マーク金井blog

2019年06月16日超私的な考察 左サイドが危険な時ほど、なぜ左に曲がってしまうのか!?!?

Youtube動画【おしえてマークさん】今回から、マーク金井が皆さんの質問にお答えします。

マークさんの質問箱#1

 


 

2019年の全米オープンが開幕しました。場所はカリフォルニア州北部に位置するペブルビーチGL。サンフランシスコよりも少し南に位置し、モントレー半島に位置するシーサイドコースです。マーク金井は1984年、ロサンゼルスオリンピックが開催した年に一度だけペブルビーチに行きましたが、プレーはかないませんでした。当時としてはあまりにもプレーフィーが高かったので、隣のスパイグラスヒルを担ぎセルフで回りました。

 

ペブルビーチでは2000年にも全米オープンが開催され、その時に優勝したのはタイガー・ウッズ。2位に15打差をつけるというとんでもない成績で優勝しています。今年の全米オープンではそこまでの差がつくことはまずありませんが、ペブルビーチでは爆発的なスコアが出る可能性も大いにあります。

 

ペブルビーチと言えば18番ホールがあまりにも名物ホールになっていますが、今年の全米オープンでも早くもここで大事件が起こっています。初日にルーカス・ビェルレガード(デンマーク)が18番で「11打」を記録。パー5で11ですから、ダブルスコア以上叩いたわけですが、そのきっかけになったのがティショット。

 

 

18番は左ドッグレッグしており、左サイドは絶壁からの太平洋。ビェルレガードはティショットで2発続けて、左サイドの太平洋に打ち込み、5打目は右サイドのOBゾーンに打ち込んだそうです。全米オープンに出る選手なわけですから、ツアープロの中でも相当な腕前。にもかかわらず、アマチュアがしでかすような3連続OBを打ってしまい、9オン2パットの11の大叩きになったそうです。

 

GDO 全米オープン コース攻略webサイトより転載。コースイラストはゲーリー久永さん

 

さて、この左が危険なホールでのティショット。薄暮ゴルフでプレーしている赤羽ゴルフ倶楽部も13番、14番ホールは左サイドにOBゾーンが続き、フックを持ち球にしている人には非常にプレッシャーがかかります。世界最小プロトーナメント MMT9でも、この2ホールでティショットを左のOBゾーンに打ち込んでしまう選手が少なからずいますが、なぜ、左が危険だと「魅入られたように左に曲げてしまう」のでしょうか?

 

赤羽ゴルフ倶楽部 13番PAR4 左は練習場

 

これには理由があります。

赤羽ゴルフ倶楽部 14番PAR4 左は川

 

左が嫌な時にゴルファーがやりがちなのは、、、、

 

 

右にボールを打ち出したくなるんです。

 

 

当たり前と言えば当たり前で、普段よりも右にボールを打ち出した方が左の危険ゾーンを避けられると思うからです。しかしながら、普段よりも右に打ち出したくなるほど、結果的には左曲がりが強くなる球が出やすくなるのです。

 

 

アナライズのインパクトセミナーでも説明してますが、右に打ち出したくなるほど、ほとんどのゴルファーは普段よりもインサイド・アウトの度合いが強くなる。そして、インサイド・アウトの度合いが強くなるほど、フェースtoパスはクローズ(閉じた状態)になり、ボールにはフックスピンが強くかかります。

 

 

加えて、アマチュアゴルファーの場合、インサイド・アウトの度合いが強くなるほどインパクトゾーンでは手元が体から離れ、打点位置がヒールに偏ります。結果、ヒール打点になるとインパクトの衝撃でフェースが被り(左を向き)、左に飛び出して左に強く曲がるという、ヒールチーピンが出てしまうのです。

 

 

 ゴルファーの習性というのはかなり頑固で、それもゴルフのキャリアが長い人ほど「ボールを打ち出したい方向にクラブを振ってしまう」と言う癖があるのです。

 

 

では、どうすれば左が危険なホールで左に曲げるのを防止できるのか?

 

 

カットに振ってスライスを打つというのもありますが、左が危険なホールで左に振るというのは「絵に描いた餅」と同じなので、あまりお勧めしません。怖い方、打ちたくない方向にクラブを振るというのは、実際にやるのはとてつもなく難しいからです。

 

強いフック回転になるのはフェースtoパスがクローズの状態が強くなるからです。逆に言うと、フェースtoパスがクローズになる度合いを減らすことができれば、左が怖くてインサイド・アウト軌道が強くても強いフック、チーピンは出なくなるのです。具体的に言うと、方法は2つ。

 

 インパクトでフェースを開く
 打点の位置をトウ(先っぽ)にする

 

 

インパクトでフェースが開いていてば、インサイド・アウト軌道が強くなってもフェースtoパスはクローズの度合いが強くなりません。結果、ボールはインサイド・アウトに振った分だけ右に飛び出すだけで、左へのミスは出ません。右へのミスは出ますが、左へのミスを防止できます。

 

 

打点位置もしかり。フェースのトウ寄り(先っぽ)で打てば、インパクトの衝撃でフェースが開き、ボールが右に飛び出します。ギア効果でフック回転がかかりますが、それでも、ボールが右に飛び出してさえくれれば、左のOBまではボールが曲がるということはなくなるのです。フェースのトウ寄りで打てば打つほど、ボールは右に飛びだし、右にプッシュアウト気味からのドローになります。

 

 

どちらでも構いませんが、どちらの場合も練習で慣れが必要です。フェースを開くことを意識した方がクラブの挙動をコントロールしやすいのか、それとも打点位置を変えた方がやさしいのか、まずは試してみて下さい。どちらをやっても左に大きく曲がるミスは出ない(反面、右にボールが飛び出しやすい)ことを体感できるはずです~。

 

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マーク金井の生配信 明日6月17日21時からここだけの話やります! ブログや雑誌では言えないことも、ガッツリと喋ってしまいます。そのため録画はありませんので、生でお楽しみ下さい


2019年06月13日超私的な考察 軽いクラブは、本当にやさしいクラブなのか!?

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プロ野球は交流戦真っ只中。火曜日から阪神はソフトバンクと戦ってますが、初戦は息詰まる展開で延長12回引き分け。12回裏、ノーアウト三塁になった時はサヨナラ負けを覚悟しましたが、そこからドリスが神かがったピッチングで後続をぴしゃりと抑えてくれました。昨日の第2戦は阪神の打線が着実に得点を重ね、ソフトバンクに快勝しました。

さて、前回のエントリーでも書きましたが、今どきのゴルフクラブ、特にドライバーのやさしさとは、、、

 

 

 ・ボールが上がりやすいクラブほどやさしい。
 ・捕まりが良いクラブほどやさしい。
 ・軽いクラブほどやさしい。

 

 

ボールが上がりやすい要素は、リアルロフトの多さと重心の深さ。リアルロフトが多くて、重心が深いクラブほどボールが上がりやすくなります。

 

捕まりに関しては、フックフェースなほど、重心距離が短いほど、そして重心アングル(重心角)が大きいほど捕まりが良くなってきます。

 

 

クラブ重量に関しては、軽いクラブほどやさしいというのが一般的です。これは言い換えれば、軽いクラブほどやさしくヘッドスピードを上げられるという意味なんだと思っています。

 

例えば、7月に発売されるタイトリストのTS1も、総重量は275グラムと相当な軽さ。。タイトリストのアスリートブランドであるTSシリーズさえも軽さにこだわったドライバーを登場させています。そして軽くした理由として、「振りやすさ」「効率良くヘッドスピードを上げられる」ことを強くアピールしています。

 

 では、軽いクラブ(軽いドライバー)は本当にやさしいのか?

 

ヘッドスピードを上げやすいという意味では、軽いクラブはやさしいというのは間違いありません。重いクラブと軽いクラブを振り比べれば、ほぼ例外なく軽いクラブの方が負荷が少ない分だけスピードを上げていけます。

 

ただし、ヘッド軌道の安定性、スイングの再現性、タイミングの取りやすさ、芯の当てやすさという意味では、「軽さ」というのはメリットよりもデメリット方向に働くのではないかと超私的に思っています。何故かと言うと、軽いクラブになるほど手先で操作しやすくなり、ヘッドの挙動が不安定になりやすいからです。

 

軽い=振りやすい
振りやすい=いろんなことができてしまう
いろんなことができてしまう=挙動を安定させづらい

 

 

ということにもなってきやすいのです。対して軽くない(重め)のクラブというのは、ヘッドスピードを上げるという意味では圧倒的に不利ですが、反面、クラブの重さがあると操作性が低下します。操作性が低下するほどのヘッドの挙動を安定させやすいというメリットがあるのです。マーク金井はドライバーにスチールシャフトを装着していますが、このドライバーの総重量は約350g。これはタイガー・ウッズが使っているドライバーよりも重いですが、長さは43.5インチと3W並に短い。短いので当てやすいというのもありますが、重いのでヘッドの挙動が安定します。結果、ミート率が上がり、かつクラブの重さが余計な動きを防ぎ、弾道が安定するメリットがあるのです。

 

 

ゴルフは物理です。

 

やさしくヘッドスピードを上げることが目的なのか、それともスイングを安定させてミート率を上げることとが目的なのかで、やさしいドライバーの定義が正反対になるのではないかと、超私的に思っています~。

 

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2019年06月11日超私的な考察 やさしいクラブとは、いったいどんなクラブなのか!?

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関東エリアは本格的に梅雨入りし、昨日は朝からずっと雨が降り続きました。これからのゴルフは雨になる確率がかなり高くなりそうなので、レインウエアは必需品です。数年前からレインウエアはブリヂストンの「水神」を着用しています。値段は3万円弱と決して安くはありませんが、水を弾く機能、そしてストレッチ機能がかなり気に入ってます。

 

この「水神」。最新モデルは素材が変わり、スイングしていてごわつく感じがありません。雨が振りそうな日は雨粒が落ちる前から着用してプレーしています。唯一、リクエストがあるのは上着の袖が取り外しできるならば、パンツの方も膝下を取り外しできるようにしてもらえると非常にありがたい。レインウエアもハーフパンツになれば、半ズボンでプレーする時に重宝するからです。

 

さて、梅雨入り真っ只中、プロ野球も交流戦が真っ只中、マーク金井YouTubeの真っ只中におります。アナライズセミナー、教えてマークさんを毎週数本更新してますが、新たに取り組んでいるのが「質問箱」。ゴルフクラブ、そしてゴルフに関する悩みを超私的に答えさせていただいてます。かつてGDOでクラブ相談をやっていたのですが、昔も今も、クラブに関して悩んでいる人に答えるのは実に勉強になります。なぜなら、ゴルファーが抱えている問題を知ることで、新しいヒントが次々を生まれてくるからです。

 

 

さて、質問箱には様々な質問が寄せられていますが、皆さんにも共有してもらいたいのが、この質問です。

 

「よくM6やエピックフラッシュがM5やエピックフラッシュサブゼロよりもやさしいといいますが、そのやさしさとは一体何なのでしょうか? ウエイトの調整ができるからやさしくない? シャフトが硬いから難しい? マークさん教えて!」

 

 

YouTubeでも答えましたが、ゴルフクラブではやさしいというフレーズがこれでもかってぐらい出てきます。それでいて「やさしい」についての定義付けがあまり積極的になされていません。

 

 

では、やさしいとはどんな意味なのか?

 

 

例えば、算数の問題ならばやさしい問題と難しい問題の違いを誰でもイメージできます。単純な足し算はやさしく、複雑な方程式は難しい。国語でも画数の少ない漢字はやさしく、画数の多い感じは難しいです。山という字はやさしいですし、薔薇という字は難しいです。

 

 

では、ゴルフクラブのやさしさとはどんな意味なのか?

 

 

25年以上、ゴルフクラブの試打を仕事にしていますが、今どきのゴルフクラブは昔のクラブに比べるとヘッドが大きくてミスに強くなっています。プロが使うモデルでも、ヘッドは460ccもあるので、昔のクラブに比べるとスイートエリアが広くてやさしくなっています。なので、スイートエリアが広いのは当たり前。

 

 

今どきのゴルフクラブ、特にドライバーに関してやさしいかどうかの判断基準となるのは、次の3つの要素ではないかと超私的に思っています。

 

・ボールの上がりやすさ
・捕まり
・クラブ重量(シャフト重量)

 

 

要するに、、、、

 

 ボールが上がりやすいクラブほどやさしい。
 捕まりが良いクラブほどやさしい。
 軽いクラブほどやさしい。

 

 

ボールが上がりやすい要素は、リアルロフトの多さと重心の深さ。リアルロフトが多くて、重心が深いクラブほどボールが上がりやすくなります。

 

 

捕まりに関しては、フックフェースなほど、重心距離が短いほど、そして重心アングル(重心角)が大きいほど捕まりが良くなってきます。

 

 

クラブ重量に関しては、軽いクラブほどやさしいというのが一般的です。これは言い換えれば、軽いクラブほどやさしくヘッドスピードを上げられるという意味なんだと思っています。

 

ですので、やさしさを強くアピールするドライバーほどこの3つの要素が強く入っています。対して、やさしさをことさら強くアピールしていないドライバーは、この3つの要素が強く入ってていない場合が多いです。

 

では、この3つの要素が入ると本当にやさしいのか?

 

私はそうとは言い切れないと超私的に思っています。特に3番目のクラブ重量が軽いことに対しては、やさしいとは言い切れません。その理由については次回じっくりと説明致します~。

 

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2019年06月09日超私的なコース調査  鳴尾ゴルフ倶楽部  後編

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 木曜日の午後の新幹線に乗り込み、只今、姫路におります。昨日は、瀬戸内海に面した姫路シーサイドを18ホールラウンドしてきました。姫路にはしょっちゅう言ってますが、海沿いにコースがあるのを初めて知りましたし、初めてプレーしてきました。クラブはいつもより多い9本。ドライバーは最近、不動のエースとなっている島田の軽量スチールが装着されたキャロウェイのエピックフォージドです。アイアンとウエッジはmmで、パターはRS1.5です。

 さて、姫路でこのブログを書いてますが、今回も超私的なゴルフ場調査、鳴尾ゴルフ倶楽部編です。マーク金井は前半のインコースを3ボギー、1ダボの5オーバー、40ストローク(パー35)でホールアウト。バンカーには1発も打ち込みませんでしたが、11番でロストボールをやってしまいました。

 

 プレー中はグングンと気温が上昇し、2ホール目ぐらいからは体感30度、ジリジリとした暑い日差しの中でプレーだったので、お昼は迷わず冷やし中華。後半はロスとボールをしないこと、引き続きバンカーには入れないことを目標に、1番ホールのティグラウンドに向かいました。

 

 

 1番 358ヤード パー4

   池越えのまっすぐなパー4。池はティグラウンドのすぐ前だけなのでまったく気になりませんし、インコースに比べるとフェアウェイは広々。グリーン周りのバンカーも右手前だけが気になるぐらいです。ドライバーで打ったティショットはフェアウェイ左に着弾。残り125ヤードだったので、セカンドは9番アイアンを選択。グリーン中央を狙ったつもりが、コスリ球になって右バンカーに。バンカーショットはピンを10メートルオーバー。そこから2パットでボギー。出だしからアイアンが大きくブレてしまいました。

 

 2番 160ヤード パー3

 広々としていますが、左右にバンカーが待ち受け鳴尾らしいホール。7番アイアンでグリーンを狙ったつもりが、ここでもコスリ球で右のバンカーに。バンカーショットは上手く打てて2.5mに2オン。パーパットはラインを読み切れずカップ左側を通過。タップインしてボギー。

 

 3番 357ヤード パー4

  軽い打ち下ろしのパー4。レイアウトは10番ホールと似ており、フェアウェイは途中で途切れて大きな段差。230ヤードまではフェアウェイということなので、ティショットはドライバーでバント。バント成功かと思いきや、5ヤードほど大きくて、ボールは強い左足下がりのラフで止まってました。残り125ヤードですが、傾斜が強すぎてちゃんと打てる気がしないので、9番アイアンでグリーン手前にレイアップ。3打目はピンまで約30ヤード。左足上がりのラフからのアプローチは打ち切れずピン手前8メートルに3オン。2パットのボギーでホールアウト。3連続ボギーで、ボギー列車に乗ってしまいました。

 

 

 4番 149ヤード

 

打ち上げのパー3。グリーンの前後にバンカーが配置されおり、グリーンは横長。打ち上げで距離感がつかみづらい上に、グリーン面が見えないことでさらに距離をジャッジしづらいホール。ボギー列車に乗った悪い流れの中で、手にしたのは7番アイアン。グリーンオーバーを嫌がってインパクトが緩んで大ダフリ。手前のバンカーのさらに手前までしかボールが飛ばず、そこからなんとか3打でカップインし、やっとこボギーでホールアウト。

 

 

5番 357ヤード パー4

  軽く左にドッグレッグしており、左サイドはビシッと林が続くパー4。右サイドが広く見えるが、キャディさんによると左ギリギリがベストポジション。そのアドバイスを守るべく左サイドを狙ってティショットを打ちました。自分ではいい感じだと思って落下地点に言って見ると、ここもちょうどフェアウェイに段差があって、ボールは強いつま先下がり傾斜に止まってました。完全に悪い流れです。ピンまで残り125ヤード。9番アイアンで放ったセカンドショットはそこそこいい感じでグリーン奥のエッジに着弾。バーディパットはピンまで約10メートル。ファーストパットを1mショートし、パーパットを引っ掛けてボギー。またしても、ボギー列車から降りられず、、、、

 

 

 6番  379ヤード パー4

  真っ直ぐなパー4。鳴尾にしてはティショットが広々として降り、かつグリーン周りのバンカーもそれほど気になりません。気楽にプレーできそうなホールですが油断禁物。ティショットはフェアウェイ中央に着弾。ピンまでは約140ヤードなので8番アイアンを選択。

 

少し引っかけましたがピン左8メートルに2オン。ファーストパットは打ち損じて2メートもショート。マークしても入らないと思い、そのままセカンドパットを打ったらど真ん中からカップイン。6ホール目にしてようやくパーが取れました。

 

 

 7番 469ヤード パー5

  アウトで唯一のパー5。軽く左ドッグレッグで軽く打ち上げてますが、ここもフェアウェイは広々。ティショットはノープレッシャーで打っていけます。

 ドライバーで打ったティショットはフェアウェイ左サイドに着弾。セカンドは7番アイアンでレイアップ、残り70ヤードの3打目はピン右2.5mにオン。バーディーパットはラインを読み切れず、思ったよりもフック傾斜が強くカップ左側を通過。パーでホールアウトしました。

 

 

 8番 383ヤード パー4

  左ドッグレッグで打ち上げのパー4。ここもフェアウェイが広くてティショットは神経を使わなくて打てます。右サイドの林の向こう側にもフェアウェイが見えてますが、そこはお隣に位置する山原とのことです。

 

 

ティショットはフェアウェイ中央に着弾。セカンドの残り距離は165ヤード。グリーン手前左側にはしだれた松が横たわり、右サイドにはバンカー。グリーンを捕らえるラインが非常にタイトでしたが、24度のUTでのコントロールショットが上手く行き、グリーン右サイドの浅いラフ。アプローチを1mに寄せて、なんとかパーでホールアウトできました。

 

 

 9番 325ヤード パー4

  打ち上げでティショットの落下地点、そしてグリーンがどこにあるのかまったく見当がつかないパー4。距離が短いですが、狙い所がわかりづらく、迷ったまま打ったらコスリ球で右サイドの土手を直撃。土手に当ったボールは跳ね返り、右のラフに止まりました。セカンドはピンまで140ヤード。7番アイアンで打ったセカンドは狙い通りのフェードでグリーン中央に着弾。グリーンが固くてボールが止まらず奥のエッジにまで。ピンまで12mのバーディパットはカップを70センチ通過。この70センチをするっと右に外し、3パットのボギーでホールアウト。コースをよく知らないことによるミス、そしてアイアンの精度を欠き、6ボギーの6オーバー、41ストローク(パー35)でした。

 

総評

 

鳴尾と言えば、「アリソンバンカー」と「小さな砲台グリーン」。加えて、芝目がきつい高麗芝のグリーン。距離はそれほど長くありませんが、ティショット、セカンドショットも精度の高いショットが打てないとスコアメイクが難しいホールばかりです。

 

インは総じて距離が短くホールがタイト。女性的なレイアウトで繊細なショットが求められます。対して、アウトとは総じてフェアウェイの幅が広く男性的なレイアウト。アウトとインでガラッと雰囲気が変わりますが、超私的にはアウトよりもインの方が鳴尾らしい感じがしました~。

 

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2019年06月06日超私的なゴルフ場調査 鳴尾ゴルフ倶楽部 中編

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プロ野球は一昨日(6月3日)より交流戦が始まりました。阪神タイガースは交流戦の勝率は高くありませんが(と言うよりはかなり勝率が悪いです)、初戦である千葉ロッテとの戦いでは11対3で大勝。メッセンジャーが勝ち投手になり、梅野がホームランを打ち、そして原口がグランドに戻ってきてヒットを打ちました。まだまだ始まったばかりですが、幸先良いスタートを切れました。昨日は惜しくも1点差で負けましたが、今年は交流戦も上手く戦ってくれるでしょう。

さて、今回も超私的なゴルフ場調査、鳴尾ゴルフ倶楽部編です。マーク金井は11番でティショットをロストしてしまい、2ホール終わって3オーバー。12番のパー3をワンオン2パットで上がり、3ホールで3オーバー。このままだとハーフ45叩くペースと相成りました。

 

 

鳴尾ではクラブ本数が9本。ドライバーは島田の軽量スチールが装着されたエピックフォージド。アイアンはmmアイアンでシャフトはコンポジットテクノと共同開発中のディセンディング仕様のカーボン(約85g)というセッティング。普段よりも2本多いですが、増やしたのは24度のUT58度のロブウエッジです。

 

 

 

14番 454ヤード パー5

 

 

距離的には2オンも可能なパー5。ティグラウンドに上がると前方は右からのノリ面が大きく張り出し、ボールの落下地点がまったく見えません。初めてのプレーだとどこを狙って打てばいいのかさっぱり分らず、打ちづらいホールです。キャディさんから「フェアウェイは右から左に強く傾斜してます」とのアドバイスに従い、右サイドのノリ面を狙ってティショット。狙いよりも15ヤードほど右に飛び出しましたが、ノリ面のキックが利用でき、ボールは右サイドのラフに。残りは210ヤードほどでしたが、グリーン周りはハザードだらけ。セカンドは9番アイアンでレイアップしてフェアウェイ中央に着弾。

 

 

 

3打目は残り90ヤード弱。手にしたクラブはロフト45度のPW。ライが少し悪くハーフトップしてグリーンオーバーするのを怖がりすぎてダフり。バンスが効いたmmアイアンのおかげでピン手前12ヤードに3オン。ファーストパットが距離感がピタッと合い、カップ右フチに。これをタップインしてパーでホールアウトできました。

 

 

15番 163ヤード パー3

 

谷越えで打ち上げのパー3。「バンカーの鳴尾」を象徴するかのようなホールで、グリーンの回りにはなんと、8つのバンカーが取り囲んでいる。花道もあることにはありますが、その幅は3ヤードほど。グリーンにキャリーさせないとワンオンができない至難ホールです。7番アイアンでは絶対に届かないので、鳴尾のために持ち込んだ24度のUTでティショット。グリーン左サイドから強めのフェード(スライス)で狙ったら、イメージよりも少しフェードの度合いが強く、なんと3ヤードしかない花道に着弾。

 

花道からピンまで17ヤード。迷わずパターを手にして打ち、なんとまぐれであわやカップイン。ボールはカップ手前ギリギリに止まり、これをタップインしてパー。なんとか4ホール続けてパーが取れました。

 

 

16番 378ヤード パー4

 

セカンドから大きく打ち下ろすパー4。ここもティグランドからグリーンがまったく見えません。狙い所が分かりづらいですが何となく右サイドが危険なにおいがします。フェアウェイ左サイドを狙って打ち、狙い通りフェアウェイ左サイドに着弾。セカンド地点からは急激に打ち下ろし、グリーン右サイドにはアゴが高いアリソンバンカーが縦に2つ並んでいます。

 

ピンまで残り128ヤード。9番アイアンを手にし「絶対に右バンカーには入れない」と決めて打ち、狙い通りグリーン左サイドのラフに着弾。寄せワンが狙いやすい所にボールを運んだつもりが、これが大間違い。グリーンは強い受けグリーンで、なおつかつ左サイドから右サイドにかけて強い下り傾斜。54度のSWで打ったアプローチはまったく止まる気配がなく6mオーバー。これをなんとか2パットで沈めてボギーでホールアウト。

 

 

17番 372ヤード パー4

2打目が強い打ち上げのパー4。インコースの中ではフェアウェイが広々としており、ティからグリーンまで見渡せます。ティショットが打ちやすいホールですが、厄介だったのがセカンド。グリーン左サイドには申し訳程度のバンカーがあるだけで、鳴尾としては珍しくバンカーのプレッシャーがありません。ただし、打ち上げで吹き抜け、なおかつグリーンが硬くしまってます。直接キャリーしたらグリーンオーバー、ショートしたら傾斜でボールは逆戻り。セカンドはヤード刻みの距離感が求められます。残り135ヤードを8番アイアンで打ち、なんとかグリーン手前ギリギリのエッジに着弾。ピンまで10ヤードの距離をパターで打ち、80センチにつけてパーでホールアウトできました。

 

 

18番 431ヤード パー4

まっすぐで距離が長いパー4。フェアウェイの左サイドにはクロスバンカーがあり、ティショットの狙い目が狭く感じます。加えて左右の松林が巧みに張り出されており、ラフに打ち込むと松の枝がスタイミーになります。

 

 

ティショットは狙いよりもやや左に飛び出し、左のラフに着弾。セカンド地点の前方には松の枝が張りだし、グリーン方向はまったく狙えません。残りは185ヤード。19度のUTで右サイドから強いフックをかけて花道にレイアップ。ピンまで30ヤード弱のアプローチは2.5mに3オン。パーパットはカップの左サイドを通過し、ボギーでホールアウト。

 

 

ここで9ホール終了。

 

 

お昼は冷やし中華をいただきました。今回は18ホールプレーなので、まだまだ続きます~。

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