マーク金井blog

2005年12月21日適正重量について真面目に考える その2

「適正重量について真面目に考える その1」←前回のブログ

すごく地味なテーマにもかかわらず‥‥反響の大きさに驚いてます。

今回もクラブの適正重量について話を続けますが、ここ数年疑問に思っているのが‥‥

「上級者=重いクラブ(重いシャフト)」
「アベレージ=軽いクラブ(軽いシャフト)」

という重量設定。例えば、来年モデルを見ても国内老舗メーカーのM社の場合、上級者向けには

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66gのシャフトが装着され、クラブ重量は約320g

他方、アベレージ向けとなるとシャフトがグッと軽くなって(数年前の女性用と同重量)、

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シャフト重量は50gを大きく下回り、クラブ重量も290g前後。M社だけでなく、ほとんどのクラブメーカーはこれと同じ戦略をとっており、06年のメーカー主力モデルのほとんどは、シャフトが45~50gぐらいで、ドライバーのクラブ重量は

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290g前後!!!

推察するに、上級者の多くはアベレージゴルファーよりもヘッドスピードが速い。ヘッドスピードが速い人はパワーがある。パワーがあればクラブ(シャフト)はちょっと重めの方が適している‥‥他方、アベレージゴルファーはヘッドスピードが遅い。ヘッドスピードが遅い人は非力。非力ならば軽い方がヘッドスピードを上げて、飛距離を伸ばせる。という図式になっている感じがしてなりません。

確かに、この図式に当てはまる人もいると思いますが、ボクの中では「ヘッドスピードが遅い=非力」というのは、ちょっと違うような気がしてなりません。練習場でウオッチングしても、初中級者の場合、「正しいスイングを理解していない」、「単にゴルフに不慣れ」なために、体力は普通なのに(パワーがあるのに)ヘッドスピードが遅い人が少なくないからです。

加えて、そういう人の多くは適正重量のクラブを使うことの意味を知らないだけでなく、アンダースペック(必要以上に軽い)クラブを使ってしまうために上達を妨げている場合もある。

具体的に言うと、自分のパワーよりも軽いクラブを使ってしまうと、テークバックで体をしっかり使いづらくなります(手先でクラブを簡単に操ることができるので)。クラブ設計家の竹林&松尾さんから教わりましたが、テークバックが始まればクラブに慣性の力が働きます。結果、重さがあるクラブの方がこの慣性の力が強く働き、クラブによって体が引っ張られ、体しっかり作ったトップが作れるのです。

それだけではありません、クラブが軽すぎると‥‥初心者のみならず中級者にも多い

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ダウンで左手が浮いて、「シャフトが寝る」「先っぽに当たる」ミスが出る危険性も高くなるんですわ~。

その理由については次回、カキコします。

んじゃ。


2005年12月20日適正重量について真面目に考える その1

1990年頃にチタン登場以来、大ヒットしたドライバーと聞かれてボクが真っ先に思い浮かべるのは‥‥

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SヤードのT.301

発売当初は、「こんなフックフェースは使えない」「こんなデカいヘッド、誰が使うの」「45インチなんて長すぎて使いづらい」等々‥‥異業種参入ということもあって、発売当初はネガティブな意見が集中!!!

ところが、いざフタを開けてみると、「スライサーでもドローが打てる」「ヘッドスピードが上がって飛ぶ」「打ってみるとやさしい」等々、加えて飛ぶという噂が口コミで一気に広がり、空前の大ヒット。バックオーダーが数ヶ月待ちにもなれば、クラブメーカーも黙っていられません。Sヤードをベンチマークにクラブ開発するのが当たり前になったのです。

さて、このSヤード。昨日、程度のいいモノを中古クラブで買って計測してみたら‥‥

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フェースの向きは今見てもかなりフックフェース。
計測値はフック2.75度(メーカー値はフック3度)

体積250CCは当時としては大きかったですが、今となっては超小ぶり!! 460CCのサスクワと並べたら5Wぐらい。もっとも当時は200CCぐらいのドライバーが主流。これでもかなりデカイと感じたのでしょう。

続いて体重計に乗せてみたら‥‥

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クラブ重量は303.9グラム
(メーカー値307グラムで45インチ)

今年発売のアマ向けドライバーの多くは290g台。Sヤードと比較すると、長さは同じにもかかわらずクラブ重量は10グラム以上軽めに仕上がってます。ご存じの人も多いと思いますが、Sヤードはどちらかというとシニア向け商品で、実際、購入ユーザーの多くは50歳代以上でした。

もう説明の必要はないでしょう。そうです、今の基準で考えると305グラムのドライバー(45インチ)は重めの部類になりますが、当時(12年前)はシニア層の間ではSヤードは「軽くて振りやすい」ドライバーだったのも事実‥‥

トドライバーの適正重量についてはハッキリとした基準がありませんが、この12年で日本人の体力が劇的に落ちたとは到底思えません。

06年ドライバーがおおよそ出そろいましたが、アスリート向けを除けば、ほとんどがSヤードよりも10g以上も軽く作られてます。今までよりも軽いドライバーを使えば、変えた当初は「ヘッドスピードが上がって飛距離が出る」ということは日頃の試打で何度も経験していますが、軽過ぎればデメリットがあるはず。実際、ボクは基礎体力が落ちつつある年齢にもかかわらず(来年48歳、筋トレなど一切やってません)、現在、315~325グラムのドライバーを使ってます。

おーっと、もうすぐ午前0時。重さについては明日もカキコします。

んじゃ。


2005年12月18日日本一速い「フジクラ3姉妹」試打インプレ!!

昨日、入手した「フジクラ3姉妹」(スピーダー351、スピーダー445、ゼットコムLW35)が組み上がったので、早速神田のスタジオで打ってみました。今回は「FW用として使いたい」というリクエストがあったので、

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ゼクシオの女性用FW(#4&#7)とBSのC800FW(#5)に装着。それぞれバランスがC6前後になるように組み上げました。

組み上げ後のスペックは

445(#7) 振動数203cpm シャフト重量42.5g
351(#5) 振動数208cpm シャフト重量38.2g
LW35(#4) 振動数204cpm シャフト重量39.0g

いきなり振動数が出てきてもピンとこないと思いますが、3代目のゼクシオドライバー(女性用)の振動数は227cpm。この数値と比較すると、3姉妹とも手元側がかなり軟らかめに設定。男性アベレージ向け同様、女性用シャフト(スピーダー351は男女兼用)も切り返しで手元をしならせやすく設計し、シャフトでタメを作ってやろうとする意図が窺えます。

で、実際に打ってみると‥‥

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いずれも市販女性用シャフトよりも弾きが良く、ヘッドスピードをかなり遅くしても力強い弾道が打てました(^_^)v

それぞれフィーリングについては、

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LW35は、手元が大きくしなってゆったりしなり戻るタイプ。ダウンからインパクトにかけてゆっくりしなり戻るのでタイミングがつかみやすい。シャフトにいい意味で遊びが多めなので、軌道が不安定な初中級者でもミート率が上がりやすく仕上がってます。ストライクゾーンの広さが魅力です。

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スピーダー445は、スピーダーという名前通りのフィーリング。切り返しでは手元がグイッとしなった後、シャフトがあたかも加速するような感じでスピーディーにしなり戻ってインパクト。ダブルキック的な挙動があって、シャフト先端が側がピュッとしなり戻るので、ヘッドスピードを上げやすい。」ある程度軌道がしっかりしている中上級者が使えば、飛距離アップをかなり見込めそうな仕上がり。個人的にはかなり気に入りました。

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スピーダー351はもっとも軽量なんですが‥‥男女兼用ということもあって、シャフトの手元側が太め。手の小さな女性が使うにはグリップが太くなるかも。また、この3本の中ではもっとも手元側がしっかりしていて、硬さ的にもしっかり感が強め。女性ならヘッドスピードが35m/sぐらい必要な感じがしました。また、スイングがしっかりしている60歳以上のシニアゴルファーが使えば(ヘッドスピード35m/s前後)、クラブをしっかり振り切れるし、飛距離アップも実現できる仕上がり。

軽いシャフトは頼りないイメージを持ってましたが、今回の試打ではいい意味で期待を裏切られました。試打ではヘッドスピード35m/sぐらいで打った後、40m/s近くまで上げて打ってみてもシャフトが負ける気配がありません。

ただし、手元側のしなりが大きい特性を考えると、この3姉妹はヘッドスピード35m/s以下の人向けに専用設計された高品質シャフトと言えるでしょう。

んじゃ。


2005年12月17日フジクラ「3姉妹」!!

フジクラのスピーダー(&ゼットコム)と言えば、アスリート向けのイメージが強いですが‥‥女性用のシャフトもちゃんとラインアップされていて、

今回、ボクがFW用としてチョイスしたのがこの3機種!!

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いずれも重量は40グラム前後と超軽量。

詳細については明日カキコします。


2005年12月16日テレビは2割増し!?

テレビは膨張して映ると言われますが‥‥

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ほんとその通り(T_T)。
ザ・ゴルフチャンネルの特番にナビゲーターとして出演したのですが、出来上がったテープを見て愕然。

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183センチと大柄ですが、今どき街を歩けば190センチの人もいるじゃないですか。自分は人よりちょっと大きいぐらいだと思っていたら‥‥相方のアナウンサーが小柄なこともあって、ツーショットでしゃべっている時は大人と小学生。大助花子。キングコングとジェーン‥‥。

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画面から映る姿はアーニー・エルスと同じぐらいデカイのなんの。マーク金井はかなり「BULKY」な存在であることを思い知らされました。女性タレントはテレビだと実際よりも2割ぐらい太って映し出されますが、テレビは身長も10センチ以上高く見せてしまいますねぇ~。

どれだけ「BULKY」なのか興味のある方は、明日(17日)のお昼(12時半~1時半)からオンエアされる「ストライキング・インプレッション」(ザ・ゴルフチャンネル)をご覧下され。しゃべって、しゃべって、ボールもバンバン打ってます。

んじゃ。