マーク金井blog

2023年02月17日超私的なヤングタイマー試打  テーラーメイド バーナーTPドライバー(2007年)

あの永久シード選手が長く愛用!


 

昨日は小春日和とはいかないまでも、風も強くなく比較的穏やかな天気の中、赤羽ゴルフ倶楽部にて薄暮9ホールプレー。普段は短尺スチールシャフトを装着したドライバーを使っていますが、昨日はカーボンシャフトを装着したドライバーを2本持ち込んでティオフしました。

 

 

 

 

1本はピンG10ドライバーで、シャフトは三菱ケミカルのテンセイオレンジ(60S)です。G10はヘッドが190g前半と軽めなのでシャフトは普段よりも10g重い60g台にしています。

 

 

 

 

ヘッドのとの相性もありますが、テンセイオレンジは剛性の高さが特徴。切り返しで手元側がほんの少ししなるタイプです。久しぶりに打ちましたが、先端剛性が高いので捕まり過ぎない挙動で、低スピン弾道が打ちやすく仕上がっています。G10に装着すると、低く抑えが効いたフェード打てました。

 

 

 

 

 そしてもう1本はテーラーメイドのバーナーTP。

 

 

 

 

2007年に発売されたドライバーで、発売するやすぐに購入しました。今から16年前のドライバーですが今も手元に残している1本です。

 

 

 

 

実際にコースで使うのは13年ぶりぐらいです。

 

 

 

 

スペックをざっと紹介すると、、、

 

 

  • ヘッド体積 441.6CC
  • 重心距離  40.4ミリ
  • 重心深度  42.1ミリ
  • 重心高   32.9ミリ
  • 重心高2  24.3ミリ
  • 重心角   27.2度

 

 

 

当時としては重心距離は長めでしたが、今となっては重心距離はそれほど長くありません。重心深度はやや深めで、それでいて低重心になっています。重心角は27.2度と大きいですが、フェース角がマイナス2度とオープンフェースになっています。

 

 

 

数値的には低スピン弾道を打つのに理想的にですし、適度な捕まりがありつつ左に飛びづらい設計がなされています。今でも、数値的には左のミスを嫌がるゴルファー、低スピン弾道を打ちたいゴルファーには非常に使い勝手が良い設計がなされています。

 

 

 

そして久しぶりに引っ張り出して感じたのがヘッド形状が非常にバランス良いこと。

 

 

 

ピンのG10もそうですが、この頃のドライバーは丸み感があってヘッドの座りが非常に良いのです。今どきのステルスやSIM2とかと比較するとクラシックな形状ですが、ヘッドシェイプはシンプルでスマートに仕上がっています。

 

 

 

クラウンには安っぽい編み目のグラフィック(恐らくプリント柄)が施されているのは好みが分かれそうですが、個人的にはこの安っぽさがアメリカンな感じがします。今どきの洗練されたドライバー比べると高級感のかけらもありませんが、カジュアルな感じが好きな人には、こちらのデザインの方がしっくりくるのではないでしょうか、、、。

 

 

 

 

10番、12番、13番、15番、18番ホールで使いましたが、16年経った今でも性能はまったく見劣りしませんでした。YouTubeでヤングタイマー編を作り始めたことで久しぶりに打ちましたが、求める弾道、求める飛距離がちゃんと出ました。

 

 

 

バーナーTPのようなパフォーマンスが高いドライバーが廃盤になるのはなんとももったいないと超私的に思っています。若いゴルファー向けにリーズナブルな価格でリバイバル発売するのも大いにアリではないかと思っています。

 

 

 

 

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2023年02月15日超私的な提案  コースではボールを1個しか使えなかったらドライバーに飛距離を求めますか!?

今でも充分現役で使えます。その理由は?

 


1月が終わり、2月も半ばになりました。今シーズンもすでに9回早朝スノボに行ってますが、このペースだとあと5~6回ぐらいはガーラ湯沢に伺い、他では白馬と関西のスキー場に行こうかと思っています。

 

 

 

この時期、ゴルフも週に2回ぐらいのペースでラウンドしていますが、スノボのおかげで寒さにはすっかり強くなりました。加えて、赤羽ゴルフ倶楽部でプレーする機会が多いので風にも慣れました。

 

 

 

そして、赤羽でプレーする機会が多くなったおかげで慣れたのが、ドライバーのバントです。

 

 

 

 

赤羽は総じて距離が長くありません。ティショットが180ヤードも飛べばセカンドでグリーンを狙えるからです。230ヤード飛ばして曲げるよりも、180ヤードでもいいからフェアウェイキープした方がセカンドショットが打ちやすいし、スコアメイクしやくなるのです。

 

 

 

 

さて、このティショット。

 

 

 

 

ドライバーでバント(わざと飛ばさない)というのをやっていると、必ずと言っていいほど、このようなをコメントをしてくる人がいます。

 

 

 

 

ドライバーを飛ばさないなんてなんとも地味なゴルフ。
 地味なゴルフをしてて楽しいんですか?

 

 

 

 

確かに、ドライバーで距離を落とすというのは、派手か地味かと問われたら、、、後者なのは間違いありません。しかしながら、超私的なことを言わせてもらうと、地味なゴルフこそがアマチュアにとって目指すべきゴルフではないかと思うようになってます。
いくらドライバーの距離が飛んだとしても、それがフェアウェイに運べていないようならばティショットの意味をなさないからです。

 

 

 

 

そしてコースに出た時に超私的に心がけているのが、ゴルフボール1個でホールアウトすることです。

 

 

 

 

ラウンド中、ボールは1個だけしか使えないというルールを定めたならば、まずはボールを無くさないことが最重要となります。無くさないためにやるべきことは、飛距離よりも方向性。狙った場所にボールを運ぶことを最優先してプレーするはずです。

 

 

 

 

もしも、ゴルフ場がボールを1個しか使えないというローカルルールを定めたならば、
ゴルファーはドライバーで一体どれぐらいの飛距離を打とうとするのか? どんな風にティショットを打つのでしょうか、、、、。

 

 

 

 

ちなみにマーク金井はいつものラウンドと同じく、ドライバーで狙って打つ距離というのは180~220ヤードです。

 

 

 

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2023年02月13日超私的な考察  ヤングタイマーなドライバーは一体いつまで使えるのか!?

今でも充分現役で使えます。その理由は?


温故知新ではありませんが、この所、ヤングタイマーなドライバーを使ってプレーする機会が増えました。先週のラウンドではキャロウェイのビッグバーサC4(2002年)、FTツアー(2010年)、ピンのG10(2007年)そしてフォーティーンのCT112(2012年)の4モデルを赤羽ゴルフ倶楽部に持ち込んで使いました。

 

 

 

 

いずれのモデルも10~20年前に発売されたドライバーですが、使用するのにまったく問題はありませんでした。あと10年ぐらいは使えそうです。

 

 

 

最新モデルに比べるとパフォーマンスは少し劣りますが、まったく飛ばないなんてこともありません。

 

 

 

 

そして、ヤングタイマーなドライバーに共通するのはヘッドの構造がシンプルなことです。FTツアーこそカーボンコンポジットの2ピース構造ですが、それ以外の3モデルはフルチタン。ソールにバッジの類いはついてませんし、重量調整用のネジもついてません。破損や剥離の可能性があるパーツが付いてないので、長く使っても壊れづらくなっています。

 

 

 

対して、今どきのドライバーはヤングタイマーなドライバーと比較すると構造が複雑になっています。製造技術が進化し、そして設計の自由度が増したからだと思いますが、ヘッドの部品点数が多くなっています。ヤングタイマーなドライバーに比べると、クラウンやソール部分は素材がかなり肉薄です。構造的には、ヤングタイマーなドライバーよりも耐用年数が長くなりづらいのではないかと超私的に思っています。

 

 

 

 

超私的には今どきのゴルフクラブ、特にドライバーはF1とかレーシングカーの作りと似てきたと感じています。飛びのパフォーマンスを上げるためには必要なことだと思いますが、それのトレードオフとして耐久性のパフォーマンスを上げづらいモノ作りがなされているような気がします。

 

 

 

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2023年02月10日超私的な考察  ゴルフクラブの売れ行きに大きな影響を与えるのは○○○○です!?

どまっすぐ!というべきところを、”ど真ん中”と間違えて連呼しておりますが

間違いなく曲がらないシャフトみたいです!

 


日曜日に続き、昨日の赤羽薄暮もドライバーを2本持ち込んでプレーしました。1本は短尺スチールシャフトを装着したキャロウェイのFTツアー。もう1本はキャロウェイのビッグバーサC4です。FTツアーはボディがカーボンでフェースがチタン。発売されたばかりのパラダイムと同じ構造のドライバー。

 

 

対する、C4はフェースもボディもカーボン素材。テーラーメイドのステルスシリーズよりも20年も前に発売されたヤングタイマーなドライバーです。

 

 

 

 

C4は専用のスリーブが必要なので、今となってはリシャフトできません。純正シャフトのままでの試打となりますが、改めて、使ってみて感じたのが

 

 

 

 

インパクト音とボール初速には何の因果関係もないことです。

 

 

 

 

 

昨日のラウンドでもそれが証明され、C4でもちゃんと打てばちゃんと飛びました。と言うよりは総重量が軽いこともあってヘッドスピードは上がりますし、何よりも低スピン弾道が打てるのでアゲンスト風でも飛距離が落ちません。

 

 

 

20年以上前のドライバーですが、今でも十分な飛距離性能を誇っています。あえて違いを上げるならばチタンドライバーとはまったく異質なインパクト音とフェースの弾き感です。チタンに比べると音が静かで(音が鈍い)、チタンに比べると弾き感が乏しい(物足りない)。

 

 

 

C4(カーボンヘッド)はチタンに比べると、音と手応えが劣っていると勝手に認識してしまうゴルファーが圧倒的に多く、それが不人気につながったのでしょう。

 

 

 

 

 

大部分のゴルファーは音や弾き感と飛距離には関連性があると勝手に認識しているのです。別言すると、ごくごく一部のゴルファーを除けば、ロジカルに飛距離性能を判断しているのではなくて、ヒューリスティックに飛距離性能を判断しているのです。ヒューリスティックを乱暴に訳せば、ロジカルな根拠が不確定な先入観や「思い込み」です。

 

 

 

C4はヒューリスティックな面でゴルファーからネガティブなイメージを持たれ、それが不人気につながったと分析するのが正しいのではないかと超私的に思っています。

 

 

 

 

逆に言えば、売れるクラブを作る極意はリアルな飛距離性能の高さはもちろんのこと、それ以上に大事なことはヒューリスティックに「飛ぶ」と感じさせるドライバーを作ることです。

 

 

 

 

誤解恐れずに言えば、大ヒットしたゼクシオは本来の性能の高さはもとより、ヒューリスティックな部分(澄んだインパクト音、弾き感の良さ)でもアドバンテージがあったから、20年もの間、売れ続けているのとも言えます。

 

 

 

 

ゴルファーに限らず、人間はあらゆる場面でヒューリスティックな処理をしがちです。それを考えると、売れるドライバーを作る上で求められるのは、リアルな飛距離性能以上に、ヒューリスティックを意識したモノ作りが必要不可欠ではないかと超私的に思っています。

 

 

 

 

C4を世に送り出したキャロウェイが20年経過してもカーボンフェース(カーボンウッド)のドライバーを作らない(市場投入しない)のは、昔も今もヒューリスティック的に不利だと判断しているのでしょう。

 

 

 

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2023年02月08日超私的なヤングタイマー試打  キャロウェイ ビッグバーサC4ドライバー

人気のベンタスに新しいラインナップが!


土曜日、日曜日と赤羽ゴルフ倶楽部でプレーし、月曜日は朝イチの新幹線でガーラ湯沢で早朝スノボ。毎年この時期はゴルフとスノボの二刀流の日々を過ごしていますが、日曜日のラウンドではドライバーが二刀流でした。

 

 

 

 

1本は赤羽での絶対エースである短尺スチールを装着したキャロウェイのFTツアー。

 

 

 

 

もう1本はキャロウェイのビッグバーサC4です。

 

 

 

 

 

C4はフェースもボディもカーボン素材。カーボンヘッドの意欲作として2002年に発売。テーラーメイドのステルスよりもはるか昔にカーボンヘッドで登場したドライバーです。

 

 

 

 

マーク金井はこのC4をフロリダで試打。キャロウェイが主催する新製品お披露目イベントに招待され、1ホールだけですがアニカ・ソレンスタムとこのドライバーを一緒に打ちました。撮影を兼ねたのでアニカには3球打ってもらいましたが、すべてフェアウェイど真ん中に着弾したのを今でも鮮明に覚えています。

 

 

 

 

当時はチタンヘッド全盛だったこともあってC4のセールスは芳しくありませんでした。同じ時期に発売されたチタンヘッドのゼクシオは大人気でしたが、カーボンヘッドのC4は不人気。カーボンの斬新さよりも、ボコッという鈍いインパクト音がアマチュアゴルファーには受け入られなかったのです。

 

 

 

 

さて、このC4。

 

 

 

 

チタン全盛の時に登場させたことを考えるとまさにパラダイムシフトしたかのようなドライバーではないかと超私的に思っています。マーク金井も1本所有していますが、20年経った今でも古めかしさはまったくありません。まさにヤングタイマーなドライバーです。

 

 

 

 

では、実際に打ってみてどうなのか?

 

 

 

 

キャロウェイの最新作、パラダイムよりも飛距離が出るということはありません。

 

 

 

 

クルマのヤングタイマーがそうであるよりも、最新モデルに比べるとパフォーマンスは少し劣ります。しかしながら、最高飛距離ではななく安定した飛距離という意味では、今でも充分なパフォーマンスを発揮します。

 

 

 

 

インパクト音が静音なのは好みもありますが、慣れてくると違和感ありません。そして静かな音とは裏腹にボール初速は思った以上に出てます。赤羽でFTツアーと打ち比べると、距離の差はほとんどありませんでした。視覚的にはC4の方がボールが力強く飛び出すことも多々ありました。

 

 

 

 

C4は徒花(あだばな)だったのか、、、それとも時代を先取りしすぎたのか、、、、

 

 

 

 

セールス的には大失敗に終わりましたが、ヤングタイマーとして考えると今でも十分使い勝手が良いドライバーです。

 

 

 

 

超私的にはハイバック系のヘッド形状は構えやすく、そして金属プレートのソールのおかげで低重心。低スピン弾道が打ちやすいのでイメージ通りの低い弾道でランがしっかり出てくれます。1ヤードでも遠くに飛ばせるクラブではありませんが、風に強い弾道が打ちやすく、フェアウェイキープしやすいドライバーであることは間違いないです。

 

 

 

C4はセールス的には失敗作だったかも知れませんが、ゴルフクラブの進化を語る上では欠かせないドライバーであると超私的に思っています。

 

 

 

 

ちなみにマーク金井が所有しているC4はUS物でロフト9度。シャフトは純正のSで振動数は280cpm。これでもかってぐらい硬いシャフトなんですが、意外にもタイミングが取りやすいのでヘッドスピードを落としても打ちづらく感じませんでした。

 

 

 

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