マーク金井blog

2019年09月08日超私的な提案 手打ちを矯正するのに役立つとっておきの練習法とは!?

マーク金井のYoutube生配信 ここだけの話 次回は9月9日21時から配信します

録画はYoutubeではありません。ぜひ生でご覧いただければと思います

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昨日は早朝に赤羽ゴルフ倶楽部で担ぎセルフの9ホールプレー。その後に、神田のスタジオ「遠心力セミナー」「NEOフレループセミナー」を実施しました。最近は極力クラブの本数を減らしてプレーすることが多く、昨日は5本で担ぎセルフです。

 

クラブの本数を減らしてプレーする目的は大きく3つあります。

 

 

 ひとつは体の負担の軽減
 ひとつはセーフティーなコースマネジメントの徹底

 

 

そしてもうひとつは今取り組んでいる「手先を振らないスイング」「骨盤を開いたインパクト」「シャローなダウンスイング」に役立つからです。

 

 

説明するまでもありませんがクラブの本数を減らすと1本あたりの守備範囲が広がります。昨日のセッティングはドライバー、UT、7番アイアン、ウエッジ(48度)、パター。それぞれのクラブは1本あたり50ヤードの幅で距離の打ち分けをします。例えば、125ヤードのパー3ではUTでティショットを打ちました。

 

 

クラブの本数を減らすと、ドライバーで180ヤード打ったり、UTで160ヤード打ったり、7番アイアンで120ヤード打つことが多くなりますが、実は、これをやると「手打ちの矯正」にも非常に役立つのです。

 

飛ばさない方が(軽く振った方が)手先だけでスイングしそうと思うかも知れませんが、でんでん太鼓のイメージを強く持っていると飛ばさない方が、手打ちになりません。飛ばさないでいいとなれば手先に余計な力が入らないからです。加えて、飛ばさない時の方が「ヘッドを走らせる」という動作が入りません。

 

ハンドファーストの状態(振り遅れた状態)のままダウンスイング、インパクト、フォローと振り抜くことがしやすくなるのです。例えば、ドライバーで150ヤード打つとしましょう。この場合、ヘッドを少しでも走らせてしまうと軽く振っても150ヤード以上飛んでしまいます。飛ばさないためにはグリップエンドを先行させた状態をキープし、振り遅れた状態のまま、体の回転(骨盤の先行動作)だけでスイングした方が、でんでん太鼓のイメージでクラブを操作できます。結果、体の回転速度を遅くすればヘッドスピードが落ちてきて、ボールを飛ばさないことができるのです。

 

 

言葉にすると複雑に感じるかも知れませんが、ドライバーやUTでアプローチショットを打つような感覚です。

 

 

ただし、ウエッジでアプローチショットを打つよりもドライバーでアプローチショットを打つような感覚でスイングした方が手先が余計な動きをしづらくなります。ドライバーの方がシャフトが長いので、手先で余計な操作をするとミート率が格段に悪くなり、チョロやトップ、ダフりのミスが出やすくなるのです。

 

ドライバーやUTで飛ばさないショットを打つと、ミスした時にはとんでもなく飛ばなかったり、予想に反して飛び過ぎることがあります。これは慣れの問題もあるので、ひとまずは距離感のことを気にせず、とにかく心がけてほしいのは

 

 フォローの位置でもヘッドが手元を追い越さない!!!!!

 

手元(グリップエンド)がヘッドよりも先行している状態をキープしようとすれば手先が余計な動きをしません。手先で合わせるようにスイングすると、必ずと言っていいほどインパクト前にヘッドは手先を追い越すように動くからです。

手打ちを本気で矯正したいのであれば、まずはドライバーやUTでボールを飛ばさないスイングをしてみて下さい。ヘッドが手元を追い越さないのをキープすることが出来てくれば、手打ちから卒業できますし、それは再現性の高いスイング、遠心力を正しく発生させられるスイングへとつながってくるのです~。

 

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2019年09月05日超私的な提案 コースマネジメント能力を向上させるのに必要なショットデータとは!?

マーク金井のYoutube生配信 ここだけの話 次回は9月9日21時から配信します

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毎週火曜日は週刊ゴルフダイジェスト週刊パーゴルフの発売日です。昔に比べると通勤電車で読んでいる人は減ってますが、新幹線や飛行機に乗ると読んでいる人をけっこう見かけます。昨日姫路から新幹線で帰京しましたが、マーク金井もこの2誌を新幹線車内に持ち込んでガッツリ読ませていただきました。


 

週刊ゴルフダイジェストで真っ先に目を通すのは、連載漫画の「オーイ! とんぼ」です。原作がかわさき健さんということもあって、漫画としての面白さだけでなく、競技ゴルフについての描写がリアリティに溢れています。今週発売号(9月17日号)では、アマチュアのナショナルチームの取り組みについて詳しく描かれてました。

 

そんな中で目にとまったのがこのフレーズ。

 

プラン通りにボールを運んでいけるエリアを「インポジション」と呼びます。
そうじゃないエリアを「アウトポジション」と呼んで区別します。
週刊ゴルフダイジェスト9月17日号より引用)。

 

 

インポジションとは安全なルートでピンを狙っていけるエリアのことです。対して、アウトポジションとはピンを狙う時にリスクが高いエリアのことです。例えば、バンカー越えとか池越え。エッジからピンまでの距離が短かったり、木がスタイミーになっているようなエリアです。ピンを狙う時にリスクが高いショットになる時のことをアウトポジションと言ってもいいでしょう。

 

 

さて、このセカンド地点のポジション分け。

 

 

説明するまでもありませんが、ティショットはインポジションにボールを運ぶこと、セカンドはインポジションからピンを狙うことがコースマネジメントの基本であり極意となります。漫画の中でも触れられていますが、アウトポジションにボールを運んでしまったら、レイアップしてインポジションにボールを運ぶことを教えています。アウトポジションからピンを狙うのは「ヒーローショット」といい、言葉はカッコいいですが、ミスした時のリスクが高くなるのでスコアを1打以上落とすと戒めてます。

 

 

 

漫画ではトップアマチュア向けに描かれてますが、この考え方は普通のアマチュアゴルファーにも大いに当てはまります。コースマネジメントを意識してプレーするのであれば、可能な限りアウトポジションにボールを運ばないことと、ヒーローショットをできるだけ打たないようにすること。

 

 

そのために必要なのは、スコアカードに自分が打ったショットを記録することです。ティショットならばフェアウェイキープしかたどうかよりも、インポジションなのかアウトポジションなのかを記録する。

 

 セカンドショット(グリーンを狙うショット)に関しては、インポジション(安全策)を取って打ったのか、ヒーローショット(リスクが高いショット)を打ったのかどうかを記録するのです。

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

自分がどんなエリアにボールを運んだのか、リスクが低いショットを何回打ち、リスクが高いショットを何回打ったのかを記録することは、自分のスキル(技術)を正しく判断するのに必要不可欠なデータです。ヒーローショットをたくさん打っていいスコアを出している時というのは、実は、一歩間違えば大叩きしている可能性もあることを示唆できます。対して、インポジションからのショットが多いのにスコアが悪いというのは、基本的な技術が未熟であることを否応なしに認識できます。

 

リスクの少ないショットを可能な限り増やす。

 

 

ヒーローショットを1発も打たないというのは面白みに欠けると感じる人も多いかと思いますが、ゴルフは面白みに欠けるショットを打つ回数を増やすほどに打たなくてもいいミスを減らすことができ、それがスコアメイクにつながるのです~。

 

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2019年09月03日超私的な考察 常識として知っておきたいスイング改造する時に適した環境とは!?

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昨日の午後の新幹線で姫路に向かい、今日は「姫路オープンがゴルフフェスティバル2019」が開催されるには姫路シーサイドGCでプレーしています。朝7時のスタートなのでこのブログがアップされる頃は最終ホールのティグラウンドあたりかと思います。

 

9月14日、15日開催されます。

 

FBでも練習中の動画をアップしていますが、神田のスタジオでの練習時間は20分前後。球数は15球前後で、1球打つごとにiPhoneでスイングを確認します。ボールを打つのは数秒ですが、動画を確認する時間は1分弱。自分のイメージと現実がどれぐらい違っているかを「これでもかってぐらい確認するので」ボールを打つよりもスイングチェックの方が時間がかかります。

 

 現在、スイングで意識しているのはダウンスイングの軌道と、骨盤の開き。ダウンスイングではこれでもかってくらい「シャフトを寝かせ」、骨盤に関してもこれでもかってくらい「お尻が2つ見える」ように心がけ、それがちゃんとできているかどうかをiPhoneで1球づつチェックしています。

 

渋野日向子選手ほどではありませんが、マーク金井もこの1年でダウンスイングの感じが少し変わってきました。ダウンでのシャフトの角度は45度に近づき、インパクトで骨盤の開けるようにもなっています。1年前のスイングと現在のスイングを比較すると、現在の方がダウンの軌道がシャローになり、骨盤も開いています。ただし、コースに出ると練習の時のようなスイングにはなりません。

 

 

 練習場のスイングが100点だとすれば、コースに出た時のスイングはせいぜい20点ぐらいです。なので、現在は、コースに出た時でも50点ぐらいができるように意識しながらプレーしています。

 

コースに出た時に練習場でできたスイングができない最大の理由、それは結果を求めてしまうからです。いい結果を出したくなるほど(ミスショットを打ちたくないと思うほど)、今まで慣れ親しんだスイングになってしまいます。言い換えると、ナイスショット出た時は、十中八九は自分がやりたくないスイングになっています。

 

 

さて、このスイング改造。

 

 

練習場であれ、コースであれ、スイングを変える時に最大の障害となるのは「結果をすぐに求めてしまう」ことにあります。しかしながら結果を早急に求めるほどに、スイング改造は実現しません。なぜなら、動きを変えたらミスショットが出るのは当たり前だからです。誤解を恐れずに言えば、変えたらすぐに良い結果が出ている時というのは、実際に動画でチェックしたら「まったく動きが変わってない」場合がほとんどです。

 

 

 ナイスショットが出た時はスイングが変わっていない
 ミスショットした時はスイングが変わっている場合もある

 

 

ミスショットをしたからと言ってスイングが良くなっているとは限りません。動きが変わっている場合もあれば、変わっていない場合もあるからです。なので、スイングを変えている時は球をどう打てたかというのは判断基準としては適しません。スイングが変わったかどうかの判断基準として役に立つのは「動画でスイングを確認」すること。もしくは想定したミスショットがちゃんと打てているかどうかです。

 

 

そしてもうひとつ大事なことは、「これじゃ空振りするんじゃないのか」というぐらい極端に動きを変えることです。FBでも練習動画を上げてますが、マーク金井の場合、素振りでは「どチーピンを打つぐらい、ボールの手前1メートルぐらいダフる」ぐらいのつもりで素振りし、そのイメージで実際にボールを打ってます。これぐらい極端なことをやっても、実際にボールを打つた時の動画を確認すると、ほんのちょびっと動きが変わるぐらいです。

 

ある程度ボールが打てるようになると、スイングを変えることは容易ではありません。ある程度ちゃんと打てる人ほど、スイングのどこかを変えるとスイング全体のバランスが崩れ、ちゃんと打つことができないからです。なのでマーク金井はスイング改造している時にはゴルフボールを打ちません。テニスボールぐらいのサイズのスポンジボールを打ってます。ボールを大きくすることで心理的な負担を減らせるからです。

手前味噌ですが、スイング改造する時はゴルフボールを打つよりも、テニスボールぐらいのサイズのスポンジボールで練習することをお勧めします。そして打球の行方が気になりづらい室内打席の方がお勧めです。スイングを本気で変えたいならば、変えやすい環境を作ることも大事ではないかと超私的に思っています~。

 

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2019年09月01日超私的なご案内 姫路オープンゴルフフェスティバル2019に出場します!!

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先週は水曜日は松本日帰り出張。木曜日は午前中がPRGR egg5500の試打ラウンド、夕方からテニスを2時間。金曜日は朝6時30分から中山カントリークラブにてピンのタイアップ撮影、夕方5時から講談社フォルツァスタイルの編集長、干場義雅さんとYouTube動画撮影。めまぐるしく動き回っていたら、あっという間に今日から9月です。

 

9月に入ると大きなイベント、「姫路オープンゴルフフェスティバル2019」に出場します。14日のプロアマ大会に出ると思っていたのですが、なんと15日の本戦に出場。ワンデートーナメントですが優勝賞金は500万円。日競技としては破格の優勝賞金です。

 

出場選手はレギュラーツアー、女子ツアー、そしてアマチュア。4つの異なるカテゴリーの選手が出場し、4つのカテゴリーの選手が同組でプレー。もちろん、ギャラリーも観戦できます。大会会場は姫路シーサイドGCで、山陽電鉄の大塩駅から徒歩15分ほどでコースに着けます。お時間ございましたら、ぜひとも現地に足を運んでいただけると嬉しいです。

さて、この姫路オープンゴルフフェスティバル2019。

 

通常のトーナメントと異なり、レギュラーツアー、シニアツアー、女子ツアーのプロに加え、アマチュアも同組でプレーします。説明するまでもありませんが、この4つのカテゴリーがまったく同じ土俵でプレーしたらレギュラーツアーの選手が圧倒的に有利です。なので、4つのカテゴリーのドライバーの飛距離差を考慮してユニークなプレー方式がとられています。

 

4つのカテゴリーとも同じティグラウンドでプレーしますが、パーの設定がカテゴリー毎に異なるのです。設定距離は6363ヤード(予定)で、

 

 

 レギュラーツアーはパー68(パー5がすべてパー4)
 シニアツアーはパー70(パー5の2つがパー4)
 女子ツアーとアマチュアはパー72

 

 

レギュラーツアーはパー5がすべてパー4になり、シニアツアーは4つあるパー5の内の2つがパー4になります。女子とアマチュは4つのパー5はそのままパー5という設定です。
カテゴリー毎にパーの設定を変えることでドライバーの飛距離差を埋めるという試みは、恐らく、国内プロトーメンとしては初めての試み。ティグラウンドを同じにすることでギャリーは観戦しやすくなりますし、パーの設定を変えることでどのカテゴリーの選手も優勝を狙えるわけです。

 

 

マーク金井はコースの視察でインコースだけをプレーしましたが、レイアウトはいわゆる癒やし系。バーディー合戦が予想されます。ただし海に面しているのでひとたび風が吹くと難易度が一気に増します。天候次第ですが、優勝スコアを予想すると、、、、

 

 

 64!!!!!

 

 

レギュラーツアーの選手ならば4アンダー、シニアツアーの選手ならば6アンダー、女子とアマチュア選手ならば8アンダーを出すと優勝できるのではないかと思っています。
レギュラーの選手はパー5がひとつもないので、短いパー4、短いパー3でバーディーをどれだけ奪えるか。シニアツアーと女子ツアー、アマチュア選手はパー5で確実にバーディーを取った選手が優勝争いに絡んでくるでしょう。

 

 

ちなみにマーク金井の現時点での目標スコアは5オーバー(77ストローク)。風が強かったら8オーバー(80ストローク)ぐらいを目指してプレーします。まあ、スコアはパット次第なんですが、今回は強力な助っ人がキャディをして下さるので3パットの数は普段よりも減らせそうです。この姫路オープンは全選手が帯同キャディ付き、もしくはセルフプレーになります。

 

14日のプロアマ大会には石田純一さん、山内鈴蘭さん、ゴルゴ松本さんらが大会を盛り上げ、プレー後は撮影会も予定しているそうです。

 

 

今年の初試合となる姫路オープンフェスティバル2019。大会開催まで残すところ2週間。幸いなことに薄暮でプレーしている赤羽も風がしょっちゅう吹いてます。大会に備えて風の強い日を狙って練習に励みたいと思います~。

 

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2019年08月29日超私的な考察 素振りと実際のスイングとの間にギャップが大きい人の共通点とは!?

Youtube動画 新シリーズ『ゴルフの真理』今回はピンG410LSTです。


昨日は松本に日帰りで行ってきました。神田から松本までの距離は約240キロ。神田から中央線で新宿に向かい、新宿からは特急あずさに乗って松本に到着。電車移動で3時間弱の道のりでした。新幹線に比べると在来線の特急はスピードが出ませんが、そのおかげで小澤さんのYouTubeをタブレットでがっつり観ることができました。

松本到着後は松本カントリーで午後から9ホール。その後、ゴルフスイング物理学でおなじみの小澤康祐さんとYouTube生放送。生放送が終わるや最終のあずさに飛び乗り、新宿経由で神田へ。このブログがアップされる頃は、千葉のゴルフ場で新製品の試打ラウンドをやっています。

 

ゴルフ場に行く機会が増えたことで、アマチュアゴルファーの使用クラブやスイングを観察する機会が増えてきましたが、今さらながら感じるのが素振りと本番(実際のスイング)とのギャップの大きさ。ゴルフの腕前が上がるほどに素振りと本番の違いが減ってきますが、ゴルフがそう上手くない人になるほど素振りと本番のギャップが大きくなり、中には、素振りと本番では別人のような振り方になる人もいます。

例えば、素振りだとオンプレーンに振っているのに、いざボールを打とうとすると極端なアウトサイド・インになったり、極端なインサイド・アウトになる人が少なからずいます。素振りだと体をしっかり使っているのに、いざボールを打とうとすると下半身がまったく動かず手打ちになる人もいます。ゴルフには「素振りシングル」というあまりありがたくない褒め言葉(揶揄言葉)がありますが、昔も今も、多くのアマチュアは実際にボールを打とうとすると、素振りからかけ離れたスイングになってしまいます。

 

 では、なぜアマチュアゴルファーの多くはボールを打つ時に素振りのようなスイングができないのか?

 

ナイスショットを打ちたい、ボールを芯で捕らえたい、ミスしたくない、OBやチョロを打ちたくない、、、、いろんな理由があると思いますが、素振りのようにスイングができない要因は2つです。それは、、、、、

ボールとターゲット(目標)です!!!!!

 

ボールをちゃんと打ちたい、ボールを強く打ちたい、ボールを遠くに飛ばしたい、ボールを真っ直ぐ飛ばしたい、、、いずれも意識がボールに向かっています。素振りはクラブを振ることだけやってますが、本番では目の前のボールをなんとかしたいになっています。

 

 

ターゲット(目標)もしかり。ターゲット方向にボールを打ちたい、左のOBを避けたい、右の池を避けたい、、、いずれも意識がターゲット(目標)に向かっています。素振りではクラブを振ることに集中してますが、本番ではターゲット(目標)に対しての意識が勝っています。

 

素振りと本番のギャップを埋めることに必要なのはリラックスすることや、気楽に打つ事や、素振りのようなスイングを意識するのではなく、ボールをなんとかしたいと思わないこと。そしてターゲット(目標)を意識をもたないことです。打つ前にボールの位置とターゲットを確認して構えに入ったら(正しい方向に構えたら)、後はボールに対してスイングしないこと、ターゲットに対してスイングしないことです。素振りのようにスイングしようとするのではなく、素振りと同じ精神状態を維持してスイングするのです。

 

もちろん、これは言葉でいうほど簡単ではありません。誰だってボールを上手く打ちたいし、誰だってターゲット(目標)にボールを運びたいです。しかしながら、ボールやターゲットを意識するほどに、スイング中に好ましくない余計な動きが入り、それが体の動きを狂わせ、クラブの動きを狂わせてしまうのです。

 

 

テニスや野球と違って、ゴルフは止っているボールを打ちます。ボールが止っているので打つ直前、そしてスイングしている最中もいろんなことを考える時間があります。「下手な考え休むに似たり」ではありませんが、ボールのこと、ターゲットのことを考えるほどにスイングは悪くなるのです。セットアップが決まったら、あとはインサイド・インの軌道でクラブを丸く振る。ボールとターゲットに対する意識が薄れればクラブは丸く振りやすくなりますし、それは素振りに近づくことにもなるのです~。

 

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