飛んだ方が有利なことが多いですし、多くのゴルファーは人よりも遠くに飛ばしたい欲もあります。大半のアマチュアゴルファーは1ヤードでも遠くに飛ばしたい、1ヤードでも遠くに飛ばすことがゴルフだと思っています。その証拠に、クラブメーカーが新しく出すドライバーは、例外なく「更なる飛び」をアピールしています。

 

 

飛ばないドライバーはクラブとして成立しない、、、、というのがゴルフ業界の現状。
 スピードが出なくてもクルマとしては成立している、、、というのがクルマ業界の現状。

 

パーシモンドライバーが再び脚光を浴びる可能性は低いと思いますが、飛ばないドライバーはクラブとして成立しないという現状は変わる可能性があります。ここからは超私的なアイデアですが、ゴルフ場が変わればいいんです。距離が短くてテクニックが要求されるコースが増えてくれば、「ティショットは飛ばすことよりも、ポジションが大事」という風になります。例えば、パー4の距離が280~350ヤードぐらいになってくれば、ドライバーは200ヤードも飛べば十分になり、そんなコースが増えてくれば飛ばないドライバーを求めるゴルファーが増えてくるのではないかと密かに思っています、、、

 

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