マーク金井blog

2014年08月18日ゴルフの参入障壁を低くする「とっておきのアイデア」とは!?

お盆休みも昨日で終わりました。軽井沢で開催された「NEC軽井沢差72トーナメント」は、最終日ノーボギーの「66」とスコアを伸ばした菊地絵理香プロと、最終組から出たイ・ボミプロ、そして大山志保プロが通算13アンダーに並んで3つ巴のプレーオフに突入。プレーオフ1ホール目に、ボミプロがバーディを奪って、今シーズン3勝目を手に入れました。

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写真はGDOより転載、記事は写真をクリック。撮影は内田眞樹カメラマン

ボミプロは今大会の優勝賞金1,260万円を加算して今季の獲得賞金は9,500万円を突破。賞金ランキングでもアン・ソンジュプロを抜いて1位に躍り出ました。ちなみに男子ツアーの賞金ランキングトップは小田孔明プロですが、獲得賞金は6800万円ほど。男子ツアーは女子に比べて試合が少ないとはいえ、女子の方がトップの賞金獲得額が2700万円も高いというのは珍しいことです。

そして昨日も、マーク金井は赤羽で薄暮ハーフプレーを楽しんできました。マグレガーゴルフのM下さんと、サイプロゴルフのN山さんとスリーサムでしたが、9ホールのプレー時間は1時間30分ほど。前がいなかったこともあり、3時半にスタートして5時くらいにホールアウト。3人ともクラブは9本だけ。担ぎのセルフは無駄な時間を省けるので、走らなくてもプレー時間を短縮できます

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さて、今日のエントリーはゴルフの参入障壁を下げるための具体的なアイデアについてです。ゴルフはボウリングや卓球のようにサクッと始めることはできません。道具を揃えるのに始まり、ボールをちゃんと打てるようになるまで時間がかかります。加えて、ゴルフ場は地の利があまり良くありません。ゴルフに慣れている人にとっては気にならないかも知れませんが、ゴルフをこれから始めようとする人にとっては、ゴルフはかなりハードルの高いスポーツ(ゲーム)です。

では、どうすればハードル(参入障壁)を下げることができるのか?

・レンタルクラブの充実
・初心者専用打席、初心者向けコースを作る
・9ホールプレーの料金の設定

スキー、スノボはレンタル率が40~50%ぐらいあるのに対して、ゴルフの場合、レンタル率は5%以下でしょう。多くのゴルフ場はレンタルクラブがほとんど稼働してないと思います。レンタルクラブの用意が少ないこともありますが、練習場、ゴルフの場もレンタルクラブがあることを積極的にアピールしていません(スキー場、ボウリング場に比べると)。なので、まずは練習場、ゴルフの場のホームページにレンタルが充実していることを大々的に表示して欲しいです。レンタルクラブを使う人を20%以上に引き上げる努力をすれば、かなり参入障壁が下がるような気がします。

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リゾートのゴルフ場は、レンタルクラブも充実!写真はハワイ、オアフ島のコオリナ・ゴルフクラブのレンタルクラブ

2つめのポイントは初心者向けのエリアを増やすこと。ゴルフ場というのは、実はスキー場と同じ空間です。いろんな人が同じ空間を利用しますので、腕前に大きな差があると、空間でトラブルが発生するリスクが高まります。それを避ける意味で、スキー場には「上級者ゲレンデ」「中級者ゲレンデ」「初心者ゲレンデ」というのがあって、それぞれの腕前の人が楽しめるようになっています。ゴルフもしかり。初心者が練習しやすい打席エリア、初心向けのコースがあれば、上級者に気兼ねすることなくプレーできます。また、初心者向けコースがあれば、上級者から「プレーの進行が遅い」とクレームを付けられることもありません。初心者だからスロープレーしてもいいわけではありませんが、初心者が上級者と同じようにスイスイ回ることは難しいです。

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ガーラ湯沢スキー場のコース図。上級者ゲレンデの近くには必ず「迂回コース」が用意されている

そして何より、初心者は初心者向けコース(やさしいコース)でプレーすることでゴルフの楽しさを味わってもらいたいです。千葉県には千葉市民という市営のゴルフ場がありますが、ここは初心者を意識したホールレイアウトになっています。わざわざ初心者向けコースを作るのは大変ですが、国内には27ホールのコースが結構あります。27ホールの打ちの9ホールを初心者向きに改造すれば、スキー場のように初心者向け、中上級者向けの棲み分けができると思います。

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そして最後のポイントがプレータイムと料金。ゴルフは18ホールプレーするのが普通ですが、初心者にとって18ホールは長すぎます。やることが多いし、ミスショットを連発するので9ホールでもヘトヘトになります。9ホールプレーを手軽に楽しめ、なおかつ9ホール料金を設定すれば、参入障壁がかなり下がると見ています。初心者料金としては、平日3500円、土日5000円ぐらい。これぐらいの料金ならば、参入障壁をかなり下げられるのではないでしょうか?

ゴルフを始めることに抵抗を持っている人が少なくありません。「ゴルフは年寄りのスポーツ」とか「ゴルフはお金がかかる」と思っている人が多いですが、その反面、ゴルフを毛嫌いしている人がいざゴルフを始めると「ゴルフ大好き人間」になってしまう場合が少なからずあります。ゴルフにはそんな魅力もあることを考えると、ゴルフ業界は一致団結して参入障壁下げる努力をした方がいいと思います~。

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2014年08月17日この20年でゴルフ人口はどれぐらい減ったのか!?

お盆休みの影響なんでしょう。今週はブログのアクセス数、アナライズHPのアクセス数がうなぎ上り。普段は月曜日、火曜日がピークで、それから週末にかけて少しづつダウンしますが、今週に限っていえば水曜日くらいからアクセスがグングン上がり、昨日も1日で4万近くのPVがありました。

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そんなお盆休みの最中、マーク金井はいつのものように仕事、ゴルフ、そして芝居&野球観戦に明け暮れてました。東京ドームで阪神を応援し、ゴルフといえばMMTトーナメントが開催される赤羽GCで薄暮9ホールプレーを楽しできました。今日も、午後から赤羽GCで薄暮9ホール回ってきます。赤羽GCは最寄り駅から徒歩7分でクラブハウスに着けます。神田から最寄り駅、JR埼京線・浮間舟渡駅までは216円。これに慣れてしまうと、高速道路を長時間運転してゴルフ場に行くのがおっくうになっています。スノボは新幹線でサクッと行けるガーラ湯沢や軽井沢プリンスばかり通ってましたが、ゴルフも電車でサクッと行くのが当たり前になってきました。

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さて、今日のエントリーはゴルフ人口の推移についてです。インターネットでサクッと調べてみると‥‥

ゴルフ参加人口(単位万人)の推移

平成13年  1340万人
  14年  1040万人
  15年  1080万人
  16年  1030万人
  17年  1080万人
  18年  890万人
  19年  830万人
  20年  950万人
  21年  960万人
  22年  810万人
  23年  800万人

この10年でゴルファーは540万人減っています。平成13年が100とすれば、平成23年は約60%。新規加入者がゼロだと仮定すると、4割ものゴルファーがなんらかの形でゴルフを止めています。恐らく今年(平成26年)は750~700万人ぐらいに減っているかも知れません。そして新規参入者が減った理由はというと、

・少子高齢化による人口減少
・若年層のゴルフ離れ

と言われています。確かに、人口は右肩下がりになっています。景気も右肩下がりなことを考えると、「お金がかかるゴルフ」がやりづらくなっていると思います。若年層のゴルフ離れに関して言えば、

・お金がかかる
・他のスポーツに比べると参入障壁が高い
・上手くなるのに時間がかかる
・ゴルフは年寄りがするもの
・ルールやマナーが厳しい
・プレー時間が長い

ボウリングや卓球、野球やサッカーに比べるとゴルフは道具を揃えるのが大変です。道具を揃えるのにかなりの手間とお金がかかります。ボウリングのように普段着で手ぶらでサクッと楽しめるわけではありません。加えて、ボールをちゃんと打てるようになるのに時間がかかります。競技時間も5時間とかなり長く、ゴルフ場までの行き帰りを考えるとと一日仕事です。昔に比べればプレー料金は安くなりましたが、それでも週末のプレー料金は1万円以上かかるゴルフ場が多いです。

ここからはマーク金井の独断的な予想ですが、日本国内のゴルフ人口の減少は歯止めがかからず、500万人ぐらいになってくるでしょう。現在の日本の人口は、

1億2700万人に対して、ゴルファーは約500万人

平成13年は日本人の100人に10人がゴルフをしてましたが、近い将来は100人に4人ぐらいしかゴルフする人がいなくなるでしょう。この数字から考える限り、ゴルフ業界の未来は決して明るくありません。

では、どうすればゴルフ人口を増やせるのか?

今月上旬、ゴルフ活性化委員会が「ゴルマジ20」というキャンペーンを立ち上げました。20歳の人が登録すると、1年間、無料で練習できたり、無料でゴルフプレーができるというイベントです。スキー、スノボに「雪マジ19」というのがありましたが、これのゴルフ版が「ゴルマジ20」です。

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20歳と言えば、社会人になりたてか、もしくは大学生です。この年代からゴルフを始めると40年以上やってもらえるのでメリットは大きいでしょう。しかし、ゴルフの新規参入者を本気で増やしたいのであれば、もう少し対象年齢が高くてもいいような気がします。
具体的に言うと、

25~35歳

特に根拠はありませんが、これぐらいの年齢層は仕事も落ち着いてきて余暇の時間でゴルフを楽しめそうな気がします。加えて、ゴルフはゴルフそのものが楽しいのに加え、幅広い人間関係を築くことができます。ゴルフをすることで出会えなかった人に出会えたり、不思議な縁を結べます。マーク金井もゴルフをしていたおかげで、いろんなジャンルの人と交流できるようになりました。

たかがゴルフ、されどゴルフ。

ゴルフは始めるまでのハードルが非常に高いですが、いざ始めると病みつきになる人が少なくありません。弊社女子スタッフ、カッキーも入社1年後、突然、ゴルフに目覚めました。今では、週に1~2回はコースでラウンドしてます(笑)。新しいゴルファーを増やすために何をなすべきかは、このブログでも折に触れて紹介していきたいと思います~。

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2014年08月15日ブリヂストンとダンロップの秋の新製品、性能比較!!

昨日は成田ヒルズGC(旧、グレンモア)で最新ドライバーと最新アイアンシャフトの試打を行ってきました。午前中はEVENの取材で最新ドライバーを7機種試打し、午後からはBUZZゴルフの取材で日本シャフトの新商品、モーダス3SYSTEM3 TOUR125を打ってきました。スタジオでの試打では、弾道計測器のデータで球筋をチェックしますが、ゴルフ場の試打では実際に飛んでいく球を見ながら球筋をチェックします。どちらにも一長一短がありますが、どちらも手応えと弾道というのはほぼ一致します。インパクトで捕まった感触が手に伝われば、デジタルでもアナログでもボールはドロー(フック)弾道になっています。対して、インパクトで捕まらない感触が手に伝われば、室内試打でもコース試打でもフェード(スライス)弾道になっています。改めて、人間の手の感触というのは、高精度センサーの役割を果たしていることが確認できました。

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そして夜は昨日に続いて東京ドームで巨人vs阪神戦を観戦。7回までは投手戦でしたが、終盤巨人に走塁でかき乱されて失点を重ね、阪神は連敗しました。これで阪神は首位巨人と2.5ゲーム差になってしまいました。

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さて、今日のエントリーは今秋発売、ブリヂストンダンロップの最新ドライバーの試打インプレッションです。どちらもアスリート向けモデルですが、主力モデルのヘッド体積は460CC。ルール最大級の大きさです。

ブリヂストンはツアーステージに変わるブランドとして「ブリヂストンゴルフ」を立ち上げました。その主力ドライバーとなるのが、

J715 B3

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ダンロップはスリクソンが2年ぶりにモデルチェンジされ、その主力モデルとなるのが

Z545

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偶然だと思いますが、どちらも光沢感があるブラックヘッドで精悍な雰囲気を醸し出しています。そして、こちらも偶然だと思いますが、どちらもソールには2カ所、重量調整ネジが埋め込まれています。そして、そして、偶然だと思いますが、どちらもフェース側の中央部分に重量調整ネジが埋め込まれています。これはキャロウェイのビッグバーサαやテーラーメイドのSLDRの影響を受けているのでしょう。フェース側に重量調整ネジを埋め込むことで、重心を浅く調整できること、重心の高さを調整できることを狙っています。

では、この2本はどちらも性能が似ているのか?

似ている部分もあります。重心特性に関して言えば、どちらも低重心で低スピン弾道が打ちやすくなっています。アスリート向けモデルだけあって叩いても吹き上がりません。そして、どちらも適度な重量感があります。ヘッドの重さはJ715の方がやや軽いですが、重量調整ネジを入れ替えればヘッドを重くすることが可能です。ヘッド重量、クラブ重量に関しては似ていると言えるでしょう。

ただし、性能的にまったく正反対な部分もありました。発売前なので詳しいことは書けませんが、クラブをじっくり眺めると、性能(クラブの挙動)が正反対であることを窺い知れますし、実際、打ってみてもその違いを感じ取れます。出し惜しみして申し訳ありませんが、具体的なクラブのスペック(重心特性)については、もう少しお待ち下さい。その代わりと言っては何ですが、性能の違いを見極めるポイントについて説明しましょう。

チェックポイント1
フェースの形状とフェースの厚み

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フェースの形状が面長なのかそうでないのかチェックして下さい。一般的には面長フェースは重心距離が長くなりやすく、面長ではなくてフェース長が短く見える場合は重心距離が短くなりやすいです。ドライバーはフェース重量が全体重量の4割近く占めているため、フェースの重量配分で重心距離が変わります。一般に重心距離が短い方がフェースを返しやすくて捕まりが良く、重心距離が長い方がフェースが返りづらい分だけ左へのミスが出づらいです。

チェックポイント2
重量調整ネジの位置

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重量調整ネジがどの位置にあるのかチェックして下さい。重量調整ネジがヒール側についている場合は重心アングルが大きくなって、重心距離も短くなります。対して、重量調整ネジがトウ側についている場合は重心アングルが小さくなって、重心距離が長くなります。トウ側についている場合は重心アングルが大きくなりづらく、重心距離も長くなります。

ドライバーの場合、ヘッド内部にウエートが配されている場合もあって、その場合は外観からヘッド特性をチェックしづらい場合もあります。しかし、多くのドライバーは外観をじっくり眺めれば、おおよそのヘッド特性を窺い知ることができます。今回のブリヂストンゴルフのJ715 B3スリクソンのZ545も、外観と実際の性能は合致してました。多くのゴルファーは、この2本を打ち比べればその性能の違いを体感できるでしょう~。

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お知らせ!

8月23日(土)

中越豪 パッティングセミナー

10時  14時開始

ジオギャラクシー代表 中越豪。ツアーサービス、プロキャディの経験もある。中越豪があなたをパッティングの世界の入り口にご案内します。希望者にはパターの調整もします(別料金)愛用のパターをお持ち下さい

お値段は8000円です

お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

8月24日(日曜日)

吉田一尊のお前を飛ばし屋にしてやるぜ セミナー

10時、13時開催

飛ばしのプロ、吉田一尊さんがその飛ばしの秘密を伝授します。皆さんのスイングを分析して、どうして飛ばないか?!その秘密を検証します!!料金は8000円 yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

9月7日

4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)

10時開始 14時30分開始

レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロ、西野プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

開催場所

〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2-8-7光起ビル地下二階

アナライズ 神田スタジオ

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2014年08月14日日本国内でトーナメント出場資格を手に入れるには、一体いくらかかるのか?

昨日は東京ドームで巨人VS阪神戦を観戦してきました。大阪生まれ、大阪育ちのマーク金井は生粋の阪神ファン。三塁側内野席で声が枯れるほど応援しましたが、その甲斐むなしく5対1で巨人に完敗しました。これでこのカード、1勝1敗のタイ。今日の先発は甲子園で大活躍した藤浪投手。もちろん、今日もドームに出向いて応援してきます。

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さて、今日のエントリーは国内男子トーナメントに出るための費用についてです。プロ野球選手は球団に所属していますから、移動とか食事とかユニホーム代の個人負担はありません。もちろん試合に出場するために運営者にお金を払うこともありません。試合にかかる費用は、ほとんど球団が賄ってくれます。

では、ゴルフはどうなのか? 個人競技なこともあって試合にかかる費用はすべて個人負担です。試合会場までの交通費に始まり、宿泊費、食事代、エントリーフィー、キャディフィーがかかります。場所によっても異なりますが、1試合出るには10~20万円ぐらいかかるでしょう。そして、昨日の続きですが、シード選手を除けば、翌年のツアー競技に出るためには、QT(クオリファイングトーナメント)と呼ばれる予選会に出場しなくてはなりません。そしてQTをすべてクリアした選手が男子ツアーに出場する権利を得ます(主催者推薦選手を除く)。

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QTの各ステージそれぞれに出場資格が設定されており、資格に応じたステージから出場する事ができます。

ファーストQT(54ホール)

‥‥‥‥‥‥‥‥

セカンドQT(72ホール)
サードQT(72ホール)
ファイナルQT(108ホール)

トーナメントに出るための第一関門がファーストQT。その次が、セカンドQT。その次がサードQTで最後がファイナルQTです。それぞれのQTにはエントリーフィーがかかりますし、交通費、滞在費もかかります。その内訳をざっと紹介すると‥‥

ファーストQT(54ホール)エントリーフィー10万8000円 出場経費 約5万円

‥‥‥‥‥‥‥‥

セカンドQT(72ホール)エントリーフィー21万6000円 出場経費 約10万円

(ファーストQT通過者は10万8000円)

サードQT(72ホール) エントリーフィー21万6000円 出場経費 約10万円

(セカンドQT通過者は免除)
ファイナルQT(108ホール)エントリーフィー21万6000円 出場経費 約15万円

(サードQT通過者は免除

すべてを勝ち上っていくにはゴルフの腕前も必要ですが、かなりのお金も必要です。ファーストQTからファイナルQTまで勝ち上がると‥‥

エントリーフィーで21万6000円
出場経費で約30万円以上

翌年の試合の出場権を得るために、プロゴルファーは50万円以上のお金を工面する必要があるのです。スポンサー契約しているプロならば契約先がこのお金を用立ててくれる場合もありますが、そうでなければ自分で50万円以上のお金を支払わなければ、ツアー競技に出る資格を得られません。そして、このQTに出場して好成績を収めても賞金は一切出ません。すべて選手の持ち出しです。変な言い方をすれば、早い段間でQTから脱落した方がお金がかかならいシステムになっています。

そして、そしてこのQTは毎年行われます。シード権を得ていない選手は毎年QTの厳しい戦いをすると同時に、毎年、毎年、試合に出るために三桁のお金を用意しておく必要があるのです。

プロ野球選手同様、プロゴルファーは稼げる職業と思われがちですが、それはほんの一握りです。野球選手ならば一軍登録されれれば赤字になることはありませんが、プロゴルファーの場合、試合に出ても上位に食い込めない選手、そして毎年QTに出場する選手は、試合に出るためのコストが年間100万円以上かかります。そして、試合に出ることができても賞金ランクが100位以下になってくると、試合に出れば出るほど赤字になってしまいます。

プロゴルファーは賞金稼ぎとか言われたりすることもありますが、純粋に賞金だけで年間の収支が黒字になるのは100人にも満たないでしょう。試合に出たい選手の数は約1500人。試合に出ている選手の約6.7%だけが賞金稼ぎで、選手の約93.3%は賞金稼ぎを目指して赤字になっています。ゴルフはお金のかかるスポーツだと言われますが、これはアマチュアのみならずプロにも大いに当てはまるのです~。

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9月7日

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2014年08月13日日本国内でトーナメントに出場を目指す男子プロは何人いるのか!?

毎週火曜日は週刊ゴルフダイジェストと週刊パーゴルフの発売日ですが、昨日はお盆ということもあってお休みでした。お盆と正月、そしてGWは合併号を出すことで休刊日が設けられていますが、インターネットラジオ、ソラトニワは盆も正月もGWも休みません。松屋デパートが営業していれば、毎週火曜日オンエアします。昨日もいつも通り番組はオンエアされ、ゲストにはJGTOのトーナメントディレクター、中島和也プロが出演して下さいました。中島和也プロと言えば、プロ入り直後、ツアー開幕戦で優勝。デビュー戦でレギュラーツアー優勝の快挙を成し遂げています。それが今では試合に戦う選手ではなくて、トーナメント運営に携わるスタッフに転身されています。

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ラジオでその経緯をいろいろ伺った所、左手親指の怪我が原因で調子を崩し、崩した調子を取り戻そうと練習をし過ぎてドロ沼に入ってしまったそうです。そして37歳でツアープレーを引退。選手を支える側であるトーナメント運営の仕事に携わるようになったそうです。番組ではサラッと話して下さいましたが、ゴルフ界で30代で競技生活を引退するプロはほとんどいません。大きな決断をなされた何かがあったのかも知れません。

さて、今日のエントリーは国内トーナメントに出たいと思っている男子プロの数についてです。国内に男子プロは約4000人ぐらいいますが、すべてのプロがプロテストに合格しているわけではありません。そして、すべてのプロがトーナメント出場を狙っているわけでもありません。現在、国内男子ツアーに出るためにはQT(クオリファイングトーナメント)と呼ばれる予選会があり、それをすべてクリアした選手が男子ツアーに出場する権利を得ます(シード選手、主催者推薦選手を除く)。

このQT。1999年から一般社団法人日本ゴルフツアー機構が開催しており、は、ツアートーナメント・チャレンジトーナメントに出場する為の資格を獲得できる唯一の予選会です。

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セカンドQT以上のステージに出場した選手(アマチュアを除く)は、翌年度の“ツアープレーヤー”として認められ、競技成績に準じたQTランキングが付与されます。希望者にはツアープレーヤーカードも発行されます。ツアープレーヤーになれば、ツアー・チャレンジトーナメントの主催者推薦選手やその他での出場対象の条件の一つとなります。

そして、ファイナルQTの決勝進出者(90位タイ以上)が、翌年度の“ツアーメンバー”として登録されます。
(JGTOのHPより抜粋引用)

QTの各ステージそれぞれに出場資格が設定されており、資格に応じたステージから出場する事ができます。

ファーストQT(54ホール)

‥‥‥‥‥‥‥‥

セカンドQT(72ホール)
サードQT(72ホール)
ファイナルQT(108ホール)

トーナメントに出るための第一関門がファーストQTですが、これに出る選手はそれほど多くありません。出場資格には、高校又は大学のゴルフ部在籍経験者、日本ゴルフ協会ハンディキャップ3.0以内の者等の資格があり、多くの選手が出場できるように門戸が解放されていますが、毎年の受験者は多くありません。現在、2会場で実施していることを考えると、200~300名程度でしょう。

対して、出場人数が一番多いのがセカンドQTです。こちらは毎年1200名前後の選手が出場しています。こちらはファーストQTを通過した選手、アマチュア時代に活躍した選手、そして海外PGAのライセンスを所持している選手が出場します。

ファーストQT、セカンドQTの出場選手を合わせると1400~1500名の選手がトーナメント出場を狙ってプロ活動しているわけです。

現在、日本にはプロゴルファーが3000~5000人ほどいると言われています。PGAのプロテストに合格した人もいれば、プロテストを受験せずQTだけで出ている人もいます。多めに見積もれば、

5000人中、1500人がトーナメント出場を考えている。
1500人中、上位90名が翌年度のツアーメンバーとなりレギュラーツアーに出場できる。1500人中、約200名が翌年度のレギュラーツアーもしくはチャレンジ競技に出場できる。

レギュラーツアーに出られるのは、QTに出場した上位6%!!
チャレンジツアー以上に出られるのは、QTに出場した上位13.3%

JGTOとは別に日本にはPGAというプロゴルファーの組織があり、そこでは毎年プロテスト(トーナメントプレーヤー)が行われ、毎年50名が合格します。この合格者もトーナメントに出るためには、QTに出場してファイナルQTまで勝ち上がらなくてはなりません。プロテストに合格しただけでは、レギュラーツアー、チャレンジツアーともに出場することができないのです(主催者推薦を除く)。

どんなジャンルでもプロで飯を食っていくのは大変ですが、プロゴルフの世界ではツアー競技(トーナメント)に出る資格を得るまでがとてつもなく大変なのです。加えて、QTに出場するためにはエントリーフィーがかかります。これが結構かかります。

レギュラーツアーで優勝すれば1000万円以上の賞金が手に入りますし、賞金王ともなれば軽く1億円以上の賞金を手に入れることができます。その一方で、レギュラーツアーに出るためのハードルはとてつもなく高い残酷な現実があるのです~。

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8月23日(土)

中越豪 パッティングセミナー

10時  14時開始

ジオギャラクシー代表 中越豪。ツアーサービス、プロキャディの経験もある。中越豪があなたをパッティングの世界の入り口にご案内します。希望者にはパターの調整もします(別料金)愛用のパターをお持ち下さい

お値段は8000円です

お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

8月24日(日曜日)

吉田一尊のお前を飛ばし屋にしてやるぜ セミナー

10時、13時開催

飛ばしのプロ、吉田一尊さんがその飛ばしの秘密を伝授します。皆さんのスイングを分析して、どうして飛ばないか?!その秘密を検証します!!料金は8000円 yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

9月7日

4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)

10時開始 14時30分開始

レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロ、西野プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

開催場所

〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2-8-7光起ビル地下二階

アナライズ 神田スタジオ

ゴルフの竪琴 好評再発中。

ゴルフの竪琴 

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ゴルフの竪琴は出来るだけ安く効果的に!をテーマに作った練習器具です。安価にするため、若干の仕上げの悪さ、スポンジの凹み(時間が経てば戻ります)がありますが、それは練習するのに支障はありません。少々いいよ!!という方だけ購入下さい(笑)練習するのが目的です!頑張って上達して下さいね

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