マーク金井blog

2017年06月18日超私的な提案 オーバースイングを解消するための、とっておきの方法とは!?

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メジャー第2戦、全米オープンが開幕しました。松山英樹選手は初日2オーバーと出遅れましたが、2日目に7アンダーとスコアを一気に伸ばして8位タイ(通算5アンダー)で決勝ラウンドに進みました。7アンダーのスコアはもちろん海外メジャー自己ベストを更新。2日目を終えて、トップとはわずか2打差に迫ってます。国内勢では、宮里優作選手と小平智選手が通算2アンダーで予選を通過しています。

今回の全米オープンを見ていると、一昨年開催されたチェンバーズベイに感じが似ています。大きな木々はなく英国リンクス風なレイアウトですが、リンクスと違って高低差がかなりあります。加えて、グリーンの傾斜(起伏)もかなり強め。スコアを伸ばしていくにはショットの精度もさることながら、パッティングの精度が求められるコースセッティングな感じがします。

このブログがアップされる頃には3日目の順位がほぼ決まっていると思いますが、テレビを見ていて改めて感じたのが、メジャーで戦っている選手のスイングには共通点が多いこと。

 

どの選手もトップはレイドオフ気味でオンプレーン感が強いこと、そしてフェースをシャット気味に使っている選手が目立ちます。当たり前と言ってしまえばそれまですが、ヘッドが垂れ下がったオーバースイングや、トップでシャフトクロスになっている選手はいません。プロとアマチュアの飛距離格差は広がっていますが、トップの形の格差も広がっていると思います。

 では、なぜアマチュアはオーバースイングになったり、シャフトクロスになりやすのでしょうか?

 

ひとつはテークバックでフェースを開いてしまうことでしょう。テークバックでフェースを開いてしまうと、左手首が甲側に折れ曲がります。左手首が甲側に折れ曲がるほどにトップが緩みやすくなって、オーバースイングやシャフトクロスになってしますのです。

もうひとつはテークバック前半でヘッドをインサイドに引きすぎること。テークバック前半でヘッドをインに引きすぎると、途中でクラブを担ぎ上げる動きがどうしても入ります。その結果、右ひじが高く浮き上がり(いわゆるフライングエルボー)、オーバースイングやシャフトクロスになってしまうのです。

 

 オーバースイング、そしてシャフトクロスを矯正するためには、、、

 

テークバックでフェースを開かない(左手首を甲側に折らない)
テークバック前半でヘッドをインに引きすぎない

 

この2つを徹底的に修正することです。自分の感覚だけでは修正するのは難しいので、理想はレッスンを受けることです。レッスンを受けない場合は、スマホで自分のスイングを録画し、それを1球打つごとにチェックしながらスイングすることです。今までと違う方法でテークバックするわけですから、ものすごく違和感が出ますが、その違和感を受け入れることがスイングを変えることにつながります。

フェースを開かないコツは、テークバック前半でフェースを閉じることを意識することと、左手首を手の平側にコックしながらクラブを上げること。ヘッドと手元の軌道に関しては、ハーフバック(シャフトが地面と平行)に達するまでは、手元よりもヘッドが外側に位置する感じをキープすることです。

 

 

そして、もうひとつ大事なことがあります。それはテークバックで時間を掛けすぎないこと。テークバックの時間が長ければ長いほど、手先や腕は余計な時間をすることが増えてくることはあっても減らないからです。

 

テークバックの時間を短くする方法は2つあります。ひとつは動いているボールを打つこと。野球と同じでボールが動いていれば、自分のタイミングでテークバックできません。ボールの動きに合わせてスイングすることになるので、テークバックの時間が短縮され、オーバースイングやシャフトクロスになりづらくなります。

 

もうひとつは、トップとフィニッシュの間を何度も往復する連続素振り。反復横跳びする時と同じような感じでトップとフィニッシュの間を何度も何度も往復するような素振りをすると、テークバックの時間が短縮されます。イチニイ、イチニイと二拍子のリズムで連続素振りすると、オーバースイングやシャフトクロスになりづらいです。オーバースイングやシャフトクロスをしていると、連続してクラブを振るという動作を続けられないからです。

 

オーバースイングやシャフトクロスになっている人の場合、そこまでクラブを引き上げないとダウンスイングのタイミングが合わない(タイミングが取れない)場合が非常に多いです。なので、本気でトップの大きさを変えたいのであれば、それこそチョロが出ても、空振りしてもいいぐらいの覚悟が必要です。その覚悟を持って練習に臨めば、トップの形は徐々に変わってくるでしょう~。


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2017年06月16日超私的な提案 たった2ヶ月でスコア100を切る極意とは!?

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PGAツアーでは、メジャー第2戦「全米オープン」が開幕しました。腰の高さぐらいまである深いラフに圧倒されてますが、国内男子のチャレンジツアー「ザ・ロイヤルゴルフクラブ チャレンジトーナメント2017」はとてつもない長いヤーデージ(距離)に圧倒されてます。なんと、なんと、なんと、、、

 

パー72で総ヤーデージは8024ヤード!!!!!!!!!!!!!

 

 

恐らく、国内はもとより海外のツアー競技でも8000ヤードを超えたゴルフ場での試合は初めてででしょう。通常のツアー競技だと7200ヤードぐらいですが、通常よりもさらに800ヤード以上長いのです。

 

8000ヤード超がどれぐらい長いかと言うと、250ヤードを超えるパー3、500ヤードを超えるパー4、そして700ヤードを超えるパー5があります。トーナメントではパー72になってますが、普通の基準でパー設定するとパー76~78ぐらいになるでしょう。

 

こんなとてつもない長い距離になると、とにかくボールが飛ばなくては話になりません。ドライバーの飛距離が250ヤード以下ならば、パーオンできるホールがほとんどなくなるからです。いくらアプローチ、パットが良くても飛ばないことには、スコアメイクが難しくなります。

 

対して、最小プロトーナメントMMT9「ザ・ロイヤルゴルフクラブ チャレンジトーナメント2017」と真逆で、恐らく、プロの試合としては一番距離が短い大会です。9ホールでの総ヤーデージは3000ヤードを少し下回ります(パー35)。ドライバーの飛距離が200ヤードでもショットが良ければパープレーやアンダーパーで回れるセッティングになっています。ただし、距離は短い反面、コース幅は狭く、グリーンはすべて砲台。グリーンを外すと簡単にはパーで上がれません。距離が短いコースは短いなりに頭を使ってプレーしないと、スコアメイクが難しくなります。

 

 距離の長いコースと距離の短いコース。

 

どちらの方がアマチュアはスコアが出しやすいのかと聞かれれば、圧倒的に距離が短いコースの方です。飛ばさなくていいとなればスイングに余計な力みが発生しません。やるべきミッションは左右に曲げないことと、チョロやグリーンオーバーをしないこと、そして3パットや4パットをしないことです。本気で100を切りたいのならば、できるだけ距離が短いコースでラウンドすること。そして、距離の短いコースに出た時にどんなミスでスコアを崩しているのかを分析して下さい。恐らくほとんどの人は、状況判断のミス、クラブ選択のミスによってスコアを崩しているのが分るはず。逆に言うと、今のスイングのままでも、状況判断が的確になり、クラブ選択が的確になれば、それだけでも100を切れるようになります。

 

最近、何かと注目されているライザップゴルフでは「たったの2ヶ月でスコア100を切る」と謳って生徒を集めてますが、超私的なスコアアップの近道は「距離の短いコース」でプレーすること。そして、もうひとつのポイントはスコアアップにつながる練習メニューを作って、それを地味に積み重ねることだと思います。

 

 

 では、どんな練習メニューを作れば「2ヶ月でスコア100を切る」ことができるのか?

 

ライザップゴルフでも指摘してますが、基礎練習の放置とプレッシャーのかからない練習はNGです。これを続けていると「練習場シングル」にはなれても、スコアアップはかないません。確実にスコアアップを手に入れるには、地味な練習と、プレッシャーをかけた状態でボールを打てば、確実にスコアアップできます。

 

では、どんな練習がスコアに直結する地味な練習なのか?

 

まずは練習の時間配分が大事です。週に1回、練習場の打ち放題で2時間ボールを打つよりも、毎日15分、欠かさず練習することです。例えばアウトサイドインのスライスが治らない、フォローで左ひじが引けてしまうのならば、練習場でボールを打つよりも、ゴルフの竪琴を使って素振りしたり、スポンジボールを打った方がいい。短い時間でもいいから、毎日続けた方がスイングが良くなってきます。

 

ボールを打つ時に心がけてほしいことは、ナイスショットではなくてミスショットを正しく記憶すること。人間の記憶というのはあやふやで、指向性があります。ナイスショットを増やすことは地味な練習ではありません。自分が打ったミスショットにコミットすること。自分が打ったミスショットのレベルを引き上げることが、地味な練習です。

 

そしてもうひとつ心がけて欲しいのが、ラウンド後の練習。スタート前に練習場でボールを打ったり、パッティンググリーンでボールを転がすのは地味な練習ではありません。ラウンド後に練習場でボールを打ったり、パッティンググリーンでパット練習をするのがスコアアップにつながる地味な練習。スタート前に1時間練習するよりも、ラウンド後に1時間練習をした方が努力が報われるのです。

 

ゴルフはボールを遠くに飛ばすと気持ち良いですが、遠くに飛ばす気持ち良さだけを追い求めるとスコアアップが難しくなります。本気で100を切りたいと考えているのならば、100を切るまではドライバーを封印する覚悟を持って下さい。その覚悟と地味な練習を重ねていけば、打たなくていいミスショットが減り、確実にスコアアップできるでしょう~。

 

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2017年06月15日超私的な考察、7番アイアンのロフトはいったい何度が適正なのか!?

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梅雨入りとともに鞄の中味がひとつ増えました。普段は、お財布、書類、本、、雑誌、そしてカメラとスマホが入っています。これに加え、折りたたみ傘が加わりました。折りたたみ傘にする理由は単純。使わない時には鞄の中に放り込めるからです(笑)

本や雑誌を入れないようにすれば鞄はずいぶんと軽くなるのですが、これはやめられません。電車待ちしている時や食後時間には、スマホの画面だけでなく紙媒体を読みたくなってしょうがないからです。

 

昨日は鞄の中にゴルフクラシック5月号と、単行本「センス入門」(松浦弥太郎著)を入れてましたが、興味を引いたのがこの記事です。

 

 

ついに計測!
7番アイアン重心スペック。
117モデルすべてきちん測りました。

 

ゴルフクラシックは長年にわたってヘッド計測していますが、アイアンは5番アイアンで計測しています。昔から5番アイアンがアイアンの基準番手であり、試打クラブだったからです。ゴルフ雑誌でアイアンを試打する時も5番でした。

 

しかしながら、15年前ぐらいからはゴルフショップに置かれる試打クラブは5番から7番に変わっています。ゴルフ雑誌やメディアで試打する時も7番です。この流れに歩調を合わせるべく、5月号では7番アイアンのスペックを計測しているのです。

 

 では、なぜ試打クラブが5番から7番に変わったのか?

どこかのメーカーが音頭を取って「これからは試打クラブを7番にしましょう」ということは無かったと思います。恐らくどこかのメーカーがロフトが立ったアイアンを作り、
ロフトが立ったアイアンだと5番は難しいから7番にしたのだと思います。6番ではなくて7番にした理由も定かではありませんが、日本人は奇数が好きだから7番になったと言われてたら、そう信じたくなります(笑)

 

ゴルフクラシック5月号が計測した7番アイアンの実測ロフトは、、、

 

  • 最少値が24.8度
  • 最大値が35.1度

なんと、なんと、なんと、、、、、その差は10.3度もありました。ロフト差が10度というのは3番手分も違います。3番手分ということは、物理的な飛距離差は30~45ヤードあります。

 

 ちなみに現行モデルの7番のロフトの平均値は31度です!!!!!

 

 

31度というのは30年年ぐらい前の5番アイアンとほぼ同じロフト。今どきの7番のロフトは昔の5番と同じだから、試打クラブも必然的に7番になっているでしょう。

 

少々前置きが長くなりましたが、では、アマチュアゴルファーがアイアンを選ぶ場合、7番の最適なロフトは何度なのでしょうか?

 

もしもこんな質問をされたら、即座にこう答えます。

 

「7番でいったい何ヤード打ちたいのですか?」

 

 

男子プロが使っている7番のロフトは32~34度ぐらいで、7番で160~170ヤードぐらい打つ選手が多いです。対して、女子プロが使っている7番のロフトは30~32度ぐらいで、7番で150ヤードを打っている選手が多いです。ちなみにマーク金井の7番のロフトは31~32度で155ヤード前後を打っています。

 

 

30年以上前に遡ると、当時の男性アマチュアの場合、5番(ロフト30度前後)で150ヤードというのがひとつの目安でした。7番だと130ヤード前後だったと記憶しています。それが、ボールの進化とアイアンのストロングロフト化によって、アマチュアのアイアンの飛距離はグングン伸びて、今では「7番で150ヤード」という人がかなり増えています。また、「7番で150ヤード打ちたい」という人も少なからずいます。

 

もしも7番で150ヤード打ちたいのでしたら、150ヤード打てるロフトが、そのゴルファーにとって最適ロフトにするというのも大いにアリです。アイアンは番手事に10~15ヤード差、いわゆる飛距離の階段をきちっと作るというのが基本的なセッティングですが、スコアメイクの観点から言うと、

 

150ヤードと100ヤードが簡単に打てるクラブがあるとプレーを組み立てやすいです!!!!

 

ドライバー同様、アイアンもヘッドスピードと飛距離には相関関係があります。打ち方によっても変わりますが、ヘッドスピードが速い人の場合、ロフトが多くても飛距離が出ます。対して、ヘッドスピードが遅い人の場合は、ロフトが多いと飛距離が出づらくなってきます。

 

目安としては、ドライバーのヘッドスピードが46m/s以上ならば7番のロフトは32度以上でも楽に150ヤード以上飛ばせると思います。ヘッドスピードが43m/s前後ならば7番のロフトは32度前後だと150ヤードぐらいだと思います。打ち方によっても飛距離が変わるので、31~33度ぐらいの7番を打ち比べてみると、150ヤードをちょうど打てる(ちょうど打ちやすい)ロフトを見つけられるでしょう。

 

ドライバーのヘッドスピードが40m/s前後であれば、7番のロフトは30度前後だと150ヤードが打ちやすいでしょう。

 

7番のロフトが29度を下回っているアイアンもありますが、これは特に飛距離に特化したアイアンです。この手のアイアンはドライバーのヘッドスピードが38m/s以下の人でも、7番で150ヤードが打てる設定、もしくは7番で160ヤード以上飛ばしたい人向けに作られています。

 

 

 

ドライバーと違って、アイアンは飛ばすクラブではありません。しかしながら、飛ぶアイアンを使った方がゴルフがやさしくなる場合もあります。アイアンのロフトは、自分がどんな風にプレーしたいか、7番で何ヤード打ちたいかどうかで決めてみるのがいいと思います~。

 

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2017年06月14日超私的な提案、シャフトの逆しなりを上手く使ってボールを飛ばすコツとは!?

 

昨日の神田エリアは梅雨らしい天気でした。傘が手放せない1日でしたが、マーク金井はプロ野球、交流戦を観戦。雨の影響を受けない快適な東京ドームで、巨人vsソフトバンク戦を観てきました。先発は巨人が菅野でソフトバンクが東浜。交流戦で負けが続いている巨人でしたが、菅野が強力ソフトバンク打線をヒット3本に抑え、巨人が連敗脱出しました。

さて、毎週火曜日はゴルフ雑誌の発売日。昨日も週刊ゴルフダイジェスト週刊パーゴルフが発売されましたが、マーク金井が注目したのはこの記事(この漫画)。

オーイ! とんぼ
 第136話 感覚論

 

 

原作のかわさき健さんとは一度だけ一緒にプレーしたことがありますが、元研修生だけあってゴルフの腕前はそうとうなもの。ゴルフが上手いだけでなく技術についても見識が深く、それが作品にあふれています。今回の感覚論にしても、技術を論理的な側面から、そして感覚的な側面から見事に説明されています。スピードラーニングは「聞く」だけで英語が上手くなるそうですが、オーイ! トンボは「読む」だけでゴルフが上手くなれる漫画だと思います。

 

 

今回のテーマは球の高低の打ち分けでしたが、例え話が秀逸でした。シャフトのしならせ方で球の高低を打ち分けるのですが、シャフトのしならせ方を、電車に乗っている乗客で例えられてます。

 

マーク金井シャフトセミナーでは、例え話でシャフトのしならせ方(逆しなり)について説明してます。具体的に言うと、

 

  • クルマを運転中に急ブレーキを踏むと、急ブレーキの反動で体は前につんのめる。
  • クルマを急発進させると、急発進のエネルギーで体はシートに押しつけられる。

 

要するに、シャフトというのは手元側が加速状態から減速すると、その反動でシャフトは逆しなりが発生し、ヘッドを効率良く走らせることができるのです。逆に、インパクトゾーンで手元が加速し続けると、シャフトはヘッドが遅れた方向にしなったままの状態なので、シャフトの逆しなりは発生しづらくなり(ヘッドが遅れた状態になったまま)、ヘッドスピードも上がりません。

シャフトの逆しなりというのはダウンスイング後半からインパクトにかけて発生させますが、インパクトゾーンで手元を速く動かしてしまう人の場合、頭では分っていてもいざボールを前にすると、上手くできない人が少なからずいます。ボールがあるとどうしても手元に力が入ってしまい、手元の力でヘッドを走らせたくなるからです。

 

漫画でも描かれてますが、手元を減速させる感覚が今ひとつ上手くできないならば、ボールに当たると同時に手元を引き戻すドリルがお薦めです。これは40年ぐらい前ぐらいから、林由郎プロがバンカーショットの極意としてレッスンされてますが、引き戻しを意識すると、インパクトゾーンで手元が減速し、その反動でシャフトがしなり戻ります。こうやってバンカーショットを打つとボールが高く上がるだけでなく、スピンもしっかり効くようになるのです。

(こちらの動画、22分49秒ぐらいに引き戻しのバンカーショットが実際に観れます)

この40年でゴルフクラブは劇的に進化し、そして変化しています。ただし、クラブの基本的な構造は変わってません。ゴルフクラブはグリップ、シャフト、ヘッドという3つのパーツによって作られ、そしてシャフトの延長線上から離れた位置にヘッドがくっついてます。基本構造が変わっていないので、シャフトのしならせ方についても、昔も今もなんら変わらないのです。

 

ちなみに、オンプレーンセミナーで実施している水平振り、ひざ立ち打ちというのも、40年前からあったドリルです。恥ずかしながら、40年前のマーク金井はどちらも上手く打てなくて、特にひざ立ち打ちは50センチ以上手前をダフってばかりでした(汗)

今、セミナーでは水平打ちもひざ立ち打ちも、何の問題もなくデモンストレーションできますが、それは理由があります。たくさんボールを打ったから出来るようになったのではありません。スイングのタネと仕掛けが分ったからです。スイングのタネと仕掛けについては、アナライズオンプレーンセミナーで常時レクチャーしています~。

 

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2017年06月12日超私的な考察、宮里藍に学ぶ、アマチュアがドライバーで飛距離を出すコツとは!?

昨日はアナライズセミナーデー。6名定員とはいえ、前半の「インパクトセミナー」、30分の休憩を挟んで後半の「オンプレーンセミナー」も満員御礼でした。セミナー受講者は関東エリアだけではなく、今回は6名中4名が関西エリアからのご参加。家族はディズニーランドで過ごし、自分はセミナー受講という方もいらっしゃいました。アナライズ神田スタジオは悩めるアマチュアゴルファーの「ディズニーランド」を目指すべく、これかもセミナーを積極的に開催していきます。

神田ではセミナーを実施してましたが、その最中、神戸では国内女子ツアー「サントリーレディス」が開催。3日目にトップに立ったキム・ハヌル選手(韓国)が、最終日もスコアをひとつ伸ばし、通算15アンダーで優勝。1打差の2位に掘琴音選手が入っています。今季限りで現役引退を表明している宮里藍選手は、通算2アンダーで26位タイでホールアウトしました。

 

宮里藍選手の引退についてはなんとも残念な限りですが、本人がそう決めたわけですから暖かく見送りたいと思います。宮里選手を直接取材したことは一度もありませんが、トーナメント会場では何度かプレーを見ています。小柄な身体にも関わらず、ドライバーの飛距離は230ヤードを楽に超えています。ヘッドスピードも女子プロの中では速い方ではありませんが、それでも飛距離を得られるのはインパクト効率が高いからです。

 

言い換えると、飛距離不足に悩んでいるアマチュアの大半は、宮里選手に比べるとインパクト効率が低いのです。ヘッドスピードの割に飛距離が出ていない人は、100%の確率でインパクト効率が低いと思って間違いありません。

 

 では、なぜアマチュアの多くはインパクト効率が低くなるのか?

 

インパクトセミナーでも話してますが、ボールの飛び方はすべてインパクトで決まります。具体的に言うと、

 

・ヘッドの軌道
・フェースの向き
・打点位置

 

 

芯を外すよりも芯で捕らえた方がインパクト効率が高くなります。宮里選手とアマチュアゴルファーのインパクトを比較すれば、宮里選手の方がミート率が高い(芯で捕らえる確率が高い)ですが、それだけではありません。

 

ヘッドの軌道とフェースの向きの組み合わせでも、インパクト効率というのは大きく関わるのです。芯で捕らえたとしても、この組み合わせ次第でインパクト効率が高くなったり、低くなるのです。

 

 ↑ヘッドの軌道に対してフェースが開いた状態で当たると、インパクト効率が下がります。
スライスすると飛距離が落ちやすくなりますが、これはボールにスライス回転がかかるだけでなく、インパクト効率も下がるからです。対して、宮里選手をはじめ持ち球がドローの人の場合は、インパクト効率が高いです。ドローを打っている人の場合、ヘッド軌道に対してフェースがややクローズ(やや閉じた状態)↓になっているからです。(写真ではわかりやすいように極端にクローズにしています)

 

 

インパクトとはヘッドとボールが衝突する瞬間のことですが、ヘッド軌道に対してフェースがスクエア(真っ直ぐ)な時が正面衝突。この時が一番エネルギー効率が高くなります。そして、ここからは超私的な感覚ですが、ドローを打っている時のように、ヘッド軌道に対してフェースがスクエアよりもややクローズ(閉じている)の時もエネルギー効率が高くなります。

 

例えば、インサイドアウトが5度で、フェース向きが3度オープン。この場合、ヘッド軌道に対してフェース向きは2度クローズ(閉じた状態)です。宮里選手はこんな感じでインパクトを迎えてますが、こんな感じでインパクトを迎えると、ヘッド軌道に対してフェースが閉じている分だけバックスピン量が減り、落下後のランで飛距離を稼げるのです。

 

(クローズ?と思う方。ヘッドの軌道に対してクローズになる↓こちら参照)

 

 宮里選手のドライバー弾道は決して高くありません。中弾道でスピンが少なく、落下後のランが非常に出ます。キャリーよりもランで効率良く飛ばしているのです。

 

ドライバーのヘッドスピードが40m/sぐらいまでの人は、宮里選手のようにキャリーよりもランが出る弾道を打った方が効率良く飛ばせます。ヘッドスピードがこれぐらいまでだとキャリーを伸ばそうとすると、そのトレードオフでバックスピン量が増え、落下後のランが減りやすくなるからです。

 

もちろん、ランで飛距離を稼ぐためには方向性が求められます。フェアウェイに着弾すればファーストバウンドが跳ねてランを稼げますが、ラフに着弾してしまうと芝の抵抗で落下後のランは出ないからです。

 

アマチュアゴルファー、特に非力なアマチュアゴルファーはパワーがある男子プロよりも宮里選手のようなランが出やすいドロー弾道を打った方が、飛距離を出せます。ヘッド軌道に対してフェースを少しクローズ(閉じる)な状態でインパクトを迎えることができれば、今の体力ままでも、今のヘッドスピードのままでも10ヤード以上、飛距離を伸ばせるようになるのです。インパクトセミナーでは、インパクト効率の重要性についてじっくりと時間を割いてレクチャーしています~。

 

 

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