マーク金井blog

2015年01月23日タイトリストの最新ボール「プロV1」「プロV1x」超私的インプレッション!!

昨日は久しぶりに朝から晩まで取材と撮影に明け暮れました。朝イチに平川CC(千葉県)にてタイトリストの主力ボール「プロV1」と「プロV1x」の最新ボールを試打。コースで実際にラウンドしながら、ドライバーからアイアン、アプローチ、そしてパッティングでじっくりと打ち比べてきました。すでに昨年秋から多数のツアープロが使っいますが、今日が正式な記者発表日です。

 

写真 4 (26)

そして午後からは、キャロウェイの最新ドライバー「XRドライバー」を神田のスタジオにて試打。こちらは2月下旬発売。同社のX2ホットのモデルチェンジという位置付けのクラブです、主にアベレージ向けのカテゴリーだそうです。マーク金井は最近、キャロウェイのビッグバーサα815を使っていますが、815と比べるとオフセンターヒット(芯を外して打った時)で、飛距離の落ち込みが少ないのが特徴だと、メーカー側はアピールしています。

10502503_10202580370830379_8572542711465423781_n

 

夕方からは、大阪のシャフトメーカー「レーブ アーマード レディ」をこれまた神田のスタジオで試打&撮影。さすがに3本目となるとテンションが下がり気味になるのですが、動画のカメラが回るとテンションが一気に上がりました(笑)。カメラが回ると、ヘッドスピードは通常通り46m/sに上がり、飛距離データも満足行くモノでした。シャフトのインプレについては、ゴルフ雑誌「アルバ」で詳しく語りますが、スピン量が実に安定しくれるのが気に入りました。70g台と普段よりも重いのですが、振るとそれほど重さを感じません。45インチと普段よりは少し短めのセッティングにしたのですが、振り遅れない、イメージ通りのスピードでシャフトがしなり戻るのが気にいりました。

 

1日に3つも試打をすると何が何だか分からなくなりそうですが、マーク金井の場合は全然平気です。1日3人と名刺交換すると名前を覚えられないくせに、試打では100本でも、全部記憶に残ります。人間の脳は都合良く出来ていると聞いたことがありますが、自分の興味があるジャンルでは、脳内ハードディスクが正確にデータを記憶します。

 

そこで今回のエントリーは、プロV1&プロV1Xの試打インプレッション。

 

 まずは、従来のプロV1&プロV1Xとどこがどう違うのか?

 

一番の違いはカバーです。

 

写真 1 (44)

 

従来のプロV1&プロV1Xに比べると、当たらしいプロV1&プロV1Xはカバーが軟らかさが手に伝わります。ドライバーで打っても、アイアンで打っても、ウエッジで打っても、パターで打ってもカバーが軟らかい。そして、軟らかいからかも知れませんが、従来よりもカバーが少し分厚く感じました。プロV1&プロV1Xは従来モデル同様、新しいボールもウレタンカバー。そして、サーモセット・ウレタン(熱硬化性ウレタン)。金型にウレタンを流し込み、キャスト成型で熱を加えてウレタンカバーに成形しています。

 

カバーが変わったことで、プロV1&プロV1Xともスピン性能が向上しています。

 

従来モデル同様、新しいボールもウレタンカバーですが、新しいプロV1&プロV1Xは従来のボールよりも打感がソフトになり、そしてスピンがかかりやすくなりました。打ち比べると、従来モデルよりも10%ぐらいスピン性能がアップしています。それでいて、ボールの反発は落ちてません。マーク金井はプロV1Xを使っていますが、新しいプロV1Xはドライバーでもアイアンでも打感が0.5ランクほど打感がソフト。硬さの順序を作ると、

 

従来のプロV1X(一番硬い)
新作のプロV1X
従来のプロV1
新作のプロV1(一番軟らかい)

 

こんな感じです。これまでのプロV1Xがちょっと硬く感じる人には、新しいプロV1Xはちょうどいいでしょう。ブリヂストンの新しいB330もそうですが、アスリート向けのスピン系ボールは、打感がソフトにしていくのがトレンドのような気がします。

 

硬さに関してはプロV1XはブリヂストンのB330に比べると少し硬めで、スリクソンのZ-STAR XVに比べると少し軟らかく感じます。もちろん硬さの差は微妙です。

 

プロV1に関しては、従来モデルよりもさらに軟らかくなっており、インパクトでボールのつぶれが大きめです。インパクトで重い手応えがあり、従来モデル同様、プロV1Xに比べるとやや低めの弾道が打ちやすく仕上がっています。

 

マーク金井は打感がハードなボールが好きなので、プロV1とプロV1Xを打ち比べたら、すぐにプロV1Xが気に入りました。従来品よりも少し軟らかくなりましたが、ドライバーやアイアンでフルショットするとコアのソリッド感(硬い感じ)があって、ボール初速が気持ち良く出てくれます。打ち方によっても変わってきますが、ドライバーの飛距離性能はプロV1Xの方が高弾道でキャリーを稼ぎやすい分だけ、プロV1よりも少し有利な感じがしました~。

10940416_10202578907633800_8042895675447389756_n

 

(▼▼)b


 

アナライズからのお知らせ

1月25日(日)

中越豪 パッティングセミナー

10時開始

ジオギャラクシー代表 中越豪。ツアーサービス、プロキャディの経験もある。中越豪があなたをパッティングの世界の入り口にご案内します。希望者にはパターの調整もします(別料金)愛用のパターをお持ち下さい

お値段は8000円です

お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

 

ナチュラルパターに新しいラインナップが加わりました!!

bnr_store_pt_natural1

 

こちら先行発売開始!!↓クリック

スーパーシャット君 在庫あります

pr00009-300x300

 

パイロン&ボールが再入荷!

pr00002

 

こちらも売り切れが予想されますお急ぎ下さい

store_blog_header


2015年01月22日ツアー28勝の片山晋呉プロが練習器具を積極的に使う理由とは!?

毎月21日は月刊のゴルフ雑誌の発売日。書店に行くと、月刊ゴルフダイジェストワッグルゴルフクラシックがゴルフコーナーにズラリと並びます。そして今日は隔週発売のアルバの発売日。どの雑誌も毎号、読み応えのある記事がギッシリと盛り込まれ、とても1~2時間ぐらいでは読み切れません。コンビニでの立ち読みを意識しているのかどうか分かりませんが、最初から最後まで読み切るためにはかなりの時間が必要です。

10689982_10202573480618128_1589672547862682631_n

 

毎回、内容てんこ盛りなゴルフ雑誌ですが、月刊ゴルフダイジェスト月刊ゴルフクラシックの最新号に「ゴルフの竪琴」が掲載されました。月刊GDでは片山晋呉プロの連載ページに、クラシックでは練習器具特集に写真と使い方が紹介されています。昨年はアルバでも片山晋呉プロが「ゴルフの竪琴」を使って入る写真が掲載されました。

10426227_10202573480818133_3865149166352881706_n (1)

月刊ゴルフダイジェスト3月号に掲載

10945645_1540087689596675_5571011965431942885_n

月刊ゴルフクラシック3月号に掲載

1526459_1512593492346095_6375557570383315357_n

昨年末のアルバでも!掲載されました

 

片山プロはインターネットで「ゴルフの竪琴」を購入いただき、その購入がご縁で3度ほどミーティングすることができました。その時に、最初に伺ったのが、

 

練習器具を積極的に使う理由は何ですか?

 

いきなりど直球で質問しましたが、臆することなく片山プロは‥‥

 

「ただやみくもにボールを打っても癖を上塗りするだけ。練習器具を積極的に使った方が上手くなれるし、スイングを正しい方向に導けるからです」(片山プロ)

 

続いて、練習器具のセレクションについて聞いてみたら‥‥

 

「ゴルフ雑誌、インターネットを見るのが好きで、面白そうだと感じたら注文しちゃいます。もちろん自作の練習器具もあります。そして実際に何度か使ってみて、効果を実感できる練習器具に関しては、継続的に使い続けます」(片山プロ)

 

プロだから吟味していると思いきや、とりあえず色々試して見るのが好きな片山プロ。そして、実際に使ってみて「モノの善し悪し」をジャッジしているそうです。ゴルフ雑誌ではかなりの数の練習器具が掲載されていますが、実は、使ってすぐに止めた練習器具も少なくないとのこと。ちなみに、古賀GCで開催された日本オープン優勝時に使っていた巨大ヘッドの練習器具、「XLアイアン」は練習中にフェースが割れてしまい、再入手できないことから使用を諦めたそうです。マーク金井は片山プロが使って入るのを雑誌で見て「XLアイアン」を手に入れましたが、残念なことに、この練習器具は廃盤になっています。

P1050664

 

片山プロとは数時間に及んでゴルフクラブ談義、練習器具談義をさせていただきましたが、強く印象に残ったことがあります。それは‥‥

 

並外れた好奇心&創意工夫
どん欲な情報収集
既成概念にとらわれない柔軟な感性
常識にとらわれないユニークな発想

 

マーク金井も既成概念にとらわれない自信がありますが、片山プロはそれをはるかに上回ってました。クラブにおいても色んなアイデアを持っておられ、ゴルフ以外のスポーツから発想したクラブのアイデアもちゃっかりいただきました。

 

月刊ゴルフダイジェストではゴルフの竪琴の効果について、

 

この五角形グリップだと、左手が下で右手が上という位置関係で離れているから、手元に立体的な空間が出来て、フェース面がすごく意識できるんです‥‥中略、普通のクラブでは分かりにくい、ひじや手首の正しい使い方が身につくんです」
月刊ゴルフダイジェスト3月号より引用)

 

他のスポーツに比べると、ゴルフは道具(クラブ)の依存度が高いスポーツです。体を正しく動かせてもクラブを正しくコントロールできていないとナイスショットは出ませんし、ナイスショットを続けることはできません。片山プロはツアープロの中でもショットメーカーとして定評がありますが、それを支えているのがボールを打つことではなくて、練習器具を使っての練習です。片山プロによると、トーナメント中、プレー後の練習ではボールを1発も打たないことがしょっちゅうあるそうですが、練習器具だけは欠かさず使っているそうです。

 

もちろん練習器具は所有しているだけでは意味がありません。使ってこそ初めて意味があります。マーク金井はスノボにはまってますが、滑らない時は自宅でブーツを履いて板に乗ったりしてます。スノボのコーチから道具に慣れるだけでも上達につながると言われ、それを実践しています。ゴルフの練習器具もしかり、1日に長時間使うことよりも、毎日10分でもいいから続けて練習すること。継続することが正しいスイングを身に付ける近道です。それを誰よりも実践しているのが片山晋呉プロです~。

 

(▼▼)b


 

アナライズからのお知らせ

1月25日(日)

中越豪 パッティングセミナー

10時開始

ジオギャラクシー代表 中越豪。ツアーサービス、プロキャディの経験もある。中越豪があなたをパッティングの世界の入り口にご案内します。希望者にはパターの調整もします(別料金)愛用のパターをお持ち下さい

お値段は8000円です

お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

 

ナチュラルパターに新しいラインナップが加わりました!!

bnr_store_pt_natural1

スーパーシャット君 在庫あります

pr00009-300x300

 

パイロン&ボールが再入荷!

pr00002

 

こちらも売り切れが予想されますお急ぎ下さい

store_blog_header


2015年01月21日フェアウェイウッドとユーティリティ、2打目で打つならばどちらが使い勝手がいいのか?

アナライズからのお知らせ

1月25日(日)

中越豪 パッティングセミナー

10時開始

ジオギャラクシー代表 中越豪。ツアーサービス、プロキャディの経験もある。中越豪があなたをパッティングの世界の入り口にご案内します。希望者にはパターの調整もします(別料金)愛用のパターをお持ち下さい

お値段は8000円です

お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!


 

 

毎週火曜日は午前中はガーラ湯沢でスノボ、夜の7時からは銀座松屋デパート屋上で、ラジオ番組のMCが日課です。昨日もガーラでガッツリ2時間半滑り、神田に戻ってから銭湯に入って原稿を1本仕上げて、銀座に移動。19時からはインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない」のオンエア。ゲストは女子プロゴルファーの青木瀬令奈プロでした。ガラス張りのスタジオ前にはオンエア前から大勢のギャラリーがつめかけ、あっという間に90分が過ぎました。

1469990_500438190099116_1354338074965285917_n

10929006_10202568399451102_8896706804931758833_n

 

青木プロは18歳でプロテストに1発合格。女子のプロテストは年に1回で、合格できるのは20位タイまで。非常に狭き門にもかかわらず、高校卒業直後の最初のテストに受かったそうです。そしてプロ入り3年目後、QTで好成績を納めて今シーズンはフルシーズン戦える出場権を手にいれています。

 

オンエア中、クラブセッティングを伺ったら、ウッドのセッティングが女子プロならではでした。

 

・ドライバー
・3w
・5w
・7w
・9w

 

そして、なんと11w(女性用ゼクシオの9w)もバッグに入っているそうです。ドライバーを含めるとウッドはなんと6本も入ってます。そして以外なことに、今やクラブセッティングに欠かせないユーティリティクラブは1本も入っていません。本人曰く「ユーティリティは苦手」で、「イメージ通りの弾道が打てない」そうです。対して、マーク金井の普段のウッドのセッティングというと、

 

・ドライバー
・ミニドライバー(2w)
・ユーリティティ(18度)
・ユーティリティ(21度)
・ユーティリティ(24度)

10402471_10202552924424236_834440237260267444_n

ミニドライバーはティショット専用なので、実質、FWは一本も入ってません。アイアンとドライバーの間にあるクラブはユーティリティだけです。FWを1本も入れないのは、FWが特別苦手だからではありません。FWだと「イメージ通りの弾道が打ちづらい」からです。

 

 さて、このFWとUT。

青木プロはFWの方がイメージ通りの弾道が打ちやすいと言い、マーク金井はUTの方がイメージ通りの弾道が打ちやすいと言ってます。言っていることが正反対ですが、これには理由があります。それは、青木プロとマーク金井とでは飛距離を稼ぐクラブでの「弾道のイメージ」が正反対なのです。具体的に言うと、

 

青木プロは2打目で飛距離を出したいクラブではフワッと浮いて止る球を打ちたい。
マーク金井は2打目で飛距離を出したいクラブではライナー弾道で強い球を打ちたい。

青木プロはショートアイアンのような高くて止る球を打ちたいから、それが打ちやすいクラブであるFWをチョイスしています。FWは形状的に重心が深いのが特徴。重心が深いことでボールにスピンがかかりやすく、上がって止る球が打ちやすい。対して、マーク金井は吹け上がる弾道よりも、中弾道で伸びのある弾道を打ちたいから、それが打ちやすいクラブであるUTをチョイスしているのです。UTは形状的にFWよりは重心が浅いのが特徴、重心が深すぎないことでスピンがそれほど多くならず、中弾道で強い球が打ちやすいなっています。

 

・高弾道で止る球を打つにはFWが適し、
・中弾道で強い球を打つにはUTが適しています。

 

2打目で何を求めるかで、ウッドのクラブセッティングは大きく変わります。青木プロと、マーク金井は、どちらも極端なセッティングですが、普通のアマチュアゴルファーの場合、ボールを上げて止めたいならばFWを多くセッティングした方がイメージ通りの弾道が打てます。例えば、ドライバーのヘッドスピードが38~43m/sならば、

 

・3wもしくは4w
・5wもしくは7w
・21~22度のUT
・24~25度のUT

P1080808

 

こんな感じにするとクラブに応じて最大キャリーを出しやすくなって、飛距離の階段を上手く作れるようになると思います。もちろん、ここからアレンジもあって、抑えた弾道を打ちやすいならばUTを増やし、高く上がって止る球を打ちたいならばFWを増やすとイメージ通りの弾道が打ちやすくなりますし、2打目でグリーンを狙っていきやすくなるでしょう~。

 

(▼▼)b

ナチュラルパターに新しいラインナップが加わりました!!

bnr_store_pt_natural1

スーパーシャット君 在庫あります

pr00009-300x300

 

パイロン&ボールが再入荷!

pr00002

 

こちらも売り切れが予想されますお急ぎ下さい

store_blog_header


2015年01月19日冬場だからこそオススメしたい、アプローチの効果的な練習法とは!?

昨日(日曜日)はアナライズが立地する神田エリアは平日とうって変わって人がほとんど歩いてません。食事処やカフェも休んでいる所が多いために、人気のなさにさらに拍車がかかってしまっています。平日は大繁盛のつるやゴルフ神田駅前店ゴルフパートナー日本橋室町店も、日曜日だけは空いています。じっくりとクラブを物色するならば断然日曜日がオススメです。

10926466_10202556761240154_7511923964094409438_n

10897044_10202453037167117_6044012470999041694_n

 

その一方で、日曜日の都心エリアのゴルフ練習場はどこも混んでいます。メトログリーン東陽フジゴルフセンター明治神宮外苑ゴルフロッテ葛西イースタンなどの練習場は、寒さが厳しいこの時期でも週末は1時間以上の待ち時間が当たり前。練習に精を出すゴルファーの多さに驚かされます。

 

そこで今回のエントリーは練習場でアプローチの技術を磨く方法について書きたいと思います。アプローチは天然芝の上で練習するのがベストですが、練習場の人工芝でもやり方によってはスキル(技術)アップを大いに図れます。

 

では、どんな練習をすればいいのか?

キーワードは「ごまかしが利かない」と「もったいない」です。ごまかしが利かなくて、もったいないことをたくさんやれば、誰でも確実にアプローチが上手くなってきます。

 

具体的に言うと、1ヤードの距離をとことん練習して下さい。

10616389_703648613060423_970593242477679385_n

 

アプローチは距離が短くなるほどごまかしが利きません。特に10ヤード以内になってくると、緩んだりするとザックリやトップが出やすくなります。ボールを飛ばさないで距離感を安定させるためには、「インパクトが緩まない」ことが大事なのが嫌と言うほど分かります。アプローチの基本を学ぶには1yが最適なんです。30yのアプローチもやさしくありませんが、1yをきちんと打つことの方がもっと難しいのです。そして、1yがちゃんと打てるようになれば5y、10y、30yという距離を打つのが易しくなってきます。

 

そして、1yを練習場で打つのには勇気が入ります。ドライバーを振り回しても、1yをちょこんと打っても、1球あたりの値段は同じです。だからでしょう、1yのアプローチを打つのは「もったない」という感覚を持っているゴルファーが非常に多いです。その証拠に、打ちっ放しの練習場で熱心にボールを打っている人を見ると、そのほとんどが100y以上の距離、フルショットをしています。10y以内のアプローチを一生懸命練習しているゴルファーはほとんどいません。先日もロッテ葛西に行きましたが、10y以内のアプローチを一生懸命打っている人は1人もいませんでした。

 

1yの練習は、もちろん自宅でも練習可能です。広い打ちっ放しの練習場でわざわざ練習する必要がないとも言えますが、マーク金井に騙されたと思って、物は試しに練習場で1yのアプローチを50球打ってみて下さい。やってみれば分かりますが、ドライバーを打つよりも相当勇気が必要です。理由は単純、お金がもったいないという感覚が生じますし、1yでダフったり、トップしたりすると相当にかっこ悪いからです。そうです、打ちっ放しの練習場で1yだけ打つというのはプレッシャーを鍛えることにもつながるのです。

 

1yのアプローチに限ったことではありませんが、ゴルフが上手くなるコツは、自分が気持ち良くなる練習ではなく、スキル(技術)アップにつながる練習をすることです。練習しても上手くなれないゴルファーを観ていると、その多くは努力が足りないのではありません。練習量が足りないのではなく、練習メニューに問題がある場合が非常に多いです。

 

30yが上手く打てても1yが上手く打てるとは限りませんが、1yが上手く打てるようになると30yも確実に上手く打てるようになります。そしてアプローチが得意になれば、アイアンショットも良くなってきます。アプローチに自信が出てくればアイアンショットが気楽に打てるようになるからです。

 

たかが1y、されど1y。

 

アプローチ上達のキーワードは1yだと言っても過言ではありません。マーク金井は27年前、同じ歳のプロゴルファー、PGA副会長の植田浩史プロから1yのアプローチを教わりました~。

 

(▼▼)b

ナチュラルパターに新しいラインナップが加わりました!!

bnr_store_pt_natural1

いまならナチュラルパターお買い上げの方!先着10名の方に・・↓こちらプレゼント

pocketsub2

 

 

1月25日(日)

中越豪 パッティングセミナー

10時開始

ジオギャラクシー代表 中越豪。ツアーサービス、プロキャディの経験もある。中越豪があなたをパッティングの世界の入り口にご案内します。希望者にはパターの調整もします(別料金)愛用のパターをお持ち下さい

お値段は8000円です

お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!


2015年01月18日ショートパットのミスを減らせるパターとは!?

昨日はコンペに参加ということもあって久しぶりにゴルフで18ホールプレーしてきました。場所は茨城県南部のフレンドシップCC。左右が林で、高低差もほとんどありません。典型的な和風林間コースで、2年ぶりに訪れました。グリーンはベントと高麗の2グリーンで、昨日は高麗。夏場と違って冬場の高麗はツルツル滑りるので、ベントと同じぐらい転がりがスムーズです。入れたくなってパンチが入るとツツーっと滑って転がるので2~3mオーバーします。

10933704_10202552860302633_1355404033133037134_n

マーク金井は高麗大好き人間ですが、この冬場の高麗は特に好きです。高麗はアプローチでスピンがかかりません。ボールが止らないのを前提で打つアプローチは落下後のランを予想するスキル(技術)が求められるからです。加えて、下りのショートパットはタッチ(距離感)を合わせるのが難しく、1mでもハラハラ、ドキドキできるからです。昨日のラウンドでは80cmの下りのパーパットを右に押し出して外してから、パットのフィーリングがおかしくなってしまい、パットの乱れがショットの乱れを誘発し、ボギー列車、ダボ列車から降りられなくなりました(笑)。

 

そこで今回のエントリーは自戒の意味を込めて「ショートパットのミスを減らせるパター選び」について書きたいと思います。ロングパット違い、ショートパットでは距離感のミスはほとんど出ません。ミスの9割以上は右に押し出したり、左に引っかけたり‥‥方向性のミスです。言い換えると、方向性を安定させることができれば、ショートパットでミスすることは劇的に減ってきます。

 

では、なぜゴルファーは右に押し出したり、左に引っかけたりするのか?

ショット以上に、パットの方向性というのはインパクト時のフェース向きで決まります。
インパクトでフェースが狙いよりも左を向けば引っかけますし、インパクトでフェースが狙いよりも右を向けば押し出します。フェースの向きが狂うことで、方向性が狂うのです。

 

では、何が原因でインパクト時にフェースの向きが狂うのか?

 

原因は2つあります。ひとつは打ち方。インパクトでフェースが被るような打ち方になっていれば引っかけが出ます。逆もしかりで、インパクトでフェースが開けば押し出します。アドレスでフェースの向きを正しくセットしても、ストローク中にフェースの向きが変わってしまうと(インパクトでフェースの向きが狂うと)、ショートパットのミスを減らすことはできません。打ち方を安定させるには練習も必要ですが、道具選びも大事です。

 

ヘッドを真っ直ぐ引いて真っ直ぐ振り抜く打ち方をするタイプならばフェースバランスのパターがオススメ。ショット同様、丸い軌道でストロークするタイプの人はフェースバランスよりも非フェースバランスのパターの方をオススメします。自分のストロークタイプと同じ動きをしてくれるパターを使った方が、フェースの向きをコントロールしやすいからです。マーク金井はフェースバランスのパターを好んで使うのは、真っ直ぐ引いて真っ直ぐ振り抜きたいからに他なりません。

GMK_2_5

右端はフェースバランス!写真はゴルフパートナーのWEBマガジン ゴルフパートナーCOMから転載

 

フェースバランスかどうかは、シャフトをフリーな状態にして支えるとチェックできます。フェースが真上を向くのがフェースバランス、フェースが斜めを向くのが非フェースバランス(ヒール・トゥ・バランス)です。

 

フェースの向きが狂うもうひとつの原因、それは打点位置です。ショットもそうですが、パットに置いても打点位置が狂うと、インパクトの衝撃でフェースの向きが変わります。スイートスポット(芯)よりもトウ寄り(先寄り)でヒットすると、インパクトの衝撃でフェースが開く方向に回転し、押し出しのミスが出ます。スイートスポット(芯)よりもヒール寄り(シャフト寄り)でヒットすると、インパクトの衝撃でフェースが閉じる方向に回転し、引っかけのミスが出ます。ショートパットのミスは打点位置がブレたことによっても生じ、実は、ミスの多くはこちらの方が多いのです。例えば、慢性的に引っかけている人の場合、ミスしている時の大半は打点位置がヒール寄りに偏っています。なので、引っかけやすい人も、打点位置がトウ寄りになれば、それだけで引っかけのミスを軽減できるのです。

 

打点の位置のブレに関しては、道具でもある程度カバーできます。ドライバーやアイアンがそうであるように、パターの場合も重心が深く、ヘッド慣性モーメントが大きいほど、ミスヒットした時(芯を外した時)、ヘッドがブレにくく、その分だけ方向性が安定します。マーク金井のエースパターは現在3本‥‥

 

テーラーメイド ARC1
オデッセイ ハボック
リンクス ナチュラルパターDM

natural_putter_dm_photo

写真はナチュラルパターDMです。詳しくは写真をクリック

 

 

いずれもフェースバランスで、深重心&慣性モーメント大になっています。この3つの要素が満たされているとミスヒットしてもフェースの向きがブレにくく、打ち損じてもカップインの確率が高くなるからです。

 

ショートパットはメンタルの要素が大きいですが、ミスに強いパターを使えば、確実にプレッシャーを軽減できます。ショートパットは道具に大いに頼った方が、確実にミスを減らせるのです~。

 

(▼▼)b

ナチュラルパターに新しいラインナップが加わりました!!

bnr_store_pt_natural1

いまならナチュラルパターお買い上げの方!先着10名の方に・・↓こちらプレゼント

pocketsub2

 

 

1月25日(日)

中越豪 パッティングセミナー

10時開始

ジオギャラクシー代表 中越豪。ツアーサービス、プロキャディの経験もある。中越豪があなたをパッティングの世界の入り口にご案内します。希望者にはパターの調整もします(別料金)愛用のパターをお持ち下さい

お値段は8000円です

お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!