マーク金井blog

2005年10月24日取らぬ狸の皮算用???

リシャフトというと、ついついシャフト選びに目が行きがち。
ヘッドのとの相性を気にされる人も多いみたいですが、
ボクがこだわっているのが接着寸。メーカーによってシャフトの接着寸が全然違いますし、同じシャフトでも接着寸が変わると、硬さ、そして振った時のフィーリングが「何これ!!」というぐらい違ってくる。

例えば、30ミリの接着寸と40ミリの接着寸を比較すると‥‥
同じシャフトでも後者の方が硬く仕上がりますし、振動数も5~10cpmアップ。そして実際にクラブを振り比べると、40ミリの方が先端側が硬くなるんです。

リシャフト予定のキャロウェイFT-3(ツアースペック)の接着寸は約33ミリ。現在エースのXドライブ405は接着寸は約40ミリ。(405の接着寸は約53ミリありますが、ここまで入れると硬くなりすぎそうなので40ミリに)

この差をどう埋めるか?

さんざん、迷った挙げ句にシャフト先端側を7ミリカットして、
赤マナ73(ディアマナM)73を装着しました。7ミリカットして33ミリ接着すれば、数値的にはXドライブと同じじゃないですか。振ったフィーリングが「同じになる」と思ったんです。

と、ところが‥‥

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振動数を測ってみると、

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271、271、271cpm。何度測っても270オーバー!!!
ワッグルしてみても405よりも明らかに硬め。それもそのはず、405の振動数は264cpmなんですから。

長さはどちらも44.75インチと同じだし、
バランスも405がD2に対し、FT-3はD3.5。
通常ならば、バランスが重い方が振動数が少し下がるはずなのに‥‥7cpmもアップしているとは‥‥

実際に打ち比べても、明らかにFT-3の硬く(特に先端側が!!)ボクが求める赤マナならではの心地良いフィーリングを得ることはできませんでした(T_T)

リシャフトはリスクがつきものなのは分かっているつもりでしたが、いざ失敗するとかなり凹みます。FT-3は複合ヘッドなのでシャフトが上手く抜けません。切断してシャフトを抜くのでダメならお釈迦。新しいシャフトが必要なんですよ~

どうしよう‥‥


2005年10月22日FT-3を丸裸にしてみると?

ミケルソン、アニカが使っているキャロウェイの複合ドライバー、

FT-3

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リシャフトするために本日分解してみると、

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ツアースペックと言うこともあって、ヘッド重量は202.7グラムとやや重め。
SLEルール適合フェースにしては反発が高い(ボール初速が上がりやすい)のが気に入って購入したのですが、これはヘッド重量が影響しているのかも知れません。ヘッドは軽いよりも重い方が反発力が高まるからです。ヘッドを重くすればデメリットもありますが、飛びの要素としてヘッド重量は見逃せないファクターです。

で、次にやったのがこれっ!!

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(協力・アナライズ A坂さん)

重心マーカーに乗せてスイートスポット位置を計測。

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定規で測ってみると重心高は35ミリ前後。市販モデルとしてはやや低めですが、現在エースのXドライブ405に比べると重心はほんの少し高め。低スピンで飛ばしてやろうとしつつも、ドロップしづらい位置に重心が設定されています。

重心距離も定規で測ると34~35ミリぐらい(正確に計るには専用計測器が必要。20万円以上と高額なために未だ購入できず‥‥トホホ)でした。

続いて、シャフトの接着寸は約33ミリ。
FT-3の場合、キャロウェイにしては珍しくスルーボアを見送っただけでなく、シャフトの先端側を生かしやすい設計になっていました。ちなみにXドライブ405の接着寸は53ミリ。これは市販ドライバーの中ではかなり深くシャフトが入るドライバーっす。

20ミリも接着寸が異なると、同じシャフトを成り行きで装着した場合、硬さを含めて振った感じがガラッと変わってしまいます。

うーん、困った。

シャフトはすでに赤マナ73を用意しているのですが‥‥接着寸が決まりません‥‥
FT-3は複合ヘッド。ヘッドに熱を加えてシャフトを抜くことができません(これで失敗するとヘッドが死にます)。このため、一度装着したらやり直しがきかず、1発打ってダメだったらそのシャフトは「チーン!!」お釈迦になってしまうんですわ~。

なんとか明日までにはシャフトを装着します。

んじゃ。


2005年10月21日こんどのナイキは顔が超デカイ!!

昨日、ナイキのメディア試打会で打ってきたのがこれっ!!

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新ドライバー
「サスクワッチ+」の体積はルール最大限の460CC。ヘッドは2種類あって11月15日に先行発売されるのは、高反発フェース採用モデル。

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(写真左がサスクワッチ、写真右はキャロウェイのFT-3)

どちらも同じ体積なのに、投影面積は2割ぐらいサスクワッチの大きい!!おまけにルール適合ギリギリまで奥行きがあって、顔つきはかなり独特。奥行きを深くすることで深重心を狙いつつ(r5デュアルのタイプDと同じコンセプトかも)、

そして、

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シャローバックにすることで低重心を狙っているみたいです。

かなり思い切ったデザインを採用してますが、実際に打ってみると違和感ゼロ!!!
これまでのナイキのドライバーの中では、パフォーマンスはナンバーワンっす。具体的なレビューは来週、GDOの「打たずにいられない!!」でアップします。
今しばらくお待ちをm(_ _)m

んじゃ。


2005年10月20日人間シャフト計測器 その2

前回、「シャフトの硬さ、調子を自分で調べる方法」についてカキコしましたが、今回はトルクの計測法について。

トルクって、クルマの場合は数字が多い方が「馬力あるな~」「追い越し加速いいぞ~」ってことになりますが、シャフトの場合は、この数字が大きいほどスイング中にシャフトのねじれを感じやすくなります。また、シャフトの硬さのフィーリングにも影響が出て、例えば、同じ硬さのシャフトがあった場合、トルクが少ない方が硬く感じ、トルクが多い方が軟らかく感じます。

さて、このトルク。フジクラはシャフトに数値が表記されてますし、他社もネットで調べればモデルことの数値が必ず表記されていますが‥‥ ボクの場合はこれっ!!

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やり方は簡単。
ヘッドとグリップをガッチリつかんだら、クラブをできる動かさないで両手を同時にグイッと反対方向に動かす(ぞうきんを絞るように力を使ってシャフトをねじる)

こ・れ・だ・け!!

原始的な方法ですが、これをやるとトルクの多いシャフトは「何だこりゃ~」というぐらいシャフトがねじれるのが手に伝わります。他方、グラファイトデザインのツアーAD I-65のようにトルクを絞りまくったシャフトはまったくもってシャフトがねじれません。無理にねじろうとしたら‥‥手を痛めちゃいます。

どれだけねじれたら、どれだけの数値なのかは言葉で上手く説明できませんが、毎日ようにやっていると「おおっ、これは4度ぐらいかなぁ~」なんていうのが分かってきます。まあ、そこまでいかなくても、低トルクと高トルクのシャフトを同時に2本やり比べれば、シャフトのトルクがどんなものか身体感覚として分かってくるはずです。

また、スルーボアはブラインドボアよりも先端側が硬く仕上がりますが、これをやるとスルーボアの方が硬いだけでなく、先端側がねじれにくいのも手に伝わります。

今のところ、こんな方法でシャフトをチェックしているのはボクぐらいですが(汗)、
やってみると、数値では分かりづらいシャフトの中味が皆さんも分かってくるんじゃないでしょうか‥‥ちなみに、中古クラブの場合、これをやると接着不良もチェックできまっせ~。

トルクとスイングの相性については、次回カキコします。

んじゃ。


2005年10月18日人間シャフト計測器!?

シャフトの硬さを調べる場合、一般的には

振動数計(主に手元側の硬さを調べる機械)と
センターフレックス計(シャフト中間部の硬さ、シャフトの指向性を調べられる機械)

を用いますが、ボクはアナログ人間なので自分なりの方法でもチェックします。

それがこれっ!!

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両手を少し離してクラブを握って体の正面でクラブを上に振り上げたら‥‥、ビュッっと下に振り下ろし(左手を体に引きつけ、右手を前に振り出し)、手元を急停止!!

クルマで急ブレーキをかけると、その反動で運転している人はフロントガラス方向にグイッと押し出されますよね。これと一緒で、手元を瞬間的に止めると(グリップをしっかり握っておくのがポイント)、その反動でシャフトに大きな負荷がかかり、シャフト写真のようにグニャッとしなります。ビジュアル的に分かりやすくするため、写真では練習用のグニャグニャシャフトを使ってますが、普通のシャフトでも結構しなります。慣れてくると硬さの違い、シャフトのどの部分がしなるかも分かってくるんです。この所、ディアマナについてカキコしてますが、青マナでこれをやると手元はあまりしならず、赤マナは手元側がしなってくれました。

原始的な方法ですが(人がそばにいる時や、狭い場所では危険なので絶対、絶対止めて下さい!!)、シャフトの硬さ、しなりをチェックするにはかな~り役立ってます。

ちなみに、硬さを調べる場合にこれをやるの禁物!!!

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ネック部分に強い負荷がかかるので、グイッと負荷をかけすぎると折れることも。ショップでは禁止されてますが、まだまだこれで「おおっ、軟らかいなぁ」なんてしたり顔で硬さを調べる人が少なくありません。ボクもかつてはやってましたが‥‥(汗)、今は絶対やらないようにしてます。

んじゃ。