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2019年04月16日超私的な提案 アマチュアのスコアアップに役立つショットの部門別データとは!?

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2019マスターズはタイガー・ウッズの優勝で幕を閉じました。タイガーの優勝は実に
14年振り。これで5度目のグリーンジャケットを手にし、世界ランキングも一気に6位までジャンプアップしました。今年もうひとつメジャーに勝てば、世界ランクも1位に返り咲くのは間違いないでしょう。

マスターズが始まる前に優勝争い予想をし、本命はレフティのミケルソンワトソン。対抗でタイガーを挙げましたので、何とか予想は的中しました。モリナリジョンソンの名前を挙げてません。まだまだ予測力はたいしたことはないと思いますが、マスターズを観て改めて思ったことがあります。

超私的な予想 今年のマスターズで優勝争いする選手は一体誰か!?

 

それは今どきのツアーで勝つには、パット力もさることながらショット力が求められるということ。ショット力とは、、、

 

 

 ドライバーにおいては飛距離と方向性(フェアウェイキープ率)
 アイアンにおいてはパーオン率とピンまでどこまで寄せられるのか

 

 

タイガーのマスターズの最終日のデータを見ても、フェアウェイキープ率は71.43%、パーオン率は83.33%と高い数字です。ゴルフはパットが入らないとスコアが良くならないというのが常識ですが、今どきのツアーはショットが良くならないと優勝争いはできないのです。

 

 

では、我々アマチュアの場合はどうなのか?

 

 

プロとアマチュアとでは次元が異なりますが、ショットが安定してないよりは安定している方がスコアが良くなります。ただし、アマチュアの場合はプロの次元ではなく、アマチュアの次元でショット力をチェックする必要があります。なぜならプロとアマチュアとでは目標するスコアが大きく異なるからです。

 

 

例えば、100を切りたい、90を切りたいのであれば、必要なショット力というのは

 

 ティショットにおいては生存率(セカンドが打てるかどうか)
 アイアンにおいてはボギーオン率を100%

 

そしてもうひとつ必要なデータはアンフォースドエラー数をカウントすることです。アンフォースドエラーとはテニスのショット分析で使われる項目のことで、相手のショットによってミスをさせられた訳ではなく、自分に原因があるミスショットのことです。このアンフォースドエラーをゴルフ的に使うならば「初歩的なミス」「致命的なミス」として扱います。例えば、

 

 

 ティショットでチョロ、OB、池ポチャ、林に打ち込む、ワンペナ
 セカンドショットでチョロ、ザックリ、シャンク、トップ、ハザードに打ち込む、OB
 アプローチショットでザックリ、シャンク、トップ、
 すべてのショットにおいて次のショットが打ちづらい場所に打ってしまった時

 

アンフォースドエラーを18ホール中(9ホール中)、何回やっているのかをカウントするのです。そして、ここからは超私的な提案ですがスコアを付ける時に各ショットの内容も記録することをお勧めしたいです。例えば、ナイスショットならば○、そこそこのショットは△、アンフォースドエラーは×という風に。一昨日、千葉市民ゴルフ場をドライバーとSWを抜き、5本でラウンドしましたが、その時のスコアをつけるとこんな感じです。

 

1番ホール △△ ボギー(3パット)
2番ホール △×△ ボギー(2パット)
3番ホール △ パー(2パット)
4番ホール △○△ パー(2パット)
5番ホール △○ パー(2パット)
6番ホール △△ パー(2パット)
7番ホール △○ パー(2パット)
8番ホール △ ボギー(3パット)
9番ホール △○△ パー(2パット)

 

ショット数19、パット数20、スコア39(+3)、アンフォースドエラー数1

 

 

このようにスコアを付けると、スコアを悪くしている(良くしている)原因を具体的に知ることができます。一昨日のラウンドに関しては、2番のセカンドで大ダフりを1発打ちましたが致命的なミスはこの1打だけ。対して3パットが2回あります。スコアを良くするのに必要なことは致命的なミスを打たないこと、そして3パットを減らすことだということが分ります。

 

 

ゴルフは物理であり、確率のゲームです。

 

 

ナイスショットを打ってもパットが入らなければスコアは良くなりませんが、アマチュアの場合、致命的なミスショットを減らすこと、そして3パットを減らすことができれば確実にスコアが良くなるのです~。

 

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2019年04月14日超私的な提案 アイアンをダウンブローに打つのに必要不可欠なアクションとは!?

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2019マスターズの予選ラウンドが終わりました。トップは7アンダーでアダム・スコットジェイソン・デイフランシスコ・モリナリブルックス・ケプカの5選手。1打差の6アンダー、6位タイにタイガー・ウッズを始め4選手がつけています。

 

 

マーク金井が優勝争いで予想したタイガー、そしてフィル・ミケルソンも3打差の12位タイといいポジションにいます。バッバ・ワトソンは通算イーブンパーで今ひとつ調子が上がっていませんが、爆発力がある選手。3日目にビッグスコアで一気に上位に絡んでくる可能性を秘めています。このブログがアップされる頃には3日目の結果が出ているかと思いますが、優勝争いは12~14アンダーぐらいになりそうな感じがしてます。

 

 

さて、昨日(土曜日)はアナライズセミナーデー。神田のスタジオにて、「NEOフレループセミナー」と「お尻セミナー」を実施。「NEOフレループセミナー」は撮影が入ったので、近々、YouTubeセミナーの模様を包み隠さずオンエア致します。もちろんYouTube動画はYouTubeですので無料です。無料でも出し惜しみも一切ありません(笑)

 

さて、この「NEOフレループセミナー」ではフレループを使ってスイングの根幹となるクラブの動かし方についてかなり細かくレクチャーします。セミナーでも最初に説明していますが、ゴルフクラブの動かし方は2種類あって、ひとつはパターでのクラブの動かし方。もうひとつはフルスイングでのクラブの動かし方についてです。

 

 

パターとフルスイングでクラブの動かし方は異なり、どこが異なるのかと言うと、シャフトの回転があるかないかです。

 

パターではストローク中にシャフトの回転というのはほとんどありません。対して、フルショットではスイングしている最中、シャフトはかなり回転します。と言うよりは、例えば、テークバックではシャフトが回転していないとクラブを振り上げることはできません。ダウンスイングからインパクトにかけてもシャフトが回転していないと、オンプレーン(プレーンに沿って)に振り下ろすことができないのです。もちろん、シャフトを回転させるためには、左腕の回旋という動きが必要になります。

 

 

 このスイング中のシャフトの回転。

 

 

シャフトが反り曲がっているフレループを使って素振りすると、必要不可欠な動きであることが視覚で確認できます。シャフトの回転(左腕の回旋)が入ることで、クラブをプレーンに沿って振り下ろせるのもすぐに分ります。

ちなみに「NEOフレループセミナー」は普通にスイングするのではなく、かなり独特な方法で素振りします。フレループを地面に置き、地面に沿って二次元に近い状態でクラブを動かします。アドレスではフレループの先端はシャフトが沿っている分だけ浮いています。

 

この状態からシャフトを地面から浮かせないようにテークバックしますが、途中からシャフトを時計回りに回転させ、トップでは先端部分の丸い球を地面にくっつけます。ダウンスイングでは、前半では先端の丸い球は地面にくっついたままですが、後半からはシャフトを反時計回りに回転させ、先端のボールを上に起こしていきます。そして、インパクトではアドレス時と同じく、シャフトが上反りした状態に戻します。

 

地面に沿ってクラブを動かすと、普段のスイングよりもシャフトの回転というのがどのように発生させるのが分ります。そして、そして、アマチュアゴルファーの多くが勘違いしているインパクトを迎えるためのクラブの動きを知ることができます。

 

ダウンスイング後半からインパクトを迎える時、クラブヘッドというのはシャフトの反時計回りの動き(左腕の外旋)を伴って下から上に動くのです。下から上とは即ち、アッパーな動きで、

 

(左腕の回旋については↑こちらの動画でも詳しく説明しています)

ヘッドは下から上に動くことでボールに対してヘッドは厚く当たり、アイアンにおいてはダウンブローの軌道でヘッドを入れていけるのです!!!!!!!!!

 

大事なことなので繰り返します。ダウンスイング後半からインパクトにかけては、ヘッドを下から上に起こすことで(アッパーに動かすことで)、ヘッドは上から下に入れていけるのです。水平振りだとシャフトを反時計回りに回しながらインパクトを迎えるとアッパー軌道にしかなりませんが、通常のゴルフスイングの状態で同じようにヘッドを下から上にせり上げていくと、プレーンに沿ってヘッドを上から下に、いわゆるダウンブロー軌道でインパクトを迎えることができるのです。

 

 

 アッパーに振った方がダウンブロー軌道でヘッドが下りる

 

なんとも矛盾した表現ですが、これがゴルフスイングの真実。この真実を理解し、そして実践すればすくい打ちから抜け出せ、プロのようなダウンブロー軌道でアイアンショットが打てるようになります。

 

 

ゴルフは物理です。

 

 

フレループを振ってスイングすると、ゴルフクラブを振った時では分りづらいクラブの動かし方が分ってきます。アイアンのすくい打ちがなおらない人、ダウンブローに打とうと思っているのにボールの手前をダフっている人は、クラブの動かし方を勘違いしている可能性大です。ダウンブロー軌道でアイアンを打てない人は、ボールを打つことよりもフレループで素振りすることを強くお勧め致します~。

 

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2019年04月11日超私的な予想 今年のマスターズで優勝争いする選手は一体誰か!?

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昨日の関東エリアは真冬のような寒さで、東京の都心部での最高気温は4.9度。加えて、朝からずっと冷たい雨が降り続きました。ゴルフプレーには非常に厳しいコンディションでしたが、そんな中、千葉オープンの初日にトップに躍り出たのは石川遼選手。前半の9ホールで早くも5アンダー、後半の9ホールも3アンダーとスコアを伸し、8アンダーでホールアウト。2位のスコアが3アンダーなので5打差をつけての単独首位です。2日目もスコアを伸して10アンダーにすれば、石川選手が優勝を決めてくれるでしょう。

 

 

さて、今週はマスターズウイーク。日本時間だと明日深夜から開幕。日本からは松山英樹小平智今平周吾、そしてアマチュアの金谷拓実と4選手が出場します。

 

 

今週発売のパーゴルフでは誰が優勝するのではなく、どのドライバーが優勝するのかについて予想しましたので、ここでは超私的に優勝争いする選手を予想したいと思います。優勝者ではなく優勝争いとわざわざ書いたのは、勝負は時の運もあります。運を予想するのは困難なので、運を排除した優勝に届く可能性の選手を予想させていただきます。

 

まず優勝争いを占う上で考慮したいのがコースとの相性です。マスターズが開催されるオーガスタナショナルGCは起伏に富み、かつドッグレッグが非常に多いコースです。パー3を除くと、ストレートはホールは1番、3番、7番、11番、14番、15番、17番。対して、ドッグレッグしているホールはというと、、、

 

2番パー5(左ドッグレッグ)
5番パー4(左ドッグレッグ)
8番パー5(左ドッグレッグ)
9番パー4(左ドッグレッグ)
10番パー4(左ドッグレッグ)
13番パー5(左ドッグレッグ)
18番パー4(右ドッグレッグ)

 

こうやって書いていくと、14ホールの内、半分はドッグレッグホール。加えて、7つあるドッグレッグホールのほとんどは左ドッグレッグ。右にドッグレッグしているのは最終18番ホールだけです。ここまで偏ったレイアウトになっていると、持ち球によって有利不利が出やすく、実際、「オーガスタはドローヒッターが有利」だと昔から言われてます。実際、歴代優勝者をみてもドローが持ち球の人の方が多く、対してフェードを持ち球にしているリー・トレビノは一度も勝っていません。

 

 

そして、もうひとつ考慮しなくてはならないのがパー5のスコア。オーガスタのパー5は打ち上げの8番を除くと、ティショットが上手くいけば2オン可能です。バーディーだけでなくイーグルも狙えます。このパー5攻略においても、ティショットではドローボールが必須となるので、ドローヒッターが有利です。そして、レフティに関してはフェードヒッターは右打ちのドローヒッターよりも有利です。

 

 

なぜならドローよりもフェードの方が弾道をコントロールしやすいからです。加えて、今どきの大型ドライバーは慣性モーメントが大きい。慣性モーメントが大きなドライバーは、ドローよりもフェードの方が物理的に打ちやすくできているクラブだからです。

 

 

となると、まず優勝争いに絡んでくる本命選手は、レフティのバッバ・ワトソンフィル・ミケルソンです。この2人は歴代優勝者でもありますから、コースの攻め方も熟知しています。パットの調子が良ければ初日から上位に入ると思います。

 

 

次に優勝争いを演じると考えられるのがローリー・マキロイタイガー・ウッズマキロイは典型的なドローヒッター。タイガーやドローもフェードも打ち分けられるテクニシャンですし、なによりもマスターズに複数回勝っています。この2人もパットの調子が良ければサンデーバックナインで優勝争いを演じてくれるでしょう。

 

 

オーガスタのグリーンはアンジュレーションがこれでもかってありながらも、超高速グリーンです。パットが入るか入らないかでスコアがガラッと変るコースでもあるので、パット巧者も優勝争いに絡んでくると思います。ドローが打ててパット巧者なことを考えると、今シーズン調子が良いブライソン・デシャンボーあたりもリーダーボードに名前を重ねてきますし、日本勢だと小平選手はパットが決まり出すとビッグスコアを出してきます。アドミラルつながりで身贔屓してますが、期待を込めて小平選手も上位に食い込んでくれると嬉しいです~。

 

 

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2019年04月09日超私的な考察 ゴルフが上手くなりたい人ほど上手くなれない本当の理由とは!?

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先週日曜日の幕張メッセは若い女性でごった返していましたが、その合間をぬって出向いたのは「オートモービルカウンシル」。国内外のクラシックカーや旧車が展示されているイベントです。すべてではありませんが、展示されているクルマはその場で購入することもできます。

かつて乗っていたクルマでは、ホンダのシティ、マツダのロードスター、そしてワーゲンゴルフが会場に展示されていました。旧車好きにはたまらないイベントですが、その中で一目惚れしたのは、シルバーメタリックのBMW2002Tii。1972年なので47年前のクルマですが、直線を基調にしたシンプルなデザインは今市販されているBMWよりもワクワクドキドキさせてくれます。加えて、今どきのクルマに比べると横幅がかなりスリムです。
ネットでスペックを調べてみると、、、

 

全長4,230mm×全幅1,590mm×全高1,410mmで車両重量は990kg
(Wikipediaより引用)

 

 

普段乗っている2011年式135iクーペの全幅は1750mmですから、見た目だけでなく数値的にも2002Tiiの全幅はスリム。これなら都心のファミレスの駐車場に止めても隣のクルマが気になりません。47年前のクルマなのでスピーディーな加速を楽しめるわけではありませんが、日本の道を法定速度で走る分には、今でも理想的なスペックのクルマだと思います。

 

さて、幕張メッセには電車で行きましたが、車中でお世話になったのがこの本。

 

 人生は攻略できる(橘玲著)ポプラ社
 君たちはこれからどう生きるか?

 

著者である橘さんが若者向けに世の中の歩き方を指南している本です。現在の、そしてこれからの世の中の仕組みについて詳しく書かれているので、若者でなくても知っておいた方がいいことが分りやすく説明されています。

 

 

この本の中で、まず目にとまったのが前書きのこのフレーズです。

 

 

 ヒトの脳は現実と想像を区別するのは苦手だからだ。夢の実現を強く願うと、君の脳はすでに望みのモノを手に入れたと勘違いして、努力する代わりにリラックスしてしまうのだ。(人生は攻略できるより引用)。

 

 

これをゴルフに当てはめると、、、

 

 ゴルフが上手くなりたいと強く願うと、ゴルファーの脳はすでにゴルフが上手くなったと勘違いして、努力する代わりにリラックスしてしまうのだ。

 

 

どうでしょう。皆さんに当てはまるかどうかは分りませんが、ゴルフが上手くなりたいと切に願っている人で、本当に上手くなっている人はそれほど多くいません。その証拠と言っては何ですが、昔も今も、ゴルフ雑誌は「100切りレッスン」とか「脱スライス」というレッスン記事を大々的に紹介しています。ゴルフが上手くなった人よりも、ゴルフが上手くならない人の方が多いから、これらのレッスン記事は年から年中、手を変え品を変えて掲載されているのです。

 

 

ここまで書いたら、察しのいい人はもう言いたいことはお分かりでしょう。

 

 

そうです。ゴルフが本当に上手くなりたいと思っているならば、夢(ゴルフ上達)の実現を強く願うのではなく、上手くならない理由を明確にあぶり出し、そして橘さんの言葉を借りるならば、

 

 ゴルフには必勝法はないけど、ゲームと同じように、「こうした方がいいこと」と「やってはいけないこと」があるんです。

 

 

具体的に言うと、ゴルフ上達の具体的な計画を作り、その計画をひたすら忠実に実践することです。100切りしかり、90切りしかり、シングルを目指すことしかり。

 

今回紹介した「人生は攻略できる」という書籍には一切ゴルフについては触れられていませんが、ゴルフ上達に欠かせないエッセンスが数多くあります。もうひとつだけ橘さんの言葉を引用させていただくと、、

 

 

「幸福の土台」を手に入れるために必要なのは、新しい時代のルールを理解して、大事なところで正しい選択をすることだけだ。これで人生は「攻略」できる。
人生は攻略できるより引用)

 

これをゴルフに置き換えると、

 

 

「ゴルフの土台」を手に入れるために必要なのは、ゴルフのルール(特性)を理解して、大事なところで正しい選択をすることだけだ。これでゴルフは「攻略」できる。

 

 

本当にゴルフが上手くなりなったかったら、上手くなりたいと願わないこと。ゴルフの上達を実現するのに必要なのは、上手くならない理由(原因)を洗いざらいあぶり出すこと。そして、自分には何が足りていないのかに対して向き合うことが、必要不可欠です。ここを素通りしてしまうと、、、、練習場にせっせと通ってもその努力はほとんど報われないでしょう~。

 

 

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2019年04月07日超私的な考察 初心者向けのゴルフスクールはたくさんあるのに、中上級者向けのスクールが少ない理由とは!?

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持病の喘息がぶり返し金曜日にかかりつけのクリニックに行ってきました。このクリニックは呼吸器の専門なので、診断時に肺年齢を調べて下さいます。今回の検診では、マーク金井の肺年齢は、、、、

 69歳!!!!!

 

 

実年齢よりも9歳老けています(汗)。ちなみに、半年前に検診してもらった時の肺年齢は72歳でしたから、ほんの少しですが肺機能は若返りました。

 

 

喘息持ちなので肺機能を若返らせることは容易ではありませんが、これ以上悪化させないことはできます。スノボ、そして9ホールプレーの担ぎセルフは適度な運動になりますし、新鮮な空気を肺に送り込むこともできます。クルマ大好き人間ですが、毎日1万歩以上は歩いています。運動を続けることが肺にも良いとのことなので、一病息災状態を維持していくつもりです。

 

 

さて、毎日FB、Instagram、Twitterはチェックしていますが、最近、気になったのがゴルフ業界人のFBでのこの問いかけです。

 

 

初心者向けのゴルフスクールは超沢山あるけど、
中上級者向けのゴルフスクールがないのはなんでだろう?

 

 

 

確かに、ゴルフ雑誌はネットを検索しても初心者向けとか、100を切いたいゴルファー向けのスクールは数多くあります。反面、シングルになるためのスクールとか、70台のスコアを保証します、なんてスクールはほとんどありません。

 

 

では、なぜ中上級者向けのゴルフスクールの数が非常に少ないのか?

 

 

この答えを導き出す前に、他のスポーツの事例を考えてみましょう。スキー、スノボの場合は、初心者向けが多くありますが、中上級者向けのスクールもそれなりにあります。

 

例えばスキー界を代表する渡辺一樹さんのグループレッスンは、1級レベル(ゴルフだとシングルに近いレベル)でないと受けることができません。また、1級取得のためのスクールレッスンはいろんなゲレンデで受講できますし、スキーだと「ポールレッスン」や「コブ斜面レッスン」があり、スノボだと「グラトリレッスン」や「カービングレッスン」と言った中上級者向けのレッスン(スクール)があります。

 

 

言い換えると、スキー、スノボにおいては独学ではレベルアップするのが難しいという共通認識があって、その共通認識があるからこそ中上級者向けのレッスン(スクール)があるのです。もちろん、お金をちゃんと払って習いたい人がいることも見過ごせません。

 

 

では、ゴルフの場合はどうなのか?

 

 

ゴルフの場合、初心者がボールをちゃんと打てるようになるまでのハードルが非常に高い競技です。まったくの初心者がいきなりナイスショットを打てるということはめったになく、ほとんどの人は空振りしたりチョロしたり。そして何より、一体どうやってスイングしたらいいのか分らない人がほとんど。

 

 

初心者にとって非常にハードルが高いということ、そして我流でボールに当てられるようになるまでは時間がかかる。この問題をクリアするには、「スクールに入ってレッスンを受けた方がいい」という人が少なからずいれば、当然、そこにはマーケットがあり、マーケットがあるからゴルフスクールがたくさんあるのです。超私的なことを言わせてもらえば、何年やっても安定して100を切れない人というのは、キャリアに関係なく中級者ではなくて初心者です。

 

 

そして100を楽に切れるようになって、90前後でプレーできる人、もしくは80台のスコアが出るようになってくると、このレベルの人は中級者。調子が良いと70台のスコアが出るようになる人は、中上級者に当てはまります。

 

 

この中級者、中上級者というのは、実は、2つの大きな問題を抱えており、それがスクールができない大きな理由になっていると超私的に思っています。

 

 

2つの問題とは、、、、

 

 ナイスショットした時は上級者と同じようなショットが打てる
 ↓
 だからわざわざレッスンを受ける必要がない

 調子が良い時は上級者と同じようなスコアが出る
 ↓
 だからわざわざレッスンを受ける必要がない

 

 

中級者、そして中上級者はなまじナイスショットが打ててしまうため、調子さえ上げていけば上級者になれると思っています。

 

中級者、そして中上級者は調子が良くければ良いスコアが出てしまうために、スコアが悪いのは調子のせいにしています。

 

 

何年やっても中級者、中上級者から抜け出せない人に関して言えば、もっと具体的に言うとゴルフの頻度が多いにも関わらずハンデが12~10ぐらいで止まっている人に関して言えば、スイングに大きな問題を抱えています。並大抵の練習ではこのスイングの大きな問題を解消することができません。

 

 

そして、今野一哉プロがFBでコメントされていますが、

体感的には120から90になるより80を78にする方がキツイですからね。
今野プロのコメントを抜粋)

 

 

超私的なことを言わせてもらうと、90ぐらいのスコアまでにするのはそれほど労力はいりません。逆に言うと、スイングに問題を抱えていても90ぐらいのスコアを出すことはできてしまいます。

 

 

しかしスイングに問題を抱えている人、コースマネジメントに問題を抱えている人の場合、そこから先は茨の道。そして、どちらにも問題を抱えていない人の場合であっても、
80を78にするのは大変ですし、78を77にするのはもっと大変。77を76にするのにはさらに大変なんです。ちなみに平均スコアが76点台というのはハンデ0に相当します。調子が良ければアンダーパーを普通に出せる腕前です。

 

 

中級者、そして中上級者のスクールが増えることはゴルフ業界にとって喜ばしいことですが、そのためには中級者、中上級者にはどんな問題点があるのかを浮き彫りにし、その問題点をクリアするためには自分ひとりの力では無理だということを分らせる必要があります。それには、スキーやスノボのように技術検定が必要不可欠でしょう。日本のPGAがそこに気づけばビジネスチャンスは一気に広がり、中級者、中上級者向けのスクールを増やすことにもつながるでしょう。

 

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来週(4月8日)月曜日21時から

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ブログやゴルフ雑誌では言えない書けないことを、ここだけの話として1時間喋りまくります。生でしかご覧いただけ無いので、お見逃し無く

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