マーク金井blog

2015年02月11日アマチュアゴルファーの手打ちを矯正するとっておきのドリルとは!?

1週間の中でもマーク金井が一番好きなのは火曜日。朝はガーラ湯沢でサクッとスノボ。夜は19時から銀座松屋デパート屋上で、インターネットラジオ番組「マーク金井の喋らずにいられない」の生放送収録。昼間はビールと昼寝と執筆。朝から晩まで好きなことができるので、早起きだってへっちゃらです。ゴルフでは初心者の時のワクワク感は味わえませんが、スノボの時は、雨でも吹雪でも、「スノボができる」だけで幸せです(笑)。

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今夜のゲストはゴルフ用品協会専務理事の蓋孝さんでした

 

 

そして毎週スノボに行く度に、東京は本当に地の利が良いのと、JR東日本さんには感謝しております。関西エリアでは新幹線の駅がスキー場なんて所はありません。ドアツードアで1時間40分でスノボが滑られる所なんてないからです。スキー、スノボに行くというと1日仕事だと思ってましたが、ガーラがあるおかげで半日仕事でスノボができるからです。

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そんなスノボ大好き人間なマーク金井ですが、滑りがスムーズになるほど、スノボとゴルフとの間には共通点が大きいことを実感しています。昨日も石川コーチに教わり、滑っている時のポジションが良くなった途端、ボードが自分の手足のような感じになってくれ、曲がろうと思わなくても、勝手にターンができます。それだけではありません。いい位置に乗れていると、ギャップやコブで飛び跳ねてバランスを崩しても、逆エッジになっても転倒しません。リカバリーが効いて、何事もなかったように次のターンに入っていけるのです。そして、これまたゴルフと同じなんですが、

 

スノボは、
正しいポジションに乗れていない時は
いくら頑張っても正しいターン弧を描けません。

ゴルフは
正しいポジションにクラブが収まっていないと、
いくら頑張っても正しいスイングが出来ません。
いくら体を使ってスイングしようと思っても手打ちを避けられません。

 

なぜなら、

手打ちしないとボールが真っ直ぐ飛んでくれない!!!!

 

からです。アマチュアに手打ちが多いのは、手打ちしないとボールが真っ直ぐ飛んでくれないからです。スコアが100前後のアマチュアの多くは、インパクトゾーンで手先の動きが過剰になっていますが、これは右手を悪者にしてしまうと、手打ちの正体を見誤ることになります。右手を使い過ぎるのは(手先を使い過ぎるのは)、実は、フェースの開きが原因です。テークバックやトップ、そしてダウンスイングで‥‥

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フェースが開いてしまっているから、手打ちになるのです!!!!!

 

今のクラブはヘッドが大きくなってやさしくなっていますが、大きくなった分だけ重心距離が長くなっています(シャフトの軸回りモーメントも大きくなっています)。このため、ダウンスイング後半でフェースが開いていると、インパクトでもフェースが開いてスライスしたり、右のプッシュアウトが出ます。ゴルファーは無意識の内にそれが分かっているから、インパクトでフェースを急激に返すために手先を過剰に使ってしまっているのです。

 

手打ちを矯正するには、スイングを本質から考えないと正しい答えを導き出せません。インパクトゾーンで手先を使い過ぎる人、手首を使い過ぎる人の場合、手打ちの正しい矯正法は、

 

ダウンスイングでフェースが開かない動きを身につけること!!!!

 

スノボの場合は、ボードに対して正しい位置に重心があると極めてスムーズにターンできます。ゴルフの場合は、ダウンスイングでフェースの向きが開いていなければ、手打ちになりません。体をしっかり使って振り抜けるのです。

 

では、どうすればダウンスイングでフェースが開くのを防げるのか?

 

それを説明する前に、ぜひとも試して欲しいのがフェースを開かない状態を作ってからのボール打ち。ダウンスイングでフェースを閉じた状態をわざと作ったら、そこらボールを打ってみて下さい。手打ちになっている人の場合、ダウンでフェースを閉じた状態でスイングを始めると、ほぼ間違いなくボールは狙いよりも左に飛び出します。それで全然構いません。ボールが左に飛ぶのが分かったから、ボールを真っ直ぐ打ち出すように心がけて下さい。個人差はありますが、今までよりもボールを右に打ち出すように心がけるだけで、インパクトゾーンで手先を使わなくなります。インパクトゾーンで手首をこねる動きはなくなります。結果、手打ちではなくて、体をしっかり使って振り抜けるようになってくるのです。

 

 百聞は一見にしかず。

 

まずは、ダウンスイングでこれでもかってぐらいフェースを閉じた状態を作り、そこからスイングを初めてみて下さい。最初はボールが左45度ぐらい飛ぶかも知れませんが、それは全然気にする必要はありません。そこからボールを真っ直ぐ打ち出すように修正をかけてくると、スイングに変化が出てきます。左に行くのを修正しようとするだけで、インパクトゾーンでの手打ちは解消できるのです~。

 

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開催日

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2月14日(土)  15:00~18:00


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2015年02月09日アマチュアゴルファーが手打ちになりやすい本当の理由とは!?

アナライズクラブ診断を初めたのが2005年の4月。もうすぐ10年を迎えようとしています。毎日のようにクラブ診断、スイング診断で、動画(ビデオ)でスイングを分析していますが、この10年でアマチュアゴルファーのスイングはほとんど変わっていません。ゴルフクラブ(道具)は劇的な変化を遂げているのと裏腹に、道具の使い手(アマチュア)のスイングは昔も今も大きな変化は遂げていません。昨日もアマチュアゴルファーが診断に来られましたが、スイングは典型的な手打ちになっていました。

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アマチュアゴルファーのスイングは百人百様ですが、実は、共通点もかなりあります。その最たるものが‥‥

手打ちです!!!!!!

 

ゴルフはクラブを手に持っているわけですから、手や腕をまったく使わないでスイングできるわけではありません。プロも上級者も手や腕を使っていますが、上手い人に共通しているのは、

体の動きに追従するように手や腕を使っている。

 

対して、手打ちになっているアマチュアに共通しているのは、

体の動きが止って、手や腕だけでクラブの動かしている。
手を積極的に使ってはいけない所で、手先を積極的に使っている。

 

体が主役になってスイングしている場合は、手や腕を使っても手打ちになりません。手打ちとは、体の動きを止めて手や腕だけでスイングすること、手先を積極的に使ってはいけない所で手先を積極的に使ってスイングしてしまうことです。昨日来店されたアマチュアゴルファーAさんも手打ちになっていましたが、Aさんの場合は体をしっかり使ってスイングしていました。ただし、手を積極的に使ってはいけない所である、インパクトゾーンで手先を使い過ぎてしまい、それが原因で手打ちになっていたのです。

 

では、なぜアマチュアには手打ちになりやすいのか?

 

まったくの初心者の場合、体を正しく使うことに慣れていないために手打ちになりがちです。体を止めて手先や腕でクラブを動かした方が、ヘッドをボールに当てやすくなると感じるからです。なので、初心者の手打ちは致し方ないです。他方、ある程度ボールが打てるようになってくるアマチュアの場合、手打ちになる理由は他にもあります。ある程度体をしっかり使えるようになっているのに「手打ちに見える」「手打ちぽいスイングをしている」人の場合、手打ちになるのは、

 

手打ちしないとボールが真っ直ぐ飛んでくれない!!!!

 

ということです。昨日来店されたAさんもそうで、手打ちしたくて手打ちしているのではありません。手打ちをしなくてはボールが真っ直ぐ飛ばないスイングになっていました。インパクトゾーンで手先を大きく動かすことで(右手を使い過ぎることで)、フェースをスクエアに戻していたのです。動画でチェックすると、右手の動きは一目瞭然。インパクト直後に左手首が甲側に折れてますが、これは右手を使い過ぎたことの何よりもの証明になっています。

 

Aだけに限りません。スコアが100前後のアマチュアの多くは、インパクトゾーンで手先の動きが過剰になっていますが、これは右手を悪者にしてしまうと、手打ちの正体を見誤ることになります。右手を使い過ぎるのは(手先を使い過ぎるのは)、実は、フェースの開きが原因です。テークバックやトップ、そしてダウンスイングで‥‥

 

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フェースが開いてしまっているから、手打ちになるのです!!!!!

 

今のクラブはヘッドが大きくなってやさしくなっていますが、大きくなった分だけ重心距離が長くなっています(シャフトの軸回りモーメントも大きくなっています)。このため、ダウンスイング後半でフェースが開いていると、インパクトでもフェースが開いてスライスしたり、右のプッシュアウトが出ます。ゴルファーは無意識の内にそれが分かっているから、インパクトでフェースを急激に返すために手先を過剰に使ってしまっているのです。

 

手打ちを矯正するには、スイングを本質から考えないと正しい答えを導き出せませんし、正しい練習法も見つかりません。インパクトゾーンで手先を使い過ぎる人、手首を使い過ぎる人の場合、手打ちの正しい矯正法は、

 

ダウンスイングでフェースが開かない動きを身につけること!!!!

 

ゴルフスイングは簡単な動作ではありませんが、目に見える表層的な部分だけを見ても、
スイングを改善させることはできません。そして、表層的な部分だけを見て練習しても努力は報われません。大事なことなので繰り返しますが、インパクトゾーンで手先の動きが大きい手打ちを矯正するには、インパクトそのものではなくて、それ以前の動作を修正することです。ダウンスイングでフェースが開かない動きが身につけば、90%以上のゴルファーは手打ちを矯正できるようになるのです~。

 

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2015年02月08日ボールの打ち出し方向をコントロールするのに必要な技術とは!?

あっという間に1月が過ぎ去り、2月も2週目を迎えようとしています。今週はチョコレート業界の最大イベン「バレンタインデー」がありますが、実はゴルフ用品業界にとっても最大イベント「ジャパンゴルフフェア2015」が東京ビックサイトで開催されます。今年は2月13日(金曜日)~15日(日曜日)。マーク金井ももちろん毎日会場に足を運んび、微力ですがフェアを盛り上げたく思っています。

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そしてマーク金井が盛り上がっていると言えば、カシオG-SHOCKのコレクション。一昨日、7個目のG-SHOCKを秋葉原のヨドバシカメラで衝動買い。ガルフマスターはすでにイエローを所有してますが、今回はブラック。外観の色、そして秒針の色が違うと、同じモデルでもガラッと雰囲気が異なります。イエローはカジュアルでポップ、ブラックはシックでメカニカル。時計マニアではありませんが、どちらも腕にはめるとワクワクしちゃいます。さらにさらに、G-SHOCKはひとつ買う度に、さらにもうひとつ欲しくなります。この調子だと、そう遠くない日に目標の10個に到達しそうで怖いです(笑)。

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Gショック ガルフマスター

 

 

さて、今日のエントリーは昨日の続きです。打ちっ放しの練習場はゴルフの練習の場ですが、ナイスショットを求めるだけでは上達は望めません。その証拠と言っては何ですが、

練習場の常連さん=ゴルフの上級者

とは限らないからです。練習場にまめに通えばボールを打つことに慣れますが、慣れたからと言って、ゴルフが上手くなるとは限らないからです。では、どんな練習場でどんな練習をすれば、上達できるのか?

 

前回のエントリーで、

アドレスの向きをチェックしながらボールを打つこと。
ボールの打ち出し方向をチェックしながらボールを打つこと。

 

この2つを意識しながらボールを打つことが大事だと書きました。アドレスの向きに関しては、地面にクラブや棒状のガイドラインを置くことでチェックできます。ただし上半身の向きはこれだけではチェックできません。iPhoneやスマホを使って自撮りすることもお勧めします。ボールの打ち出し方向については、人工マットの前方地面にガムテープや棒状のガイドラインを置くことでチェックできます。こちらも、iPhoneやスマホを使うことで、より正確に打ち出し方向をチェックできます。

 

そして、ボールが打ち出される方向のことを「出球」といいますが、この「出球」を揃えることができると、コースに出た時も方向性が安定します。では、どんな練習をすれば「出球」が揃ってくるのか?

 

ボールが打ち出される方向はフェースの向きと打点位置でほぼ決まります!!!!!

 

そうです、「出球」を揃える上で大事なのはインパクト時のフェース向きと打点位置。正確に言うと、ロフトが少ないクラブほどフェース向きでボールの打ち出し方向が決まり、ウエッジのようにロフトが多くなってくると、フェースの向きだけでなくスイングの方向も「出球」に影響します。ただし、ロフトが多くなっても「出球」に影響が大きいのはフェース向きです。

 

「出球」を意識して練習してみると分かりますが、ショットが安定していない人ほど、スコアメイクに苦労している人ほど、「出球」が不安定です。狙いよりもボールが右に出たり、狙いよりもボールが左に出たりしています。対して、ショットが安定している人ほど、スコアメイクが上手い人ほど、「出球」が揃っています。「出球」が揃っていれば、コースに出た時も「逆球」が出づらく、突発的なミスが出ません。コース攻略しやすくなるからです。

 

では、なにを意識すればフェースの向きをコントロールできるようになるのか?

ポイントは2つ。
ひとつはフェース面の向きを意識してシャットに振る練習をすること
もうひとつは重心距離を意識して(重心距離を感じながら)練習すること

 

片山晋呉プロも言ってますが、今のクラブを使いこなすには、重心距離を感じる練習が必要です。加えて、重心距離を意識して(感じて)練習することが、フェースの向きを上手くコントロールすことにつながるのです。

 

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マーク金井はスイングの型(形)にこだわって練習していますが、それと同じぐらいこだわっているのが、スイング中のフェースの向きです。フェースがどこを向いているのかを感じながら素振りすること、フェースがどこを向いているのかを感じながらボールを打つことが、ゴルフ上達に欠かせないからです。アナライズでは重心距離が50㎜もあるミニクラブ「スーパーシャットくん」をラインアップしていますが、50㎜というのは市販クラブよりも重心距離が長くなっています。クラブは非常に短いですが、重心距離は非常に長い。これにより、通常のクラブよりも重心距離を感じやすくなっています。

 

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ミニクラブは数多くあれど、重心距離が長いのはスーパーシャット君だけです

 

 

 

練習場でボールを打った時、「出球」が狙いよりも右の時は、インパクトでフェースが開いているか、打点位置がフェースのトウ寄りになっているとフィードバックして下さい。逆に、「出球」が狙いよりも左の時は、インパクトでフェースが被っているか、打点位置がフェースのヒール寄りになっているとフィードバックして下さい。これを意識しながら練習すれば、「出球」を揃えるために何をやればいいのか分かってくるでしょう~。

 

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2015年02月06日ゴルフ練習場で「やっていい練習、やってはいけない練習」とは!?

昨日(木曜日)もホットリストジャパンの試打を行いました。場所は千葉県のジャパンゴルフスクール。フェアウェイウッド、ユーティリティに加え、ウエッジとアイアンも試打し、久しぶりに1日で約130モデルのクラブを打ちました。審査の為の試打ですから、単純に打つだけではありません。フッカー向けのクラブなのか、スライサー向けのクラブなのか。ハードヒッター向けのクラブなのか、それともシニア向けのクラブなのか。対象ユーザーを意識してボールを打ち、対象ユーザーが求める弾道が打ちやすいかどうかも入念にチェックします。

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丸々2日間、練習場にいました。ジャパンゴルフスクールは設備環境が良く、暖房設備が整っていることもあって、平日の昼間でも多くのゴルファーで賑わっています。そして、来場しているゴルファーは熱心にボールを打っています。練習場にいると、ゴルフが好きな人が多いことを再確認できます。その一方で、もったいないと思うこともあります。何がもったいないかと言うと‥‥

 

ほとんどのゴルファーは一生懸命ナイスショットを打つ練習ばかりです。

 

どこの練習場に行っても、真っ直ぐ飛ばそう、遠くに真っ直ぐ飛ばそうとしている人ばかりです。練習の目的が「真っ直ぐ打つ」こと、「遠くに真っ直ぐ打つ」ことになっている人がほとんどです。そして、ほとんどのゴルファーはボールを熱心に打っていますが、他のゴルファーを熱心に見ている人も非常に少ないです。

 

そこで今回のエントリーは、打ちっ放しの練習場で「やっていい練習、やってはいけない練習」についてです。

 

今週の週刊ゴルフダイジェスト(2月17日号)で、片山晋呉プロは練習についてこんな風に語っています。

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悪いスイングのままいくらボールを打っても癖の上塗りにしかならない。正しいスイングが出来ていないのに、ただやみくもにボールを打っているのは、悪い癖を上塗りしているしだけ。それな練習器具で素振りをする方が、ずっとスイングは磨かれる。
(以上、週刊ゴルフダイジェスト 2月17日号より引用)

 

片山プロも言っているようにやみくもにボール打つ(ナイスショットを打ちたい)練習だけでは上達への道のりは遠いです。悪い癖を固めるリスクも高くなります。

 

では、どんな練習をすればいいのか?
では、どんな風にボールを打てばいいのか?

片山プロは練習器具を使ってボールを打っています。そしてガイドラインを使ってボールを打っています。言い換えると、自分の感覚ではなく、客観的にかつ、自分を俯瞰的に見ながらボールを打っています。これは大いに見習うべきです。具体的に言うと、

 

アドレスの向きをチェックしながらボールを打つこと。
ボールの打ち出し方向をチェックしながらボールを打つこと。

 

アドレスの向きに関しては、地面にクラブや棒状のガイドラインを置くことでチェックできます。ただし上半身の向きはこれだけではチェックできません。iPhoneやスマホを使って自撮りすることもお勧めします。ボールの打ち出し方向については、人工マットの前方地面にガムテープや棒状のガイドラインを置くことでチェックできます。こちらも、iPhoneやスマホを使うことで、より正確に打ち出し方向をチェックできます。

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体の向きと打ち出し方向

 

この2つがズレていてもナイスショットは打てますが、そのナイスショットは根拠のないナイスショット。練習場のように同じ場所から何発も打つならば問題ありませんが、コースに出た時には1発勝負。体の向きと打ち出し方向がズレている人の場合、コースに出た時に狙った方向にボールを飛ばすことが非常に難しくなりますし、ミスショットが出るリスクも高くなります。

 

ボールが打ち出される方向のことを「出球」といいますが、この「出球」を揃えることができると、コースに出た時も方向性が安定します。では、どんな練習をすれば「出球」が揃ってくるのか? それについては次回じっくり説明しましょう~。

 

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2015年02月05日スピン量が多い人とスピン量が少ない人のスイングの違いとは!?

毎年恒例のホットリストジャパンの試打が昨日から始まりました。ホットリストとは米国ゴルフダイジェストが始めたゴルフクラブの性能評価&審査で、毎年、評価が高いクラブに賞が与えられます。国内ではGDOが主催し、今年で4年目を迎えます。米国同様、有識者が審査員となって入念に審査し、評価が高いクラブに賞が与えられます。

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HOT LIST”とは、米国「Golf Digest」誌が2004年から実施しているゴルフギアのレーティング企画。同誌が30万ドル以上(2012年度)のコストをかけ、100年を超えるゴルフ業界での経験をもとに、ゴルフギアの有識者や一般アマチュアによる試打評価(機能性45%、見た目・音・打感20%)、科学者と有識者による革新性の評価(30%)、販売店関係者とゴルフ業界関係者による需要性(5%)の評価を総合して、ゴールド、シルバーのバッジをつけるもの。日本で発売されている最新のゴルフクラブを対象に受賞クラブを決めるのが“HOT LIST JAPAN”である。(GDOホームページより引用)

 

昨日はドライバーとパターを80本近く試打してきました。FBで、「1本あたり何球ぐらい打つのですか?」という質問がありましたが、マーク金井の場合は、クラブによって球数が変わります。平均すると5~10球ぐらいですが、実は、いいクラブほど球数を打ちません。

 

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いいクラブは1球打っただけで性能がほぼ分かります。

 

対して、性能が分かりづらいクラブ、対象ユーザーがはっきりしていないクラブは球数が増えます。打ってもクラブから返ってくるフィードバックが少ないからです。マーク金井に関して言えば、球数をたくさん打ったクラブは評価があまり高くありません。クラブの個々の性能、審査基準については守秘義務があるので、ここでは一切書けませんが、ゴルフクラブはボールをたくさん打ったからと言って性能が分かるとは限らないのです。

 

ホットリストの審査員はゴルフクラブに造詣が深い人によって構成されていますが、その属性はバラエティに富んでいます。プロゴルファーももちろんいますし、メディアでお馴染みのテスター、そしてもちろんアマチュアゴルファーもいます。年齢構成、ヘッドスピード、持ち球も様々です。そんな中、昨日はユニークなシチュエーションを垣間見ることができました。典型的にスピン量が多いアマチュアと、典型的にスピン量が少ないアマチュアが、並んでドライバーを試打していたのです。まったく同じドライバーを打っているにも関わらず‥‥

 

スピン量の多いゴルファーのスピン量は4000回転超え
スピン量が少ないゴルファーのスピン量は2000回転前後

 

ヘッドスピードは2人とも43m/s前後。ヘッドスピードが同じなのにも関わらず、同じドライバーを打つと、スピン量が2000回転以上も異なるのを目の当たりにしました。そこで、今回はスイングとスピン量の関係について説明したいと思います。

 

スピン量が多いゴルファーの特徴

・クラブの軌道がアウトサイド・イン
・ダウンスイングで手首のコックが早くほどける
・ダウンスイングでヘッドが高い位置から降りる
・ダウンスイング以降、右サイド(右肩)の運動量が多い
・ダウンスイングで右ひじが伸びるのが早い
・インパクトゾーンで手、腕を早く振っている

右手を使って打つタイプ、手打ち(手の運動量が多い)タイプは総じてスピン量が多いです。

 

対して、スピン量が少ないゴルファーの特徴

・クラブの軌道がインサイド・アウト
・ダウンスイングでシャフトが寝ている
・ダウンスイングで左サイド(下半身)の運動量が多い
・ダウンスイングで右ひじが伸びるのが遅い
・インパクトゾーンで手、腕のスピードが遅い
・インパクトゾーンでグリップが浮く度合が大きい

左サイドのリードが大きいタイプ、ボディーターン(下半身の運動量が多い)タイプは総じてスピン量が少ないです。

 

FBでスイング動画をアップしましたが、同じタイミングで打ってもらうとクラブの振り方が正反対。スピン量が多いゴルファーはクラブを上から下に振り下ろす度合が大きく、スピン量が少ないゴルファーはクラブを下から上に振り上げる度合が大きいのが見て取れます。

この2人は極端な例ですが、スピン量が総じて多い人(ボールが吹け上がりやすい人)は、程度の差こそあれ右サイドの運動量が多く、クラブを上から下に振り下ろす度合が大きいと思って間違いありません。スピン量が総じて少ない人(ボールがドロップしやすい人)は、程度の差こそされ左サイドのスピン量が多く、クラブを下から上に振り上げる度合が大きいと思って間違いないでしょう。

 

今どきのドライバーの中には、スピン量をコントロールできるモデルも多いですが、調整機能をフルに活用しても調整できるスピン量は300~500回転ぐらいです。対してスイングが変わるとスピン量は2000回転以上も変わります。極端にスピン量が多いゴルファー、極端にスピン量が少ないゴルファーは、クラブ選びも大事ですが、ほんとうに適正スピン量を打ちたいならば、スイングを変化させることも大事です~。

 

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アナライズからのお知らせ

ゴルフの竪琴検定 3級やります!!

2月7日 11時から!(1時間ぐらい)

事前講習からの検定試験

受験料(事前講習代含む) 1000円

受験資格

  • 受験資格は竪琴をお持ちで、練習している方。
  • そしてご自身の竪琴を持ってこられる方

定員6名(先着順)

yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

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