マーク金井blog

2023年11月29日超私的な2023年の総括  毎日2万歩歩いて、毎日素振りでした、、、

 

2023年を振り返るには少し早いですが、今年も1日も欠かさず、毎日2万歩ほど歩きました。ゴルフの回数は一気に増えて、週4回ぐらいーのペースでラウンド。毎回9ホールなので、18ホール換算すれば年間100ラウンド前後になるでしょう。

 

 

そして、ほぼ毎日欠かさないのが神田のスタジオでの素振りです。練習ではなくてわざわざ素振りと書いているのは、スタジオではまずゴルフボールは打ちません。テニスボールとほぼ同じ大きさのスポンジボールは数球打ちますが、練習時間の大半は素振りをしてます。

 

 

FBにアップしてますが、素振りをする時はゴルフクラブに加えて練習器具も積極的に使ってますが、今年出番が多かったのは以下の3つです。

 

 

・辻村棒
・ダワ筋スティック
・ニットのヘッドカバー

 

 

辻村棒とダワ筋スティックについては本来の使い方以外にも、超私的にオリジナルな使い方をしてます。ヘッドカバーに関しても本来の使い方とはほど遠い使い方をしてスイング作りに励んでいます。

 

 

最近購入した書籍、「ゴルフスイング物理学 自力で成功するスイングイノベーション」(小澤康祐著)(実業之日本社刊)でも書かれてますが、スイング作りでもっとも効果があるのは素振りです。

 

 

今年の一年を振り返ると、歩くことと素振りを欠かさずやりました。恐らく、来年もこれを引き続きやっていくつもりです。

 

 

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2023年11月27日超私的な考察  今どきの大型ドライバーが抱える不都合な真実とは!?

 

 

今年も残すところ1ヶ月あまりになりました。2023年を振り返る企画、2024年を予想する企画が賑やかになる時期ですが、超私的にはGDOから依頼を受けてテーラーメイドの新作ドライバーについてコメントさせていただきました。

 

 

 

 

https://lesson.golfdigest.co.jp/gear/topics/article/162656/1/

 

 

 

テーラーメイドがどんなドライバーを出して来るのかは未だ分かりませんが、ひとつだけ言えることがあります。それは、テーラーメイドに限らずどのメーカーも、売れるクラブを作らなくてはならない宿命を背負っていることです。

 

 

 

別言すれば、アマチュアゴルファーが「買いたくなるドライバー」を世に送り出すことで、それは飛距離性能が高いクラブだと思ってもらえるクラブを商品化することです。

 

 

 

では、アマチュアゴルファーが「買いたくなるドライバー」は誰が打っても飛距離性能を享受できるのか?

 

 

 

 答えは残念ながらノーです。

 

 

 

 

ゴルフクラブはクルマのようにエンジンはついてません。エンジンは人間であり、操作するもの人間だからです。身も蓋もないことを申し上げると、どれだけクラブが進化しても、使い手がちゃんと使わないと性能をちゃんと引き出すことはできません。

 

 

 

加えて、今どきの「買いたくなるドライバー」(飛び性能が高いドライバー)というのは、使い方を間違えると、弾道が安定しづらい特性があります。今どきの飛び性能が高いドライバーに共通しているのは、、、、

 

 

 

偏重心の度合いが大きい!!!!

 

 

 

シャフトの軸線上から遠い位置に芯(重心)がが大きく外れている(偏重心)のがゴルフクラブの特徴ですが、慣性モーメントを大きくしたり、重心を深くするほどに、偏重心の度合いも大きくなるのです。

 

 

 

偏重心の度合いが大きくなるほどに、多くのゴルファーは振りやすさよりも振りづらさを感じやすくなります。加えて、振り方を間違えてしまうと、右へのプッシュアウト、左への引っかけ(チーピン)が出やすい特性もあるのです。

 

 

 

 

今どきのドライバーは物理的には劇的に進化していますが、その進化を受け取れるかどうかはゴルファー次第です。

 

 

ちなみに、進化したドライバーを使いこなすスイングにはパワーは必要ありません。

 

 

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2023年11月24日超私的な提案  アマチュアゴルファーにとって本当に必要なドライバーとは!?

 

今週は火曜日、木曜日、そして今日、金曜日と赤羽ゴルフ倶楽部にて9ホールプレーをしてきました。日照時間が短いこともあって、早朝は朝6時過ぎまで暗く、夕方は午後4時過ぎると一気に暗くなり、冬がもうそこまでやってきていることを実感できます。

 

 

 

赤羽は高麗の2グリーンですが、冬が近づくにつれてグリーンの転がりがスムーズになり、ベントと同じかそれ以上速くなってきます。おかげで下りのラインを残すとカップ際でボールが止まりそうになってから、スルスルと転がりグリーンからはみ出ることもしばしばあります。

 

 

 

さて、冬場になるとお約束のように話題に上がるのが「冬専用のクラブ」を用意すべきかについてです。

 

 

 

少し前のブログで高梨さんも書かれましたが、

 

 

 

冬場は重ね着をするので夏場のように身体が動きづらい。だから、ドライバーならば、クラブを短くして重たくする・フレックスを落とすのが良いとされています。実際、マーク金井のも冬用のドライバーを求めるゴルファーには、このようなアドバイスをしています。

 

 

 

そして、この冬用ドライバーというのは、実はドライバーを苦手にしているゴルファーには冬に限らずオールシーズンを通してお勧めしています。

 

 

 

 具体的に言うと、長さは43~43.5インチ、シャフト重量は60~100グラム。フレックスはレギュラー(R)です。

 

 

43~43.5インチにすれば通常のドライバーよりも約2インチ短くなるので、シャフトを重くしても振りづらくなりません。また、フレックスを少し軟らかくすることで、短くなってもシャフトのしなりを感じやすくなるからです。

 

 

 

 加えて、この長さというのは3Wとほぼ同じ長さ。

 

 

 

今平周吾プロは3wでティショットしてツアーに勝ちましたが、ドライバーを3Wとほぼ同じ長さにするということは3Wでティショットを打つのと同じことになるのです。

 

 

たかが2インチと思うかも知れませんが、アイアンに例えるならば2インチというのは5番アイアンと9番アイアンとの長さの違いと同じ。2インチというのはアドレスした時に、かなり長さが異なりますし、2インチ短い方がミート率が良くなり、なおかつ振りやすくなるのです。

 

 

冬用ドライバーというのは、言葉を換えればスコアリング(フェアウェイキープ)しやすいドライバーでもあるのです。

 

 

 

10日ほど前、X(Twitter)にUSAのプロゴルファーが長短ドライバーでの実打比較をポストしてましたが、ここでも短い方が明らかに左右の曲がりが軽減しているデータがアップされてました。短いシャフトの方は飛ばないですが、その差は3ヤードほどです。

 

 

 

飛距離が出た方がスコアメイクしやすいという考え方を否定するわけではありませんが、ドライバーを苦手にしているのであれば、シャフトを短くすることは大いにありです。超私的には3Wでティショットを打つよりは、3Wの長さにしたドライバー方がフェースが大きい分だけやさしいし、アドレス時の安心感もあります。

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

確率を考えるならば、冬場だけでなくオールシーズンを通してドライバーの長さを短くした方が臨んだ結果を得やすいでしょう。

 

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ご好評をいただいてます短尺スチールシャフトは現在、欠品しております。次回入荷は12初旬を予定しております。


2023年11月22日ゴルフの上達に欠かせない「道具」の話 第33回「自分で打って決める」

 

今年、iPhoneの最新機種が発売された。15代目である。我がiPhoneは未だ11代目。とくに不都合を感じないから、最新モデル発売のニュースにもことさら関心を抱かぬまま今に至る。しかし、デジタル機器の進化は目覚ましい。この4代の間には驚くようなパフォーマンスの違いがあるはずだ。

 

 

 

ゴルフの道具ではダンロップの『ゼクシオ』の13代目が発売される。すでに女子ツアーでは、この最新ドライバーにスイッチして優勝するプレーヤーが続々。13代目への期待値はグングン昂まっているようだ。ゼクシオの場合、2年周期でモデルチェンジが行われる。

 

 

 

 

ブランド誕生は2000年だから今モデルで四半世紀もの間、トップブランドとして支持されてきたことになる。同時期にゴルフクラブ界に参入したナイキがすでに事業から手を引いていることを考えても、ゼクシオのロングランは異例といえるだろう。

 

 

 

さて、問題はゴルフクラブのニューモデルに、デジタル機器のような圧倒的なパフォーマンスの違いを感じられるのか? ということである。iPhone15は誰がシャッターを切ても高精細な写真が撮れるだろう。誰が使ってもバッテリーの持ちがよくなっているはずだ。使い手を選ばない進化がiPhoneにはある。

 

 

ではゼクシオ13は? 誰が使っても明らかな進化が感じられるのだろうか?

 

 

答えはたぶんNoである。

 

 

改めて踏まえておかなければならないことは、そもそもゼクシオがすべてのゴルファーのパフォーマンスアップのために開発されているモデルではない、ということ。ターゲットゴルファーを限定し、総重量や長さ、構えやすさ、音、そしてインパクトでのつかまりをチューニングしている。ターゲットが明確ということは、合わない人も当然出てくる、ということである。

 

 

ゴルフクラブは、ターゲットゴルファーが評価してナンボ。自分が打ってみていいか、悪いかがすべてである。他人の評価などまったく気にしなくてよい。チッパーなどもそうである。PINGのチッパーが欠品になるほどブレイクしたのは昨年の話だが、今はもうなんの話題にもなっていない。転がしに特化した道具であり、もともと誰が使っても結果が出る道具ではないのだから当たり前だ。

 

 

アナライズのR25もそう。

 

 

誰が使ってもカップに寄せられる魔法のクラブではない。大事なことは、転がして寄せるイメージを持つこと、そして自分が打ってみてどうかである。

 

 

ゴルフクラブはゴルフをするための「道具」である。

 

 

自分のラウンドで活きる道具を選びたい。我々は決してPGAツアーで戦うわけではないのだ。いつものゴルフ場で、どうしたらスコアがまとまるのか? そこを考えることから道具選びを始めたい。転がして寄せたい!のであれば、R25チッパーをぜひご検討ください。

(書き手/高梨祥明)

 

 

アナライズでは、「R25」、「3ロフト」パターの開発背景、使用方法をマーク金井が解説する「チッパーセミナー」、「パターセミナー」(次回開催日未定)を企画しています。買ったけれど今イチ結果に繋がっていない!という方も、ぜひご参加ください。

 

R25ランニングウエッジはこちらから購入できます。

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2023年11月17日超私的な考察  ツアープロがわざわざ3Wを2本投入して戦う本当の理由とは!?

 

 

今週は月曜から木曜日まで4日連続で赤羽ゴルフ倶楽部にて薄暮(早朝)プレーをこなしました。9ホールプレーなので毎回約8000歩ほど歩けますし、最寄り駅から徒歩でコースに行けるので、トータルで約1万歩稼げます。

 

 

 

1万歩と言えば、喘息の治療でお世話になっている池袋大谷クリニック院長の大谷先生が書籍、「1日1万歩を続けなさい」(ダイヤモンド社)出されましたが、マーク金井も毎日歩くことで劇的に体調が良くなり、加えて、歩くことで脳が活性化することを体感しています。

 

 

歩く時にいろいろ考えている中で、今回お伝えしたいのは、、、

 

 

 

VISA太平洋マスターズを制した今平周吾プロはなぜに、わざわざドライバーを抜いて試合に臨んだかです。

 

 

 

すでに今平プロのクラブセッティング(3Wを2本投入)については様々な記事がネットにアップされていますがおさらいしましょう。

 

 

 

ヤマハの3Wは主にティショット用として使い、もう1本(従来からの3W)はティショット用ではなくて主にセカンドショット用として使うです。

 

 

 

ティショット用とセカンドショット用で3Wを使わけているということは、ティショット用の3Wというのは、限りなくドライバーに近い性能であるということを窺い知ることができます。具体的に言うと、

 

 

 

 スピン量が少なくて風の影響を受けづらい
 落下後に適度にランが出る
 球が捕まり過ぎない(左のミスが出づらい)

 

 

ここから推察できることは、リアルロフトが少ない、低重心、浅めの重心、重心角が小さめ、フェース向きがややオープンである可能性が高いです。

 

 

 

これらの条件が揃っている3Wを手にしたことで、今平選手は3Wをドライバーの代わりに使った可能性が高いです。逆に言うと、このティショット用3Wセカンドで使うのには適さないのでしょう(適していれば2本入れる必要がないです)。

 

 

 

主にセカンドショットで使う3Wに関しては、地面から打っても、、

 

 

 スピンが適度に入る
 ボールが適度に上がってくれる
 落下後転がりすぎない
 適度に球が捕まってくれる

 

 

 

と言う要素を満たしてくれているのではないかと推察できます。

 

 

 

 

3Wにどんな性能を求めるのかはゴルファーに寄って変わってくると思いますが、ティショットで使うのか、セカンドショットで使うのかで、求める性能はガラッと変わります。

 

 

 

超私的には、今平選手がティショットで使った3Wは限りなくドライバーに近い性能ではないかと思います。

 

 

 

ちなみに、3Wの長さは43インチ前後。

 

 

 

この長さというのはティショットで打つのにはちょうどいい長さではないかと思ってます。マーク金井は43.25インチの短尺スチールシャフトを装着したドライバーを使ってますが、長さ的には3Wとほぼ同じ。この長さにしてからは、ティショットの安定感が増しただけでなく、他のクラブとのつながりも良くなりました。

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

 ティショットで1ヤードでも遠くに飛ばすのもゴルフならば、確実にフェアウェイをキープするのもゴルフです。

 

 

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