マーク金井blog

2006年11月20日黄色ランバックスは「叩ける」シャフト!!

2軸の平織りカーボンと
3軸織物繊維を融合させた
シャフトと言えば、

フジクラのランバックス(2005年発売)ですが、
ランバックスの第2弾が今日、記者発表!!!!!!!!!

それがこれっ!!

 

現行ランバックス「Vシリーズ」は深緑で落ち着いた色に対して、第2弾「Xシリーズ」は目が痛くなるほど鮮やかなイエローとゴールドの配色!!!

従来のフジクラ製品と比較すると、かなり派手。デザイン性、視認性をかなり意識しており、携帯電話でゴルフ中継を見るクラブマニアにも自社製品をアピールしたいのかも???

試打した第一印象は‥‥‥

「叩ける!!」

先端側の剛性が高く、ハードヒットしても吹け上がりませんし、インパクトでしっかり叩きたくなるような挙動のシャフトです。しなり的には手元側の剛性が少し弱いこともあって、切り返しで間が作りやすい。ハードヒットしやすい面を持ちながら、何故かコックが早くほどけやすいアベレージゴルファーにもタイミングが取りやすく仕上がってますわ~~

言い換えると、自分でタメを作れる人、ややインサイドから煽ってしまうチーピンヒッターにはタイミングが取りづらいかも‥‥ここ一番で左に行きやすい人が使うと、先端側の硬さが裏目に出て、先っぽフックが出やすいと思われます‥‥

このタイプの人はランバックスの「Vシリーズ」を使った方がタイミングが取りやすいし、弾道も安定させやすいでしょう。

「Xシリーズ」は50g台、60g台、70g台、そして80g台がラインアップされてますが、ボクが試打して最もフィーリングが良かったのが

な・な・なんと‥‥

80g台のX

不思議なことに振動数よりも振った時の方が軟らかく感じる特性があり、このXシャフトも数値は287cpmでも体感的には275cpmぐらい。そして、重量も物理的な数値よりも10グラムぐらい軽く感じるんですわ~~。

風邪薬(小児用○キニン)を一気飲みしたせいで、
今日だけパワーがあったのか‥‥
それとも、数値と振った感じがガラッと違うシャフトなのか‥‥

試打シャフトが手に入り次第、じっくりテストしまっさ~~

んじゃ。


2006年11月19日アッパーブローのウソ、ホント‥‥その4

アッパーブローと日本語に訳せば‥‥「すくい打ち」
前回、すくい打つはダウンスイングで体(背骨)を

右に傾けない

ことが不可欠です。その理由は体(背骨)を右に傾けてアッパーにクラブを動かそうとすると‥‥こんな感じで

スイングの最下点がボールの手前になるだけでなく‥‥

スイングの最下点がボールのかなり下になってしまうからです。加えて、シャフトが寝るためにスイングプレーンよりもヘッドが低い位置に入ります。

言い換えると、ダウンで右肩が体(背骨)が右に傾くほど、ダウンでクラブをリリースできません。リリースするとダフるのが本能的に分かり、クラブヘッドが高い位置に残っている時間が長くなります。結果、体がすくい打とうとするほど(シャフトが寝るほど)、ヘッドを上からぶつけるような軌道になり、アイアンショット、FWでは上手く捕らえてもターフが深くなる。また、ダフりを嫌がれば(クラブのリリースを抑えれば)ハーフトップが出やすくなります。ドライバーに関しては、インパクト直前にフェースが被りやすくなるので、打出し角度が低くなります。また、打点位置もフェース上側になりやすいので、低スピンのドロップ球が出やすくなります。

他方、こんな感じで体(背骨)が垂直に近い状態を保てれば‥‥

右肩が高い位置に残ります。右肩が高い位置にあれば、ヘッドを落としてもスイングの最下点はボールよりも下にはなりません。右腕を伸ばしきるように、ヘッドを下方向にリリースしても‥‥

ボールの高さと同じぐらいまで。これならば、アッパー軌道で振るための前段階「クラブを下に下ろし切る」ことができるので、アッパー軌道でボールを捕らえることが簡単にできるのです。

大事なことなので繰り返しますが、アッパー軌道に振るにはボールの少し手前でクラブを下ろし切ること。下ろし切れば上に向かってクラブを振れるんですわ~~

下ろすことの重要性が分かるかどうかは、ドライバーのアッパー軌道を会得するだけでなく、実は、FW&アイアンの浅い入射角にもつながります。

そして、クラブをちゃんとプレーンに沿って下ろせているかは、前に紹介したひざ立ちスイングで正確にジャッジできます。

んじゃ。


2006年11月14日アッパーブローのウソ、ホント‥‥その3

アッパーブローと日本語に訳せば‥‥「すくい打ち」
前回、すくい打つはダウンスイングで体(背骨)を

右に傾けない

ことが不可欠です。その理由は体(背骨)を右に傾けてアッパーにクラブを動かそうとすると‥‥こんな感じで

スイングの最下点がボールの手前になるだけでなく‥‥

スイングの最下点がボールのかなり下になってしまうからです。加えて、シャフトが寝るためにスイングプレーンよりもヘッドが低い位置に入ります。

言い換えると、ダウンで右肩が体(背骨)が右に傾くほど、ダウンでクラブをリリースできません。リリースするとダフるのが本能的に分かり、クラブヘッドが高い位置に残っている時間が長くなります。結果、体がすくい打とうとするほど(シャフトが寝るほど)、ヘッドを上からぶつけるような軌道になり、アイアンショット、FWでは上手く捕らえてもターフが深くなる。また、ダフりを嫌がれば(クラブのリリースを抑えれば)ハーフトップが出やすくなります。ドライバーに関しては、インパクト直前にフェースが被りやすくなるので、打出し角度が低くなります。また、打点位置もフェース上側になりやすいので、低スピンのドロップ球が出やすくなります。

他方、こんな感じで体(背骨)が垂直に近い状態を保てれば‥‥

右肩が高い位置に残ります。右肩が高い位置にあれば、ヘッドを落としてもスイングの最下点はボールよりも下にはなりません。右腕を伸ばしきるように、ヘッドを下方向にリリースしても‥‥

ボールの高さと同じぐらいまで。これならば、アッパー軌道で振るための前段階「クラブを下に下ろし切る」ことができるので、アッパー軌道でボールを捕らえることが簡単にできるのです。

大事なことなので繰り返しますが、アッパー軌道に振るにはボールの少し手前でクラブを下ろし切ること。下ろし切れば上に向かってクラブを振れるんですわ~~

下ろすことの重要性が分かるかどうかは、ドライバーのアッパー軌道を会得するだけでなく、実は、FW&アイアンの浅い入射角にもつながります。

そして、クラブをちゃんとプレーンに沿って下ろせているかは、前に紹介したひざ立ちスイングで正確にジャッジできます。

んじゃ。


2006年11月13日出来上がった~~!!!

今日、単行本編集担当のM野氏から電話‥‥
そして、受け取ったのがこれっ!!

ゲーリーさんと出会ってちょうど1年。
彼がブログでボクのイラストを描いたのが縁で‥‥
コラボの本が完成!!!!!!!!!!!!!!!!!

内容をちょっと紹介すると‥‥

新書ですがイラストを大きく扱って、

中古クラブの賢い選び方をあれこれ書きました。これまでライター業として20冊以上の本を書きましたが、自分の名前で出る本はこれが初めて!! うれしくなって、現在、個人的に発売記念のノベルティ制作を考えてまっさ~~

んじゃ。


2006年11月06日今度のフェースはタスキがけ!!

新製品ラッシュが続く中‥‥
今日は‥‥

ヤマハの記者発表。
藤田寛之プロもすでに使っているドライバーの特徴は‥‥

フェース裏側の造形。
前作は縦方向に凸部分を作って反発エリアを広げてましたが、今回は‥‥

凸部分がX状に。いわゆるタスキがけした部分が分厚く、その周辺が薄くなっています。分厚い部分のフェース厚は4.7ミリで、上下方向の凹んだ部分は1.8ミリ、左右の凹んだ部分は2.6ミリ。フェース裏側を凸凹にすることで、左右だけでなく上下方向にも反発エリアが広がったとメーカー側は強くアピール。

実際に打ってみて感じたのは、初速の増減よりも、スピン量。

意図的に打点を上下にバラつかせてもスピン量が劇的に変わらず、2200~2800回転と飛距離が出やすい弾道が打ちやすく仕上がってました。この特性を考えると、藤田プロがすでに使っているのも素直にうなづけます。

デザイナーが変わったみたいで‥‥

どこことなく楽器の雰囲気が漂ってますわ~~

んじゃ。